麻生太郎副総理兼財務相は23日、東京都内で開かれた自民党麻生派の河野太郎外相のパーティーで、「(河野氏が)政治家として今後伸びるのに何が欠けているかと言えば、間違いなく一般的な常識だ」と語った。財務省の一連の不祥事などで失言も多い麻生氏だけに、党内から「麻生氏には言われたくない」と失笑も漏れた。 麻生氏は河野氏について「キャラは立ち、…
8月も国際ニュースがにぎやかだ。ウクライナをめぐる緊張は続き、イラクでの軍事情勢は激化し、南シナ海で中国の発する不協和音も基本的に鳴りやまない。これらはすべて、イラクで空爆したとはいえ、米国の覇権力が衰え、それまで押さえ込まれていた民族・宗教・領土にかかる土着紛争が一気に噴出しているもので、対立構図はいずれも、既存の“国際秩序維持”に対する“歴史認識強調”の争いの形を取っている。 ウクライナ問題では、クリミアは歴史的に自国領土だったとロシアが主張。イスラム教スンニ派過激組織は、シリアとイラクの国境をまたぐ、同一宗教に基づく民族国家の独立を訴える。要は、尖閣や竹島にも関連し、中国や韓国から日本が散々浴びせられた「歴史認識を改めよ」との声を、欧米諸国も、場所や主張者こそ違え、身に浴びせられ始めたというわけだ。
石原都知事 小沢氏を猛批判「我欲、保身にしか感じない」 東京都の石原慎太郎知事(79)は22日、都庁での定例会見で、小沢氏を批判した。 会見冒頭、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案の衆院採決をめぐり、小沢氏が新党結成の可能性に言及したことについて質問され「はたから眺めていると、私利私欲だ。我欲、保身にしか感じない。勝手にやれって感じだ」とぶった切った。 小沢氏が「増税の前にやるべきことがある」と主張していることについても「具体的に何も(対案が)出てこないじゃないか。国民生活が第一みたいなことを言うのなら、何をやるのか言ってもらいたい」と注文をつけた。 石原知事は自身を党首に想定した新党構想で小沢氏と連携する可能性について「小沢と手を組むなんて死んでも嫌だ」とし、強く否定している。
マニフェストを掲げて政権交代を果たした途端に国民の負託を完全に無視し、国難に際して当事者能力を欠いて国家を混迷の淵に陥れる。こうした民主党政権の体たらくは、自民党時代よりひどいといわざるを得ない。第90代、第92代の内閣総理大臣をつとめた安倍晋三、麻生太郎の両氏は、「今の民主党は政権党の体をなしていない」と怒り心頭だ。政治ジャーナリストの藤本順一氏が司会を務めた対談は熱を帯びた。 ――政権交代から2年半、東日本大震災から1年。これまでの民主党政権をどう見ているか。 安倍:震災復興が非常に遅れていることは由々しきことです。被災地では瓦礫の処理と除染が進まずに、福島の方々も将来に対して絶望的な気持ちになっている。自民党はなぜ民主党に協力しないのかと批判もありますが、自民党は行政府が実施すべき政策を577項目提案し、45本法案化しました。 麻生:役人を使えないから、何もできないんですよ、民主党は
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