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  • ギターの音色にも影響か 温暖化で楽器用木材に危機

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【2月12日 AFP】フランスとスイス国境のジュラ山脈(Jura Mountains)。標高1200mに位置するリズーの森(Risoud Forest)には、樹齢数百年のトウヒ(スプルース)の木が生い茂っている。 トウヒの材質はアコースティックギターやバイオリンに最適とされ、世界中の弦楽器職人からの需要が非常に高い。しかし、気候変動で乾燥と温暖化が進み、トウヒが生む独特の音色も脅かされている。 トウヒはスイスで最も一般的な木だ。ジュラ山脈の安定した気候はこれまで、弦楽器向けの木材生産に最適だった。 弦楽器向けの木材として条件を完璧に満たす木は、1000に1、1万に1と言われるほど非常に希少だ。樹齢は200~400年、幹の根元の直径は50セン

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  • 1600年前のモザイク画、シリアで発見 トロイ戦争の描写も

    【10月13日 AFP】シリアは12日、1600年前の古代ローマ時代に作られたモザイク画を公開した。トロイ戦争(Trojan War)の戦士の姿も描かれており、極めて珍しいという。 モザイクが見つかったのは、2018年に政府が反体制派から奪還した中西部ホムス(Homs)県ラスタン(Rastan)。同地では考古学的発見が相次いでいる。 発掘の責任者で文化財当局の考古学部門トップ、ハマム・サード(Hammam Saad)氏によると、モザイクには剣と盾を持った戦士が描かれており、トロイ戦争に参加した古代ギリシャの英雄たちの名前もあった。 「この種のものとして最古ではないが、最も完全かつ希少なものだ」「(シリアに)同じようなモザイクはほかにない」とサード氏は話した。 これまでに建物の下から発掘されたのは縦約6メートル、幅約20メートルのモザイク画。これ以外にも埋もれているとみられている。 シリアに

    1600年前のモザイク画、シリアで発見 トロイ戦争の描写も
  • 黒死病の起源特定 600年以上の謎、DNA分析で解明

    キルギス北部の湖イシク・クル近くに1338年か39年に埋葬された人の墓碑。「疫病で死亡」と書かれている(2022年6月14日提供)。(c)AFP PHOTO / A.S. LEYBIN 【6月17日 AFP】14世紀に流行した黒死病(ペスト)の起源をキルギスの一地域に特定したとする研究論文が15日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 黒死病は、500年近く続いたペストの世界的流行の第1波につけられた名称で、1346~53年のわずか8年間で欧州と中東、アフリカの人口の最大6割が犠牲になったと推定されている。発生源ははっきりせず、数世紀にわたり議論が続いていた。 論文を発表した研究チームの一員で、英スターリング大学(University of Stirling)の歴史学者であるフィリップ・スラビン( Philip Slavin)准教授は、現在のキルギス北部にある14世紀の墓地につ

    黒死病の起源特定 600年以上の謎、DNA分析で解明
  • 魔女狩り犠牲者にスコットランド首相が正式謝罪

    英スコットランドのダンディーの墓地で写真撮影に応じるクレア・ミッチェル氏とゾーイ・ベンディトッツィ氏(右、2022年1月30日撮影)。(c)Andy BUCHANAN / AFP 【3月20日 AFP】英スコットランド自治政府は今月、数百年前に魔女狩りで処刑された女性たちに正式に謝罪した。謝罪は3月8日の国際女性デー(International Women's Day)に合わせて行われた。 スコットランド自治政府のニコラ・スタージョン(Nicola Sturgeon)首相は議会で、魔女狩りは「途方もない規模で行われた不正義」であり、「動機の少なくとも一部には文字通りのミソジニー、女性への憎悪があった」と述べた。 弁護士のクレア・ミッチェル(Claire Mitchell)氏(50)とゾーイ・ベンディトッツィ(Zoe Venditozzi)氏(46)は2年前、「スコットランドの魔女たち(Wi

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  • 人類、3万年前から米大陸に 通説より1.5万年早く

    発掘作業に当たる考古学者(2015年6月19日撮影、資料写真)。(c)CESAR MANSO / AFP 【7月23日 AFP】メキシコ中部の洞窟で発掘された石器から、人類が3万年前に北米で暮らしていたことが強く示されたとする論文2が22日、英科学誌ネイチャー(Nature)で発表された。通説より1万5000年ほど前に人類が米大陸に存在していたことになる。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち 論文によると、高山地域にあるチキウイテ洞窟(Chiquihuite Cave)では石器1900個を含む人工遺物が見つかり、およそ2万年間にわたり人類が住んでいたことが示された。 同国のサカテカス自治大学(Universidad Autonoma de Zacatecas)の考古学者で論文の筆頭執筆者であるチプリアン・アルデレアン(Ciprian Ardelean)氏はAFPの取材に「私

    人類、3万年前から米大陸に 通説より1.5万年早く
  • 愛とは何か…「言語」で変わる感情の概念、研究

    スマートフォンのスクリーンに表示される様々な絵文字やステッカーなどの画像(2019年12月19日撮影)。(c)EVA HAMBACH / AFP 【12月20日 AFP】英語の「love」を翻訳すると、トルコ語では「sevgi」、ハンガリー語では「szerelem」になる。だが、その概念はこれら3つの言語を話す人々にとって同じ意味を持つのだろうか。 米ノースカロライナ大学チャペルヒル校(University of North Carolina at Chapel Hill)と独マックス・プランク人類史学研究所(Max Planck Institute for the Science of Human History)の研究チームが、比較言語学の最新ツールを使用し、感情についての世界各地の概念を調査した結果、怒り、恐れ、喜びなどに対する考え方が言語によって変わることが明らかになった。 20日

    愛とは何か…「言語」で変わる感情の概念、研究
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/05/24
    全ての言語で"感情は、「快」および「不快」な経験、さらにはその感情に伴う興奮レベルの高さに基づいて区別〔……〕興奮度が低い感情の「悲しみ」と、興奮度が高い感情の「怒り」を同等と見なす言語はほとんどなく"
  • ヘロデ王の墓見つかる キリスト生誕時のユダヤ王 - イスラエル 

    【エルサレム 9日 AFP】イスラエルのヘブライ大学(Hebrew University)考古学研究所は8日、古代ユダヤのヘロデ王(King Herod、紀元前37-同4年)の墓がヨルダン川西岸のベツレヘム(Bethlehem)近郊の宮殿遺跡ヘロディウム(Herodium)で見つかったと発表した。 1972年から現場付近で発掘を続けてきたヘブライ大のエフド・ネツェル(Ehud Netzer)教授によると、ヘロデ王の石棺と見られる遺物は3週間前に、ヘロディウムの北東斜面で発見された。この斜面の発掘は2006年8月から行われてきた。 ヘロデ王はヘロディウムに埋葬されたと伝えられており、発掘が続けられていたが、決定的な証拠は発見されていなかった。 ネツェル教授は、「(ヘロデ王の墓であることを示す)碑文は発見されていない」とした上で、「発見場所や出土品の性質、文献史料から言っても、これがヘロデ王の

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  • 世界最古の具象画か、狩猟描いた4万4000年前の洞窟壁画 インドネシア

    インドネシア・スラウェシ島で見つかった洞窟壁画。豪グリフィス大学提供(2019年12月11日公開)。(c)AFP PHOTO/RATNO SARDI/GRIFFITH UNIVERSITY 【12月12日 AFP】先史時代の狩猟の場面を描いたインドネシアの洞窟壁画が、4万4000年近く前に描かれたことが分かったとする新研究が11日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。世界最古の具象画である可能性があり、高度な芸術文化が存在していたことを示す発見だという。 この壁画は2年前、同国のスラウェシ(Sulawesi)島で見つかった。幅4.5メートルの壁面に、やりやロープのようなものを手にした半人半獣の狩人に追われる野生動物が描かれている。時代的に最も新しい部分には、鳥や爬虫(はちゅう)類といった生物の頭に人の体を持つ狩人たちが、暗い赤色で描かれている。 豪グリフィス大学(Griffit

    世界最古の具象画か、狩猟描いた4万4000年前の洞窟壁画 インドネシア
  • 顔に傷をつける「部族の印」、伝統は廃れるのか ナイジェリア

    頬に部族の印があるナイジェリア南西部イバダンの男性(2019年7月1日撮影)。(c)PIUS UTOMI EKPEI / AFP 【10月13日 AFP】今年6月、ナイジェリア北部で6歳の少年が誘拐され、遠くに連れて行かれ売られようとしていた。だが、少年を買おうとしていた人物は取引から手を引いた。 人身売買組織から少年を守ったのは、生まれた時に頬に刻まれた「部族の印」だったと警察は述べた。買い手はこの傷から少年の身元が明らかになることを恐れ、購入を拒否したのだという。 この事件は、1980年代から徐々に消えつつあった部族の印の習慣に再び注目を集めた。「オルーラ(Oloola)」と呼ばれる伝統的施術師らは、子どもに対する危険な虐待だと非難されてきたこの習慣の利点が示されたと主張した。 ナイジェリア南西部イバダン(Ibadan)のオルーラ、マショパ・アデクンレ(Mashopa Adekunle

    顔に傷をつける「部族の印」、伝統は廃れるのか ナイジェリア
  • 巧みに人を操る「子犬の目」の進化、オオカミにはできない表情 研究

    【6月18日 AFP】犬が人間を自分の意思に従わせるために「子犬のような目」を使うのを、どうやって身に付けたか考えたことがあるだろうか。 17日の米科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された最新の研究論文によると、飼い犬は人間に似た眉の筋肉を進化させており、それによって人の心をとろけさせるあの悲しげな顔の表情を作れることが明らかになったという。 今回の研究では、死んだ飼い犬を解剖し、飼い犬の祖先である野生のオオカミと比較した。飼い犬とオオカミは約3万3000年前に分岐した。 今回の研究の別のパートでは、犬と見知らぬ人間との2分間の交流の様子を録画し、眉頭を上げる、目の周りの特定の筋肉がどれくらい使われているかを詳細に記録した。さらにオオカミでも同じ実験を行った。 その結果、飼い犬の場合は目の周囲に二つの筋肉が必ず存在し、十分に形成されているが、オオカミではそうではないことが判明した。また、

    巧みに人を操る「子犬の目」の進化、オオカミにはできない表情 研究
  • ファラオも飲んでた? 古代ビールを当時の酵母で再現 「味は最高」 研究

    エルサレムで行われた記者会見でイスラエルの研究チームが公開した古代のつぼ(2019年5月22日撮影)。(c)THOMAS COEX / AFP 【5月23日 AFP】古代のつぼから抽出されたイースト(酵母)を使ってビールに似たアルコール飲料を製造したと、イスラエルの研究チームが22日、発表した。古代エジプトの王(ファラオ)も、これに似た飲み物を飲んでいた可能性があるという。 報道陣に公開されたのは、小麦を原料としたエール(ビールの一種)の風味に似たアルコール度数6%の「ビール」と、同14%の蜂蜜酒。 エルサレムのパブで会見を行ったイスラエル考古学庁(IAA)およびバルイラン大学(Bar-Ilan University)、エルサレム・ヘブライ大学(Hebrew University of Jerusalem)、テルアビブ大学(Tel Aviv University)の研究者らは成果を発表。I

    ファラオも飲んでた? 古代ビールを当時の酵母で再現 「味は最高」 研究
  • ドイツ、旧植民地ナミビアに石柱返還=過去反省の「盲点」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

  • ローマ皇帝ネロの黄金宮殿、「秘密の部屋」を発見

    新たに発見されたドムス・アウレアの秘密の部屋。コロッセオ考古学公園提供(2019年5月8日提供)。(c)AFP PHOTO / PARCO ARCHEOLOGICO DEL COLOSSEO 【5月11日 AFP】約2000年前に建てられたローマ皇帝ネロ(Nero)のドムス・アウレア(Domus Aurea、黄金宮殿)で、修復作業中にきめ細かなフレスコ画で飾られた秘密の部屋が見つかった。作業を監督するコロッセオ考古学公園が10日、AFPに明らかにした。 【編集部おすすめ】「平民席」の眺めは最高 ローマのコロッセオ最上階40年ぶり一般公開へ 考古学チームは、秘密の部屋につながる穴を偶然発見。部屋は、ケンタウロスやギリシャ神話の神パン(Pan)などの神話に関する絵で彩られていたという。 チームはこの部屋を「サーラ・デッラ・スフィンジェ(Sala della Sfinge、スフィンクスの間)」と

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  • キューバの米外交官襲った謎の音、正体はコオロギ? 録音解析で新説

    【1月8日 AFP】キューバ駐在の米外交官らに脳損傷などの症状を引き起こしたとされる謎の音は、「音響兵器」ではなくコオロギの鳴き声だった可能性があるとの研究結果を、米英の専門家チームが発表した。被害者がある時点で音響攻撃を受けた可能性は排除していないが、体調不良の原因について心因性の影響なども含めてより詳しい調査が必要だと指摘している。 キューバのハバナにある米大使館に駐在する職員らは2016年末以降、耳の痛みなど高周波音が原因とみられる症状を相次いで訴えた。これを受けて米政府は大使館職員の半数を帰国させたほか、米国に駐在するキューバ外交官らを国外追放する報復措置も取った。 しかし、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のアレクサンダー・スタッブス(Alexander Stubbs)氏と英リンカーン大学(University

    キューバの米外交官襲った謎の音、正体はコオロギ? 録音解析で新説
  • 水滴の「ぽちゃん」という音、発生の仕組みついに解明

    水面に落ちる水滴の様子を超高速カメラで捉えた画像。15・16枚目には、水面下で生じた気泡が写されている。ケンブリッジ大学提供(2018年6月22日提供)。(c)AFP PHOTO / University of Cambridge / Sam Phillips 【6月23日 AFP】真夜中に繰り返され、精神をじわじわとむしばむ「ぽちゃん、ぽちゃん…」という水滴の音──。これまで謎だったこの音の発生の仕組みをついに解明したとする論文が22日、オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。 論文の主著者は英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)の学部生サミュエル・フィリップス(Samuel Phillips)さん。この研究に取り組んだきっかけは、フィリップさんを指導するアヌラグ・アガルワル(Anurag Ag

    水滴の「ぽちゃん」という音、発生の仕組みついに解明
  • 韓国裁判所、犬の食肉処理は違法と判断

    おりに入れられた犬(2017年11月28日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JUNG Yeon-Je 【6月21日AFP】韓国の動物愛護団体は20日、同国の裁判所が犬の肉処理を違法とする判断を示したことについて、犬の違法化に道を開く画期的な判決だとの見解を示した。 犬肉は長く韓国文化の一部とされており、毎年100万匹ほどがべられていたとみられる。 しかし韓国人の間で犬は人間の最良の友だという考えが広まるにつれ、犬肉の消費量は減少。また、犬は若い世代の間で一種タブー視されており、活動家からの非難の声も高まっている。 法的に犬は合法とも違法とも言い難く、特定の法律で禁止されているわけでもない。しかし平昌冬季五輪のような国際イベントの前になると、当局は衛生規制や残虐な肉処理の方法を禁じる動物愛護法を引き合いに、養犬場や犬肉を提供する飲店の取り締まりを行っている。

    韓国裁判所、犬の食肉処理は違法と判断
  • アライグマが高層ビル登頂、無事捕獲で安堵の声 米

    ソーシャルメディアで話題を呼んだアライグマのツイッター投稿(2018年6月13日撮影)。(c)AFP PHOTO/Evan FROST 【6月14日 AFP】米北部ミネソタ州の州都セントポール(St. Paul)で13日、25階建ての高層ビルの外壁をよじ登り続けていたアライグマが屋上で捕獲され、米国人の間では安堵(あんど)の声が上がっている。 ツイッター(Twitter)では12日、危険を冒して高層ビル「UBSプラザ(UBS Plaza)」を徐々に登るアライグマの様子を、多くのユーザーが見守った。 ミネソタ公共ラジオ(MPR)の記者らやビル内にいた人々は、スパイダーマンのようにビルを登るアライグマの写真や最新情報をツイッターに投稿。アライグマには「MPRraccoon(MPRアライグマ)」との愛称が付けられた。現地のテレビ局も、アライグマが危なげにビルを登る様子をネット上で生中継した。 映

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  • フーコー「性の歴史」最終巻、ついに出版へ 死後34年

    【2月7日 AFP】今年で死後34年を迎えるフランスの哲学者ミシェル・フーコー(Michel Foucault)が著した「性の歴史(The History of Sexuality)」シリーズのうち、未発表だった第4巻「肉体の告白(Confessions of the Flesh)」が今月9日、ついに出版される。 未完のまま残されていた同著では、「同意」をめぐる繊細な問題についても論じられており、遺著管理者らはフーコーの考えを世に出す機が熟したと判断。仏出版社ガリマール(Gallimard)から出版される運びとなった。 編集者のフレデリック・グロ(Frederic Gros)氏は、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を告発する「#MeToo(私も)」運動の高まりを受け「この独創的な大作の出版にふさわしい時が訪れた」と説明した。 フーコーが同書の執筆を開始したのは1980年代初頭。フーコ

    フーコー「性の歴史」最終巻、ついに出版へ 死後34年
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2018/02/07
    ”未完のまま残されていた同著では、「同意」をめぐる繊細な問題についても論じられ""「#MeToo(私も)」運動の高まりを受け「この独創的な大作の出版にふさわしい時が訪れた」と説明”
  • 馬の足指の数、5本だった 通説覆す論文

    雪の中でじゃれ合う馬(2017年11月19日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / dpa / Karl-Josef Hildenbrand 【1月25日 AFP】優秀な競走馬から畑ですきを引く農耕馬まで、馬の足の指の数は5だったとの研究論文が24日、発表された。現代馬は足指が1だけとする通説を覆す研究結果だという。 馬やシマウマなどのウマ科動物は、数百万年に及ぶ進化の過程で足の指が段階的に退化して消失し、最終的に先端がひづめになっている巨大な中指だけが残ったと、科学者らの間では長年考えられていた。これは哺乳類の中で他に類を見ない特徴とされている。しかし、英国王立協会(Royal Society)のオンライン科学誌「ロイヤルソサエティー・オープンサイエンス(Royal Society Open Science)」に掲載された論文によると、この説は少なくとも部分的に誤りがあるとい

    馬の足指の数、5本だった 通説覆す論文
  • 米バージニア州議会選、「くじ引き」で決着 313年前の法律発動

    米バージニア州下院選の勝者を決める選挙管理委員会のくじ引きで当選した、共和党デビッド・ヤンシー氏の名前が書かれた紙(2018年1月4日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Win McNamee 【1月5日 AFP】米バージニア州で4日、昨年行われた州議会選で共和・民主両党の候補2人が同数の票を獲得した結果に決着をつけるために、くじ引きで解決する313年前の法律が発動された。 昨年11月の州議会下院の議員選で、共和党の現職デビッド・ヤンシー(David Yancey)氏と民主党から出馬したシェリー・シモンズ(Shelly Simonds)氏は共に1万1608票を獲得した。シモンズが当選すれば、定数100人の同州下院は両党同数で勢力が拮抗(きっこう)する事態となった。だが、4日に行われたくじ引きでヤンシー氏が当選。議会内勢力は51対49で共和党がかろうじて過半数を維持した。 くじ引

    米バージニア州議会選、「くじ引き」で決着 313年前の法律発動