全国の小中高校で一斉休校が続く中、卒業式の時期を迎えた各自治体は対応に追われている。実施を決めた多くは、感染を防ぐために式次第を簡素化し、卒業生と教職員以外の出席を認めない方針を各校に通知していたが、保護者からの要望が相次ぎ、通知を撤回する自治体も出てきた。一方、動画の生配信を通じて卒業生の姿を届けるなど、混乱のさなかで知恵を絞る学校の取り組みもみられた。 全国に先駆け一斉休校を決定した北海道教委は3月4日、卒業生と教職員のみ出席を認める形で卒業式を実施するよう通知を出した。開催に当たり▽生徒の椅子の間隔を空けスペースを確保▽式辞や送辞は文書で配布、卒業証書は代表の児童生徒に授与して式次第の時間を短縮――などの留意点を示し、万全の態勢をとった上で実施するよう求めた。 愛知県豊明市教委も同様に式を簡素化。出席者は必要最小限とし、小中学校共に保護者の出席は認めない方針を決めた。その後、中学校の
「子どもが中2になってから1度も学校に行かない。毎日ゲームをして昼夜逆転の生活を送っている。成績が落ちたことで(母親である)私とぶつかり、逃避みたいにしてゲームにハマってしまった。本人は『もう卒業も無理』と思い込んでいる」 私が講演で回った中学校で相談された事例の最多は、「ゲーム依存」と言っていい。ゲーム依存で不登校になっている生徒は各学校に最低1人以上おり、不登校にまでならずとも予備軍の生徒も複数名いた。中には、はるばる他県までネット依存外来に通い始めたという生徒もいた。学業不振や友人との不和などから逃避的にゲーム依存、不登校となった生徒のほか、ゲームにハマりすぎることで結果的に不登校になった生徒もいる。 「テストの前なのに遅くまでゲームをやっていたらしい」「学校でいつも眠そうにしている」という話は何度も耳にした。ゲーム関連のトラブルの多くは男子生徒だ。以前取材した教員は「休日は1日10
運動会シーズンまっただ中。骨折などの事故が全国の学校で相次いだ組み体操を、ダンスなど別の演目に変える学校が増えてきた。一方で、力を合わせて大技を完成させる姿は根強い人気があり、高さを制限するなど安全に配慮しながら続けるところもある。学校現場の模索は続いている。 約120人の生徒たちが運動場の中央で幾重にも円形を作り、一斉に手を広げた。花が咲き誇るような姿に、観覧席の保護者らから盛んな拍手が送られた。 大阪市西区の市立西中学校で9月30日、体育大会の最後に3年生が披露した団体演技だ。創作ダンスと簡単な「組み体操」を融合したもので、同校の教員が考案した。 ストーリー仕立てが特徴で、進路や人間関係など思春期の悩みを一人で抱える生徒たちが支え合い、苦難を乗り越えていく様子を約5分間で表現。体育委員の南勇輝君(15)は「高さのある動きはないけど、みんなの動きがそろった時は気持ち良かった。団結している
yasuko matsuoka @yasuko_matsuoka 今年、組体操を止めてソーラン節にかえた学校の運動会を取材した。 子供たちはソーラン節を踊り終えたことに、大きな満足感と達成感を感じていることを語ってくれた。 一方保護者の多くは、物足りなさを感じて、組体操が見たかったと、未練がいっぱいだった。 運動会は子供たちのためにあるべきだ 2015-10-05 22:13:57 まとめ 小6「組体操やめたい」 学校の対応は…?【10/13更新】 小学6年生の子が、組体操の危険性について調べ、 「組体操やめたい」「クラス全員、ケガなく中学校に進学したい」 と学校に伝えました。 ところが・・・ 【更新アラート】 10/13 内田良(change.org) 「安全な組体操」の実現に向けて 9/28 クーコ氏(当日の様子) 9/20 本間大輔(捨案)H28年度 学校-保護者の協力で組体操を安全
「グローバリズムと英語教育」というタイトルの文章をある媒体に書いた。英語教育専門の媒体なので、たぶんふつうの方は読む機会がないだろうと思うのでここに採録する。 少し前にある雑誌から「子供を中等教育から海外留学させることがブームになっている」という特集を組むので意見を聴きたいと言ってきた。そういう人がいるとは聞き知っていたが、特集を組むほどの拡がりとは知らなかった。 聞けば、富裕層は欧米の寄宿学校へ子供を送り、それほど富裕でもない層ではアジア諸国に移住して子弟をインターナショナル・スクールに通わせ、父は単身日本に残って働いて送金するというかたちが選好されているそうである。 半信半疑だったが、その後バリ島に行ったとき、現地の日本人の方からバリ島のインターナショナルスクールに日本人の母子を誘導する計画があるという話を聴いて得心した。なるほど、そういう時代になったのだ。 これが意味するのは、親たち
試験中は立ち歩かないで-。英語のレベルを計る実用英語技能検定(英検)で、バイリンガル教育を受けたとみられる幼児の受験が盛んになっている。実施主体の公益財団法人「日本英語検定協会」によると、昨年度の5歳以下(未就学児)の受験申し込み(志願)者は10年前の5倍に当たる約2500人。しかし一部には試験中に立ち歩く幼児もおり、試験の妨げにもなっている。同協会は、年少者受験の注意点を受験申込書やホームページに掲載するなど対応に苦慮している。 「今や試験会場に保護者の控室は必須。当然、小さい子も1人で試験を受けるのですが、時間の長い試験なので途中で飽きてしまって、立ち歩いたり、騒ぎ出したり…。問題ができなくて泣き出す子もいます。ここ数年、中高生や大学生に混じってすごく小さい子の受験が増えている印象」と話すのは、同協会広報調査課長の皆川英明さん。 英検の年間受験者は約236万人。少子化や他の検定試験など
まとめ 【第1部】「日韓断交」ほぼ関係なし! ひたすら罵倒とヘイトスピーチだけの鶴橋デモ(2・24) 「殺せ」「二足歩行で歩くな」「酸素吸うな」「ブス」「ブッサイク」等のコールがひたすら繰り返されるだけのデモ行進です。閲覧注意。 *第2部(デモ後の街宣) 【第2部】中学生の「鶴橋大虐殺」宣言に喝采を送る自称愛国日本人の絶望ヘイト街宣(2・24) http://togetter.com/li/461654 *日韓国交断絶国民大行進 in 鶴橋の告知 http://dankou.exblog.jp/17308865/ 動画(You Tube、全9本) (1/9)日韓国交断絶国民大行進 in 鶴橋 http://www.youtube.com/watch?v=Hnt9zJEwmGw *これまでの経緯 在特会とその仲間達による在日韓国・朝鮮人へのヘイト&ハラスメント「行動」集 http://tog
就活中は移動が多いので、カフェのコーヒーチケットなどをそっと差し出すと、喜ぶ子どもは多いようだ(撮影/篠塚ようこ) 近年、就活に関して親からアドバイスを受ける学生が増えているという。経験に基づく助言が得られ、親子の対話も増えるなどメリットがある一方、エスカレートしてしまう親もいるようだ。 「最近は、過干渉の話をよく聞きます。親が子どもの代わりにプレエントリーを勝手に済ませたり、子どもに確認せずに会社説明会を予約することもあるようです。なかには、合同説明会に同行する親もいるとか」 そう話すのは、就職事情に詳しいHRプロの寺澤康介社長。こうした親は、子どもにどれほど負荷をかけているか自覚がない場合が多いという。 行き過ぎた親の中には、企業がパソコンを使ってネット上で行う採用試験(Webテスト)を、子どもと一緒に解答しているケースまであるという。 ある教育関連企業の人事担当者は、こう話す。 「ど
「文系の保護者の方はこちらですよー」 「理系はこちらです!」 「今、順番にご案内いたしますので、列にお並びになってお待ちください!」 今年10月のある晴れた土曜日、私は娘の通う大学に足を運んだ。娘はある私立大学の3年生。そう、現役の就活生である。その日は大学で就活生の保護者のための就職懇談会が開催されたのだ。行ってみて驚いた。 会場までは保護者で長蛇の列ができており、1000人以上を収容するホールは、2階席までぎっしり埋まっていた。その模様をライブ中継し、別会場で見ている保護者もいるとのこと。主催者側が冒頭の挨拶で、その説明会には2000人もの保護者が参加していると説明した。就職指導が熱心なことで有名なその大学でも、過去最高の人数だという。 今、大学生の就活が本格的にスタートするのは、学部生であれば、3年(大学院の場合は1年)の12月である。2014年の春に卒業予定の今の3年生の就活も、あ
東京都の石原慎太郎知事は14日、同日告示された自民党総裁選の候補者5人に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配強化に向けた考え方を問う、公開質問状を出した。 質問状はA4版2枚。尖閣の実効支配が「シナの覇権主義」で脅かされているとして「国家の大眼目は国民の生命・財産を守ることであり、領土の保全はその最たるもの」と指摘。国有化しても「保全策を講じないのであれば到底この責を果たしているとはいえない」と民主党政権を批判しつつ、各候補に、保全に対する基本的認識と、実効支配強化のための具体的手立てや手順について、18日を期限に回答を求めている。 10万件を超えた総額約15億円の都への寄付金に触れ「都民・国民の志に応える政権であればいつでも託すつもり」とも記している。 石原知事は回答も公開するとし、同日の定例会見で「回答を通じ、首相を目指す各候補者が見識、気概を示してくれることを期待している」と語っ
子供同士のけんかが原因で、相手の母親(32)に生卵を投げ付けたとして、兵庫県警姫路署は22日、暴行容疑で、姫路市西庄の主婦(49)を現行犯逮捕した。 姫路署によると、2人は顔見知り。数日前に子供同士がけんかをし、相手の母親が主婦に謝ったが、「謝り方が気に入らなかった」などと動機を供述。容疑を認めているという。 逮捕容疑は22日午前7時40分ごろ、自宅付近で自転車のかごに入れていたパックから生卵計8個を取り出し女性に投げ付けたとしている。 数個が女性の腰や背中に当たったが、けがはなかった。子供の登校時間に路上で顔を合わせたところだったという。
新1年生が真新しいスーツに身を包み親と一緒に記念撮影。小学校ではなく、大学の入学式の光景だ。入学式に参加する親の数が増え、大学は入場制限を行うなどの対策を行っている。だが、最近は入社式に親を招待する企業も出始めている。大学の入学式では「過保護」との議論もされたが、入社式に親を招待する企業側の狙いはどこにあるのか。 明治大学では、全学部合同で入学式を行っていたが、平成19年の入学式では保護者が多数来場し、会場に入りきれず急きょ入場制限を実施した。このため、翌20年の入学式からは学部を分けて午前と午後の2部制を導入。さらに学生1人につき2人まで出席できる保護者入場券を送り、入場を制限した。 東京大学でも同様に1学生につき2人までの入場券を入学式の案内に同封して入場制限を行うなど、入場制限はマンモス校の主流となりつつある。 慶應義塾大学では入場制限はしていないが、22年までは1部制で、保護者は全
来春卒業予定の大学生の就職活動が本格化している2月、当事者である学生だけでなく、保護者を対象にした就職支援セミナーの開催が埼玉県内で相次いでいる。背景には、親の大企業志向が子供の就職の妨げになっているという実態がある。超就職氷河期時代を勝ち抜くには、親の方も従来の価値観を一変させる必要があるようだ。 厚生労働省と文部科学省の調査によると、今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年10月1日現在)は59・9%と過去2番目の低さとなった。過去最低となった前年同期に比べれば回復の兆しは見えるものの、東日本大震災の影響などを受け、依然として厳しい状況が続いている。 県では、県内の大学や中小企業と連携して昨年11月から保護者向けの就職支援セミナーを始めた。今月18日には、2回目となるセミナーをさいたま新都心(さいたま市中央区)のホテルで開催。200人の定員がすぐに満員となるほどの反響を集めている。 県就
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