大相撲の「大関鶴竜」が28日に誕生する。モンゴル出身で本名はマンガラジャラブ・アナンダ。初土俵から所要62場所、新入幕から同32場所はともに外国人では最も遅い昇進となる。派手さはないが技巧派の取り口は玄人から好まれ、性格も実直な26歳。相撲に対する一途な姿勢が史上初の6大関時代を生んだ。 (大相撲取材班)
大相撲の「大関鶴竜」が28日に誕生する。モンゴル出身で本名はマンガラジャラブ・アナンダ。初土俵から所要62場所、新入幕から同32場所はともに外国人では最も遅い昇進となる。派手さはないが技巧派の取り口は玄人から好まれ、性格も実直な26歳。相撲に対する一途な姿勢が史上初の6大関時代を生んだ。 (大相撲取材班)
8日から大相撲初場所が始まる両国国技館で7日、場内の四方の壁に飾られている優勝額の掛け替えが行われた。 日本人力士では直近の優勝だった2006年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方)の額が取り外され、史上初めて32枚の額すべてを外国出身力士が占めることになった。 日本相撲協会によると、優勝額が飾られるようになったのは1909年だが、国技の殿堂から日本人力士の優勝額が消えたのは初めて。玉ノ井親方は「寂しい気持ちはあるけれど、(外国出身力士と日本人力士の)力の差は、縮まっている。チャンスを逃さないでほしい」と話している。 東西南北に各8枚ずつある優勝額は、年3回の東京場所の開催前に掛け替え作業を行う。栃東の優勝額は、本来なら昨年秋場所前に取り外される予定だったが、八百長問題の影響で昨年春場所が中止になり、夏場所も技量審査場所となったため、この2場所の優勝額は制作されなかった。 7日に栃東を含む2枚の
大相撲初場所は8日に東京・両国国技館で始まる。昨年九州場所後に大関稀勢の里が誕生。琴奨菊と合わせ、一昨年夏場所以来の日本人大関2人で迎える。昨年は八百長問題に揺れた角界。人気回復のためにも6年ぶりの日本人力士の優勝が待望される。関連記事明治神宮で白鵬が奉納土俵入り「しっか…白鵬杯で見た「八百長後の大相撲」記事本文の続き 稀勢の里は横綱白鵬らと土俵祭りに参加して15日間の安全を祈願し「これからだなという気持ちです」と力を込めた。 優勝額の掛け替えで平成18年初場所の栃東(現玉ノ井親方)らの額が外され、飾られている32枚から日本人力士のものが消えたことに玉ノ井親方は「寂しさがある」と心境を吐露し「(自分の額が)今場所下りたばかりなので、(日本人力士には)是が非でもいい結果を残してほしい」と語った。
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