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ブックマーク / chroju.hatenablog.jp (20)

  • 千葉と、ボカロ三昧と、ポップアイコンと。 - the world was not enough

    2月最初の3連休は所用で千葉にいた。NHK FMで『今日は一日“ボカロ”三昧』をやっている、というのも出先で知り、夕方まで帰る予定がなかったので、普段だと危ないしあまりやらないのだが、やむを得ずワイヤレスイヤホンを取り出して歩きながら『らじる★らじる』で聴き始めた。中断を挟みながらも12時過ぎから21時過ぎまで、朝から晩までボカロを流し続けると言われたら、何が流れるのか気になって聴かざるを得なかった。 このブログには 音楽・VOCALOID というカテゴリが設定してあって、特に初期の頃はVOCALOIDによく言及していた。徐々にその頻度は少なくなっているけれど、別に聴かなくなったというわけではなくて、いや実際全然聴いていない時期というのもあったけれど、最近はそこそこに聴いている。ゆくえわっと、 Giga 、平田義久、 稲葉曇、 cat nap あたりが特に好きでよく聴いている。今、深夜12

    千葉と、ボカロ三昧と、ポップアイコンと。 - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2024/02/24
    “そういう縦に横にと広く共通項を作って、本来なら繋がらなかったかもしれないところを繋げられる軸というのは、なんかとんでもない強さを持っているなと思う。やっぱりアイコン、象徴なんだろうな、と”
  • Dr.STONE STONE WARS - the world was not enough

    TVアニメ「Dr.STONE」第2期 "STONE WARS" PV 【2021年1月14日(木)TV放送&配信開始!】 まだアニメは終わってはいないが、先週までの放送を見て、これはもうかなり「ちゃんと戦争をしている」マンガだなと。 少年マンガで「戦争」という文字列が出てきたら、創造するのはシンプルな2つの勢力間によるドンパチだろう。同じ掲載誌だと『ONE PIECE』における「頂上戦争」やアラバスタの内戦はそういう類いだった。 Dr.STONE においても、肉体的な圧倒的アドバンテージを持つ「司帝国」に対抗するため、「科学王国」を千空が作り上げたのならば、その行く先は科学と武力のぶつかり合いだと想像する。 ところがこの STONE WARS において千空側が希求することになったのは「無血開城」だった。誰ひとり死人を出さず、さらに武力制圧するのではなく、両陣営にとって切り札となり得る、石

    Dr.STONE STONE WARS - the world was not enough
  • 2018年9月 - アニ雑団終了 / 犬はどこだ / ぱらのま 他 - the world was not enough

    松井恵理子・松嵜麗の声優アニ雑団 ありがとうごさいましたーーー!!!!#アニ雑団 #AbemaTV pic.twitter.com/6seuzutPIO— 松井 恵理子 (@ErikoMatsui) 2018年9月18日 終わってしまった。アニメはそれなりに見るけれど、声優事情には滅法弱い自分がここ数年一応挙げられる「推し声優」が松井恵理子で、彼女がネットで番組を持っていると聴いて AbemaTV のアプリをインストールしたのは、さていつの頃だったろう。仕事の都合もあって、毎回見られるというわけではなかったけれど、毎週夜にアニ雑団をやっているというのは当たり前の感覚になるぐらいにはよく見ていた。終わると思っていなくて、いやこういうのはいつか終わるに決まってるけど、終わるとは思っていなかった。 タイトル通りアニメ、や漫画ゲームに関して、声優をゲストに呼んでほぼ雑談している番組で、なにか特別

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  • 『宇宙よりも遠い場所』 - まっすぐに進むための物語 - the world was not enough

    なんだか粒揃いだった2018年1月期のアニメのなかで、『宇宙よりも遠い場所』がここまで自分にとって重要な作品になるとは思っていなかったし、世間的にこれほどの評価を受けるというのも予想外だった。そしてそれは嬉しい予想外だった。とても良い作品に出会えた。 もともと南極と女子高生、というあまり見ない設定から、視聴するつもりではいたのだけど、決定的に見ることを決めさせたのはSTAGE 1でのしらせのこの笑顔だった。自分自身の中にある確固とした目的のために、周りからの眼など気にせず孤軍奮闘する奇抜な少女。そういう役回りのキャラは、何かしら人を突き放したり、寄せ付けなかったりする側面があるというのが定番ではあるが、しらせは違った。彼女はキマリを完全に拒むのではなくて、自分の「変わった」目的についてこようとする「変わった」女の子にであれば、こんな笑みを浮かべてしまうのだ。母の死という重い理由とは裏腹な、

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  • アニメ『少女終末旅行』 - 絶望と仲良くなった先のセカイと日常 - the world was not enough

    今年は1クールあたり1つか2つ完走しているという程度にしかアニメ見れていなくて、今期はそれが『少女終末旅行』だったのだけど、これ当に見ておいてよかったと思える素晴らしい最終回だった。こんな名作になると思わなかった。 原作は1巻だけ読んでいるというなんとも中途半端な状態だったんだけど、あのマンガどうやって30分アニメにするんだろうなってのは放送前からすごく気になってて。原作の雰囲気、一言で言えば「静謐」という感じで、チトとユーリが結構しゃべるのはしゃべるのだけど、当然ながら他に生物がいないので、情景描写がとても静かで淡々としている。作者が『BLAME!』に影響を受けていることを明言しているので、それに近いと言えば近いかもしれない。それがアニメになって、上手く「絵」になるのかなというのが気になっていた。 (未読の人はウェブで一部読めるので是非。最新の話数は、たぶんアニメの続きにあたる気がする

    アニメ『少女終末旅行』 - 絶望と仲良くなった先のセカイと日常 - the world was not enough
  • 砂の惑星を歩き続けて随分経った - the world was not enough

    まとまらない感想というか、思いのようなものを走り書きます。まとまってなくてもいいから、取りあえず今このときに書くしかねーなこれはという感じがしたので。 VOCALOIDの楽曲を意識的には聴かなくなってだいぶ経ちます。学生の頃は毎日のようにはてブ経由で曲を漁ったり、ランキング動画を見たり、足繁くボーマスに通ったりもしていたのですが、徐々に音楽の好みが分散していき、また趣味も分散していき、ボカロ単体に対してかける時間が少なくなり、「ボカロだけを漁る」ということはもう長らくしていません。 ただ、自分の音楽的嗜好にはずっとボカロは入ったままです。偶然耳に入った曲を探して聴き続けたりもしますし、今棚にある一番新しいボカロCDはナユタン星人だったり。ボカロだからと特別視して漁るのではなくて、他の音楽とフラットな選択肢の1つになってしまったというべきか。インストだとちょっと寂しいけど、人間の声が入ってし

    砂の惑星を歩き続けて随分経った - the world was not enough
  • 『リトルウィッチアカデミア』憧れとの決別 - the world was not enough

    『リトルウィッチアカデミア』を最終回まで見ました。 TVアニメ『リトルウィッチアカデミア』第25話「言の葉の樹」予告 率直に言うと最も印象的だったのは、最終回というよりその1つ前の第24話『アルクトゥルスの森』でした。2013年のアニメミライ版から、ずっとシャリオに憧れているとうるさいぐらいに言い続けてきたアッコが、自分の口で「先生、私わかってるの。私はシャリオにはなれないって」という台詞を吐いたのが、一瞬頭が真っ白になるぐらいに衝撃的だったのです。もちろん、ストーリー上その台詞はネガティブなものではないんですがね。でも、その内心がどうであれ、何の躊躇も打算もなく夢と憧れを振りまいてきた彼女が、自分はシャリオではないという現実をまっすぐに語り、その上で改めて、魔法が自分にとって好きなものであり、自分なりに魔女になりたいという希望を持つというのは、アニメミライ版でも映画版でも届かなかった、こ

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  • 2015年冬アニメまとめ 〜 自分にはやっぱり物語が必要なんだなって - the world was not enough

    真剣に見た末に肩透かしをらってしまったアニメが若干あり、来期は何も考えなくて良いようなアニメをいろいろ見たい所存(白目) SHIROBAKO もう今季はこれがすべてってことでいいんでは。突出した面白さがあったわけではないのだけど、アニメ業界のあらゆる側面を描きながら、きちんとドラマも毎回盛り込み、パロディネタも忍ばせるという安定したハイクオリティっぷりが良かったですね。 アニメを作る、という知っていたようで知らない仕事の実情を描き出しているという面もあるけれど、一方でいつの間にかシリーズ化していた「働く女の子」を平然と描いている面もあり。任せた仕事が期日に一定の質で上がってこないだとか、モチベーションの低い職場の同僚、キーパーソンの転職、きちんとレビュー対応してくれない顧客なんてのは、わりとSEとしては共感できなくもなくて若干胃が痛かったりもして。。。これだけ多くのキャラクターを動かしな

    2015年冬アニメまとめ 〜 自分にはやっぱり物語が必要なんだなって - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2015/04/05
    あの手紙、生きている間は嘘をつき通して、自分が死んだ後で公生と椿の関係に影響を及ぼすことがなくなるまでは読まれないようにと親に託してたってのが泣けるポイントと思う
  • 『たまこラブストーリー』見たけどやっぱし京アニ好きです ※微ネタバレ - the world was not enough

    映画『たまこラブストーリー』予告編 - YouTube 見た。とりあえずアレだ。主役はみどちゃんですよ? 劇場版になって、デラちゃんがいなくなり、「恋愛」というベタながらもちょっぴりシリアスな要素が絡むことで、なんだか雰囲気が変わったなーという第一印象でした。でも昔自分が書いたたまこま感想読み返してみると、それほど大きく変わったんじゃなくて、確かに劇場版はTV版の延長線上にあったんだなということがよくわかる。 日常の肯定。世界の肯定。それが「たまこ」の作品の根底にあるもので。テレビではデラという「ファンタジーの世界からやってきた鳥」を通じて書かれていた日常が、映画では進路や恋愛といった、これまでたまこが馴染みのなかった「明日の世界」を通じて描かれる。ただそれだけのこと、視点が変わっただけのことで、何も変わってないんだよな、としみじみ思う。そして最後は日常に戻ってくる。豆大の「帰ってこいよ」

    『たまこラブストーリー』見たけどやっぱし京アニ好きです ※微ネタバレ - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/05/11
    "劇場版はTV版の延長線上にあったんだなということがよくわかる" 然り。
  • 音楽のジャンルがいまだによくわからん - the world was not enough

    わからん。 原因はジャンルを起因として音楽を聞いていないからだと思う。ロックとかクラシックとか大きな括りではさすがに区別を付けているが、オルタナとかグランジとかトランスとかそういうのがさっぱりわかってない。 でもボカロ界隈では楽曲の検索性を向上させるためか、楽曲動画にはジャンルのタグを付けるのが半ば慣例化している上、ボカロを使用したことがわかるような複合名詞がさまざま作られていたりする。例えばミクノポップ、ミクトロニカ、ミクノなどなど。このあたりのタグに注視してボカロ漁りすればなんとなくジャンル名にも精通するようになってくるのかもしれないが、それもまた煩わしいといえば煩わしい。それにこれらのタグはあくまで曲を聴いた側が判断して付けているものが多い印象があり、必ずしも正しいとは限らないのではないか。というか、音楽ジャンルの垣根ってかなり微妙なところがある、気がする。 自分は芸術作品に相対する

    音楽のジャンルがいまだによくわからん - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/04/01
    あるジャンルを知りたければ該当ジャンルのCDを10枚聴くべし、とも聞く。あとはガイドブックとか読んだりして概観をつかむとか。
  • BUMPに青春を捧げ、初音ミクに夢を見た世代として - the world was not enough

    5年ぶりぐらいにBUMPの曲を買ってしまった。 これまでにも初音階段の例があったり、虚弱。が『affection』で使っていたりと、メジャーなバンドが初音ミクを起用することはあるにはあったんだけど、今度はまた随分なビッグネームが来ましたねという気分。昨深夜にナタリーでニュースを見て、ブコメに書いた通りの「ほあ?」という素っ頓狂な声をあげてしまい、そのままiTunesでポチってました。これジャケットイメージにミクとBUMPが並んだ写真使われてるんだけど、これこのままCDで出ないッスかねぇ? この絵もっとよく見たい。 各種報道では「異色コラボ」なんて言われている。確かに予想しなかった組み合わせではあるが、異色というよりは、どこか馴染みのあるコラボのようにも見える。というか、BUMPとミクはなんか似ている。 個人的な話だが、どちらも第一印象は最悪だった。 BUMPは好きだ。俺の辞書で「思春期」と

    BUMPに青春を捧げ、初音ミクに夢を見た世代として - the world was not enough
  • キャラクターと「中の人」は不可分なのか - the world was not enough

    亡くなった永井さんの代役となる、新たな波平役が茶風林さんに決まったとか。茶風林さんって永井さんみたいな「おじいちゃん」声ではないけれど、考えてみれば波平って(あの頭で)定年前のサラリーマンなんだし、ここらでキャストの若返りってのはいいんじゃないかなーと思う。声優の交代劇って毎度物議を醸すものではあるが、TL見た限りではそんなに反感もなさそうで。まあ、茶風林さんにかかるプレッシャーって相当なものだと思うけど。 アニメキャラクターというのは絵と声により形作られるので、声優の交代に対する違和感はかなり強い。それでも中の人が物故されたり、いろいろな理由で「声優の交代」は起こりうる。そのたびに思うのだけど、旧「中の人」に似た演技をする人と、イチから自分が思い描くキャラクター像を新たに演じる人と、2パターンの交代があるような気がしている。 前者で真っ先に浮かぶのがルパン三世。自分はこの交代劇の頃にはま

    キャラクターと「中の人」は不可分なのか - the world was not enough
  • 女の子を「集めたい」という欲望 - the world was not enough

    モバマスはね、わりと冷めた目で見てたんですよ。バッカじゃねーのって言ったら言い過ぎだけど、要は絵じゃないですか、アレ。で、ゲームの中で頑張らなきゃ見つからないんならまだしも、2chまとめサイトとかTumblrとかでじゃんじゃん流れてるわけじゃない。だから頑張って課金しなくても(著作権的な話を別にすれば)簡単に手に入るわけだし、そんなもんになんで金と時間かけるんだろうなーってのは率直に言って不思議だった。 ただ、可愛い女の子とか好きなキャラ出ねーかなーと思ってランダムで絵を吐き出してくれるマシンを回し続けるってのはわりと理解できて。というのも自分はTumblrをやってるから、まぁモバマスと似たようなことをしていることになる。Tumblrって要するに「無料で無限に回せるガチャ」なわけで。暇な時なら1時間とか回しちゃったりしますものね。もっと良い眼鏡っ子がもう一つ先のポストにいるかもしれない、い

    女の子を「集めたい」という欲望 - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/09/17
    "ちゃんと自力で手に入れて、自分で女の子たちを「集めた」という感覚が快感をもたらしてくれる"これ含め四段落目はまさに。あとマイページとかお仕事とかでランダムにセリフ出てくるから話しかけられてる感が強まる
  • 『夏祭初音鑑』はボカロ文化のその先に(※ネタバレ有り) - the world was not enough

    夏祭初音鑑、特別演出版を観てきた。ミクLIVEはこれまでミクパを2回ライブビューイングで観たことはあったんだけど、生でミクを観たのはこれが実は初めてだったり。生でミクを観るってのもなんか不思議な表現ですね。ライブビューイングだろうとどっちでも映像なのは変わりないはずなのに。でもねぇ、やっぱ違うわぁ……。会場の熱気が、というのもあるけど、生で観るとミクさんがそこにいるー!という感が強くて素晴らしい。うん、ホントにいた。ビビった。アレほどまでに「そこにいる」と思えるとは思わなかった。 さて、感想を思いつくままに。以下ネタバレ全開です。ネタバレ読みたくない人向けに結論だけ書いておくと、楽しいからみんな行こう!!! ルカ姉エロかった!!!(そこからか) 「子どもに見せられない」とか聞いてたけどいやアレは無理だろ。エロいよ。なんだよ。乳揺れてた気がするよビックリしたよ。他のボカロはみんな標準コスチュ

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    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/08/25
    "ミクパや感謝祭と違って、MMDでほとんど作られているから、いわゆるボカロがこれまで歩んできた文化の系譜の末に位置づけられているものとして強く感じられる。要するに「上から」ではなく「下から」「在野から」"
  • TARI TARIと合唱祭と、文化の裾野を広げるということ - the world was not enough

    すげーよかった。 去年放送したアニメ『TARI TARI』の劇中歌を、Twitterを通じて集まった有志の合唱団が「白浜坂高校合唱同好会」として歌うという企画。3月に話には聞いていて、あわよくば参加したいぐらいの気持ちだったんだけど、残念ながら仕事の都合で練習に行けそうもなく。なのでせめて番だけでも聴いてみようと、東京都合唱祭に行ってきました。 はじめに言っておくと、合唱祭ってそんなメジャーなイベントじゃないです。どころかドマイナーだと思います。コンクールのように成績をつけられるイベントではないので、夏の全国コンクールや演奏会の前哨戦程度に位置づけている合唱団も少なくないかと(経験談)。ただ、合唱連盟非加盟団体でも参加できるという緩い参加条件のため、おっそろしい数の合唱団が歌いに来ます。今回の東京都合唱祭だと200団体が歌うんだとか。要は合唱好きが歌いに来て、合唱好きが聴きに来るイベント

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  • ボーマスは行けるが「超」ボーマスには行けないというメンタリティ - the world was not enough

    ボーマスは行ける。文フリも行ける。コミケも行ける。が、超会議は勇気が要る。このどうしようもない断絶について。 ボーマスは何度か行っている。初めて行ったのはボーマス9で、初めて買ったCDはElektlyzeの「Piece of Cipher」だった。今回はその再編集版にあたる「Piece of Cipher +」が出るという話だったし、他にもいくつか欲しいCDもあったのだけど、「超」ボーマスとなるとなんとなく近寄り難いと思ってしまう。というより、超会議に行こうという思いがあんまりない。 はてブ上ではありゃオタクではなく、もはや(おそらくは広義の)ヤンキーの集まりなのだとかってコメを目にした。タイミングの悪い例の歌い手の事件もあってか、Twitter上では下品な別名で囃されたりもしていて、まぁいろいろと言われているのだが、僕自身はそこまで毛嫌いしているというわけでもない(そもそも、他のクラスタ

    ボーマスは行けるが「超」ボーマスには行けないというメンタリティ - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/04/30
    オタクカルチャーで充実してしまったとしてそれはリア充なのか問題
  • もうそこに、VOCALOIDの影はなく - the world was not enough

    たまたまランキング1位の動画を見てみたらすさまじかった。いや、いい意味で。 ボカロ曲って大別すると「VOCALOIDとしてのキャラソン(ex:ハジメテノオト)」と「全然ボカロ関係ない曲を歌わせてるもの(ex:メルト)」になると思うんだけど、仮に後者の曲でもPVにはミクやGUMIがいたのよね。大体の場合。そこではミクは単なる人間の女の子だったり、会社帰りのサラリーマンだったり、架空世界で戦う主人公だったり、まぁいろいろな役割を負わされてはいても、とりあえずミクはミクだったわけで。そうとも言い切れないのかな。いやでも少なくとも今まではそういう動画が多かったと思う。 でももうこの動画の中にVOCALOIDはいないわけで。いないんですよ、どこにも。PVとして繰り広げられている学園物語はVOCALOIDが関係ないものだし、ボカロが扮したキャラも登場しない。この曲はGUMIを使ってるわけだけど、解釈の

    もうそこに、VOCALOIDの影はなく - the world was not enough
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2012/12/03
    “ボカロ使ってるとそれ〔声の主の人格が透けること〕がないんですよね。無人格性とでも言うのかな。コンテンツが誰のものでもなくなり、誰もが自由に入り込む余地があるような、そういう感覚”
  • 新曲を漁らなくなったことと、Nsenに入り浸るようになったこと - the world was not enough

    漁らなくなったと今更書いてるが、もう1年ぐらいは熱心な新曲漁りはやらなくなった気がする。もう好きなPが固定化されてしまったというべきなのか、基的には一部PのマイリストをRSSでチェックして、新曲はTLに流れてきたのを適度に拾うような、そういう視聴スタイルが最近の常だった。 別にこういうスタイルを選んだことに理由はないというか、普通の音楽の聴き方と同じ聴き方になったのだと思う。商業音楽の場合も同じように、好きな人は定期的におっかけてる一方、たまにどこかで仕入れた情報を元に、未知の音楽に手を出している。で、チャートとかはあまり見ていないので、最近の流行とかにはとことん弱い。ボカロについてももう、「千桜」を一回も聞いたことがないとかそういうレベルに至っている。 多分もうこのスタイルが崩れることはないだろうなーとなんとなく思ってたんだけど、最近ちょっと変化が起きた。というのも、Nsenを聴き始

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  • 初音ミクという呪縛 - the world was not enough

    商業音楽がボカロ音楽に勝てない理由 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記 はてなダイアリー 初音ミクと見せかけの魔法 初音ミク(VOCALOID、あるいはVOCALOID2)の登場が音楽・作曲を解放したみたいな言説をいくつか読みましたけど、個人的にはそれと同時に付きまとう「初音ミクの呪縛」についても決して無視することはできないなと思っていて。そんなことを書きます。 初音ミクがこれだけ流行ったのは、純粋にVOCALOIDという技術に対する評価が高まったから。というわけではなく、初音ミクというキャラクターを巡るムーブメントが巻き起こったからだみたいなことは散々言われてきた。それはMEIKOやKAITOの知名度が低かったのに、ミク登場で突如としてボカロブームが起こったことからも、まぁ自明と言っていいのかなと思う*1。そしてミクのムーブメントは未だに終わっていない。というか、ミクを超え

    初音ミクという呪縛 - the world was not enough
  • the world was not enough

    少年ジャンプ+で『ヒカルの碁』が冒頭100話無料になっていた。急になんで?という理由がわからないが、ありがたくつまみいのように何話か読ませてもらう。ヒカ碁。100話と言うと、プロ試験が終わってヒカルと塔矢行洋の新初段シリーズが始まらんとするところまで。改めて見直してみると、100話でそんなところまでいくのか、とびっくりする。100話と言えば連載開始2年ぐらい。かなりテンポが良くないか。佐為編の終わりまででも148話。ここからあと48話で物語が畳まれる、とは、連載をリアルタイムに追っているときだったら、なかなか思い至らない気がする。 実際に読んでみてもテンポが良く、展開に無駄がない。1話として蛇足となる話がないように思える。徹底的に偶然や理不尽を廃した話だと感じる。個々人が積み上げたスキルと、それぞれの性格やキャラクター性とが噛み合っていく、ただそれだけでドラマが生まれているような。それが

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