橋下徹大阪市長(前大阪府知事)ひきいる地域政党・「大阪維新の会」が、「大阪府教育基本条例案」を実現させようと躍起になっています。 「大阪の教育を良くするため」というこの条例、果たして本当に役立つのかどうか、論議が起こっています。 (※大阪府知事となった松井一郎氏も、「維新の会」のメンバーです。彼は記者会見で、年度内に教育基本条例案を成立させたいと明言しています) 教育基本条例案で目立っているのは、政治と教育が一体化しているという点です。 学校の教育目標、人事などを執拗に管理し、締め付けを強化するといった内容が、事細かに書き連ねられています。 具体的に見ると、第6条2項で「知事は教育委員会との協議を経て、学校が実現すべき目標を設定する」と定められており、続く条項で、教育委員会も校長も教員も、目標実現に向けて学校運営を行うよう求めています。 また府教育委員会の委員が、(知事が一方的に定めた)「