7日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事「日韓選挙の違い」を掲載した。日本の総選挙と韓国の大統領選、2つの選挙から両国の違いが見えてくる。資料図。 2012年12月7日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事「日韓選挙の違い」を掲載した。 【その他の写真】 16日に衆院選を控えた日本、19日に大統領選を迎える韓国。日韓両国で選挙戦が盛り上がりを見せている。日韓の選挙を比較すると興味深い事実が浮き彫りになる。最終的な勝者とはならないにせよ、第三極がキャスチングボードを握っているというのは日韓が共通するところ。だが韓国ではより進歩的で未来志向のイメージを持つ安哲秀氏がその役割を担っているのに対し、日本では伝統的な政治サークルへの失望から右翼への人気が集まっている。 日本では今、懐旧ムードが高まっている。日本維新の会にいたっては懐旧の念を19世紀にまでさかのぼらせているのだ。そうしたム