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ブックマーク / globe.asahi.com (6)

  • 真鍋淑郎氏を「日本人」と称賛することの違和感 見過ごしてはならない国籍はく奪問題:朝日新聞GLOBE+

    気になるのは、産経新聞が「日人のノーベル賞受賞者は28人目」と書いているように、複数のメディアが真鍋氏について「日人」と書いていることです。先日は岸田総理も「人類に大きな貢献をされたということで、日人として大変誇らしく思っている」と祝福の言葉を述べました。 しかし真鍋淑郎氏は米国籍のアメリカ人です。日の法律では成人した日人が外国の国籍を取得すると、人の意思確認がされないまま日国籍がはく奪されてしまいます。真鍋氏のようなケースでは「米国籍を持ちながら日国籍も持ち続ける」ということは不可能なのです。 真鍋氏に限らず、海外に渡った日人の研究者やビジネスパーソンが仕事上の理由から外国の国籍を取得したことで日の国籍を失ってしまったケースは多くあります。 数十年前からスイスに住む野川等氏は現地で会社を経営していました。同氏の会社が入札に参加する際に「スイスでは社長にスイス国籍がない

    真鍋淑郎氏を「日本人」と称賛することの違和感 見過ごしてはならない国籍はく奪問題:朝日新聞GLOBE+
  • 「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか:朝日新聞GLOBE+

    ■迷惑かけない子、が夢ですか 23歳で日に来てすぐのころ。子どもが生まれたばかりの人が、「どんな子に育ってほしいですか」と聞かれて、「好きなことを自由にやったらいいけど、ひとさまに迷惑だけはかけないような子になってほしい」と答えているのを聞いて、びっくりしたんです。「迷惑をかけない子」って一体どんな子だろう……。バンドとか大きな音を立てるようなことをしない子? それとも地球を汚さないように地球環境に気を配る子? うーん。そもそも、それって親が抱く子どもへの夢なのかな? と、まじめに考え込んでしまいました。 ほかに不思議だなあと思ったのは、ワイドショーなどで見る有名人の謝罪会見でした。女性への暴力など大変深刻な事件を起こした人が、謝罪会見で「みなさまにご迷惑をおかけしました」と言うのが不思議でした。謝罪するべき相手は被害者やその家族であって、視聴者にもマスコミにも、まったく迷惑はかかってい

    「迷惑だ」と言いつつ「なぜ」を考えない 日本人、思考停止していませんか:朝日新聞GLOBE+
  • 1世紀かけても終わらない ラテン語辞典づくりに生涯をかける人たち:朝日新聞GLOBE+

    ラテン語辞典TLLの資料庫と編集責任者のミヒャエル・ヒッレン=2019年11月22日、ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンにあるバイエルン科学アカデミー、Gordon Welters/©2019 The New York Times

    1世紀かけても終わらない ラテン語辞典づくりに生涯をかける人たち:朝日新聞GLOBE+
  • 第2次大戦中、日系人のふりをして進んで収容所に入ったアメリカ人がいた:朝日新聞GLOBE+

    砂嵐が吹き荒れる42年7月のマンザナール日系人強制収容所=ロイター。不毛な地に建てられ、正式名称は「転住センター」とされた

    第2次大戦中、日系人のふりをして進んで収容所に入ったアメリカ人がいた:朝日新聞GLOBE+
  • いま「左派のポピュリズム」に注目すべき理由 :朝日新聞GLOBE+

    最近出版されたのは、アルゼンチン出身の政治学者、エルネスト・ラクラウ(1935~2014)の代表作「ポピュリズムの理性」(澤里岳史、河村一郎訳、山圭解説、明石書店)と、ベルギー出身の政治学者でラクラウの公私にわたるパートナーでもあったシャンタル・ムフ(75)の「左派ポピュリズムのために」(山圭、塩田潤訳、同)。これまで「大衆迎合主義」と訳されて批判されがちだったポピュリズムに新たな可能性を見いだし、積極的に政治に取り入れようとする姿勢が、両書に共通する。両書にかかわった山氏は、ラクラウ/ムフ思想の研究者として知られる。 左派ポピュリズムは果たして、右派ポピュリズムと同じく混乱の要因なのか。それとも、政治に新たな可能性を切り開くのか。 ――今なぜ、この2人が注目を集めるのでしょうか。 エルネスト・ラクラウとシャンタル・ムフは、左派ポピュリズム運動から理論的支柱と見なされています。南米で

    いま「左派のポピュリズム」に注目すべき理由 :朝日新聞GLOBE+
  • 芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+

    1号棟から15号棟までに約5,000人が住む。広場では祭りやつきなど様々な催しが開かれる Photo: Ikenaga Makiko, Oshima Takashi 日の課題が詰まった団地 風が強いときはドアを閉めましょう! 风大时请将门关上! 私が住む棟の入り口にある貼り紙だ。団地住民向けの掲示は、どれも日中2カ国語で書いてある。 団地の入り口に貼られた貼り紙。日語と中国語で書かれている Photo: Oshima Takashi 芝園団地は1978年に日住宅公団(現在のUR都市機構)が建てた賃貸住宅で、約5000人が住む。1990年代から増えた外国人約2500人の大半が、中国人だ。2015年11月、芝園団地がほぼ全域を占める川口市芝園町の人口は、初めて外国人住民が日人を上回った。 90年代は外国人は入居不可という賃貸物件も多かったが、公団の賃貸住宅は中長期の在留資格を持つ外国

    芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2018/06/06
    "「一人でも知り合いとか話をしたことがある人ができると、『中国人が……』という言い方をあまりしなくなる。つながりをつくることによって民族とか国家間の問題になりにくくなる〔……〕" "接触仮設"とその条件
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