宗教法人「法の華三法行」元代表で、詐欺罪で懲役12年の実刑判決を受け、昨年3月に出所した福永法源氏(70)の人生を描いた映画「塀の中の神様」(高橋伴明監督、来年4月公開)の製作発表会見が18日、都内の東映撮影所で行われた。 福永氏も本人役で出演しており、この日は2シーンの撮影後、会見に参加した。取材陣の前に姿を見せると、まず、出所後の現状と、公の場に出てくることを含めた心境を問われた。しかし、回答を拒否した。 「せっかくのご質問ですけれども、今日は映画の出演に関することのみを答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします」 それでも「現状が分からない」と質問され、藤原慎二プロデューサーが、福永氏が「法の華三法行」の後継団体の「天華の救済」とは無関係であることを説明した上で、「ご本人は現在、フリーの状態でいらっしゃるので、我々も(映画の)話を持っていった」などと話した。 その後、演じ