「2XXX年、気候変動により、牛や豚など地表の大半の家畜が死滅、海洋汚染も広がる中、人類は新たな食糧を求めて未知の領域へ足を踏み出していく…」 SF小説のような話ですが、そんな時代の到来を予感させる「あるもの」が九州に登場しました。(熊本局記者 杉本宙矢)
VR(仮想現実)空間で牛になり、乳を搾られる感覚を疑似体験できる「MilkingVR」が、闘会議2017(千葉・幕張メッセ、2月11〜12日)に登場。これまで歩んできた人生で、特に乳を搾られたことはない“牛・未経験”の記者が実際に体験してみた。 まずは電流で触感を与える電気刺激デバイス「Unlimited hand」をお腹に装着。電気刺激を与えることで“人に乳をしぼられている感覚”を再現するという。 東大発ベンチャーのH2L(東京都千代田区)が開発したUnlimited handは本来、腕に巻き付けて使う触覚型ゲームコントローラーだ。内蔵されたモーションセンサーと筋変位センサーによって、手の動きをゲームに入力したり、電気刺激でゲーム内の触覚を疑似的に再現できるという。 「VRと牛、触覚型ゲームコントローラー」──普通の発想であれば、「乳しぼりの触覚が体験ができるVRコンテンツ」を思い付くだ
みなさんごきげんよう。「おっさんより美女」をモットーに、今日も元気にギャルゲーの啓蒙活動を続ける全ギ研所長のミナミダです。そろそろ半袖でもいいかな? とスケスケのメッシュTシャツで出社したところ、「透け具合が不快」と編集部員に大不評。まったく世知辛い世の中です。 さて、小粋な導入はここまでとして、DMM GAMESがPCブラウザーゲーム「超巨大!ジュラシック娘 健全版」の事前登録が開始されているのを皆さんご存じでしょうか。皆さんもそうだと確信していますが、筆者はタイトルを見ただけでワクワクが止まりません。 健全な紳士、淑女のみなさんはご存じのとおり、昨今の性癖開拓の速度といったら産業革命や西部開拓史がシャッポを脱ぐレベル。ギャルゲーにおける萌えの対象は“年上~年下”から“上級生~下級生”など徐々に細分化が進んできましたが、ある時期に突然斜め上の方向に舵を切りました。 一般的な恋愛対象は、性
米国防高等研究計画局(DARPA)は、人間の脳の神経回路とデジタルデバイスを接続する技術の実現を目指し、研究プロジェクト「Neural Engineering System Design(NESD)」を立ち上げた。 同プロジェクトで想定しているのは、身体に埋め込めるほど小さく、100万個の神経に接続可能なインターフェース(Brain Machine Interface:BMI)デバイス。今後4年間で最大6000万ドルの研究資金を投入する計画。 同プロジェクトの目標は、脳内の神経を流れる電気信号とITデバイスで使われるデジタル信号とを「翻訳」し、生物と電子機器を繋ぐこと。 すでにさまざまなインターフェースは存在するが、現在のBMIシステムは「2台のスーパーコンピュータを、古臭い300ボーのモデムでやり取りさせようとするようなもの」(NESDプログラムマネージャーのPhillip Alveld
女性は、生まれ持ったままの外見を見せようとはしない。古くから化粧をし、近年はコンピュータの画像処理で加工した姿をネット上に表す。 若い女の子たちは、化粧や画像処理で外見を加工することを、2004年ごろから「盛る」と呼ぶ。彼女たちの「盛る」行動には謎が多い。男性が「すっぴんがいい」と言っても、常に化粧をする。男性は「そんなに目を大きくしなくても…」と言うのに、目を必死に大きく見せようとする。彼女たちはいったい何を追い求めているのだろう? ――この連載では、女心の分からない男性エンジニアのモリシロウが、若い女の子たちから絶大な支持を受けるプリントシール機(プリ機)の企画に携わる稲垣涼子氏と、日本の女の子たちのコミュニケーションからヒントを得た新しい技術(シンデレラテクノロジー)を探求する研究者の久保友香氏のもとを訪ね、勉強をする。そして、一見すると謎の多い「盛る」という行動に、デジタル時代の女
IKEAの外部研究機関としても知られるデンマークのSpace10が、近い将来の食糧危機に備えて提案されているさまざまな対策や代用食材をミートボールの形で視覚化している(Space10 — Tomorrow's Meatball、 The Vergeの記事)。 ミートボールを使用した料理は世界中で食べられており、複雑な研究をわかりやすく視覚化するためにミートボールの形と大きさをキャンバスに使用したとのこと。代替食材としては人工培養肉や昆虫、海藻などが有力だ。また、必要な栄養素をすべて含み、粉末化された食品も将来の食品として注目されている。 2013年に初めて作られた人工培養肉のビーフバーガーは325,000ドルの費用がかかっているが、現在では10ドル程度で製造可能になっており、環境負担の大きな牧畜に代わる存在として期待されている。昆虫は畜肉と比べて高タンパク低脂肪であり、生産効率も高い。海藻
中国の科学者が「Crispr-Cas9」と呼ばれるゲノム編集技術を犬に適用。実験対象となったビーグル犬の筋肉量を2倍に増やすことに成功した。 他の哺乳類に比べ、犬は生理学的かつ解剖学的に(意外にも)人間に近いとされ、「犬でやれたのなら、近い将来は人間にも・・・」という懸念も囁かれ始めた。 ●"First Gene-Edited Dogs Reported in China" MIT Technology Review, Oct 19, 2015 Crispr-Cas9とは何か? 上記記事によれば、同実験を行ったのは中国の広州・生物医学健康研究所(Guangzhou Institutes of Biomedicine and Health)の研究チーム。彼らはCrispr-Cas9でビーグル犬のゲノム(遺伝情報)を編集し、「ミオスタチン」と呼ばれるタンパク質を作り出す遺伝子を削除した。 ミオ
爪に貼る「おしゃれなネイルのシール」を自分好みのデザインで簡単に作れる――そんな夢のような、世界で初めてのネイルシールプリント機をゲームメーカーのセガ・インタラクティブ(以下、セガ)が開発した。カラーやテーマから絞り込む1500種類以上のデザインをそろえ、キラキラ輝くホログラム印刷も採用。ネイルサロンに行かなくとも美しく精緻な柄を“貼るだけ”で安価に楽しめる。 “プリクラの次”のブームを狙うセガの最新作マシン。なによりスゴイのは、スマホアプリを使うと、スマホで撮った写真も“自分だけの素材”としてデザインに取り込めること。「ペットや彼氏の顔、手描きのイラストをネイルの柄にする」のも朝飯前だ。手軽に貼れて簡単にはがせる。週末だけネイルプリで遊びながら“自慢のツメ”を楽しむ人も増えるかもしれない。 「多彩なカラーで1500種類以上のデザイン、高品質なのにリーズナブル」をうたうセガのネイルプリ。季
日本では亡くなった人間は火葬され、その後残った骨は墓に納められたり、自然に帰されるのが一般的だ。しかし、科学技術の進歩の結果、死後の人間を別の物質にするということが可能になっている。ギズモード・ジャパンにて、死後人間がなれる物質が紹介されている。 まず取り上げられているのが、鉛筆。骨から取り出した炭素を鉛筆の芯にする、というものらしい。また、遺灰から銃弾を作るサービスや、遺灰が混ぜ込まれたインクで写真をプリントしたり、遺灰で砂時計を作る、というサービスもあるという。 また、以前スラドでも取り上げられた遺灰をビニール盤レコードにプレスするサービスや遺骨をダイヤモンド化するサービスも紹介されている。
こう主張するのは英サンダーランド大学の心理学者、ヘレン・ディスコル博士だ。さらに言えば、リアルさを増す仮想現実の進展で「肉体関係」というもの自体が原始的なものとしてとらえられるようになるだろうという。 仮想現実やロボットとの性行為は奇異に思われるかもしれないが、セックスに対する現在の考え方はたかだが100年程度の歴史しかなく、「急速かつラディカル」に変化することは不思議ではないとしている。「人間はいずれ仮想現実のパートナーと恋に落ちるようになるだろう」という。 仮想現実のセックスは現実よりもパーフェクトな体験をもたらすことができ、その結果多くの人々が仮想現実とともに1人で過ごすようになるかもしれない。これは人間の関係性に対する大きな課題になるとみる。 ディスコル博士が今後を示唆する例として挙げるのが日本。日本の若者にはセックスを面倒なものとして忌避する傾向が現れている上、「既に日本の男性に
Special Story ゲーリング博士が語る 目の進化の物語 ゲーリング博士が語る 目の進化の物語: ウォルター・ゲーリング トンボの複眼、タコの目からプラナリアの目まで、動物界に見られる目の形はじつにさまざまだ。 いったい多様な目はどうやって登場してきたのだろうか。 遺伝子の研究が明らかにする目の進化の物語。 1. 目の多様性と進化 昆虫の頭部を電子顕微鏡で拡大したところを見てみよう。髭のような突起がたくさん生えている怪獣のような頭に、巨大な目が見えるはずだ。しかもその目は、私たち人間の目とは似ても似つかない。たくさんの小さな目(個眼)が集まってできた複眼と呼ばれるものである。 昆虫の複眼に限らず、動物界に見られる目という器官は、いずれも光の刺激を受け取って、ものを見るというはたらきをもっているが、その詳細な構造は、動物ごとにずいぶん違う。 いったいさまざまな動物の目は、どのようにし
プルリクエストは平和の鳩です。全人類の思考が完全なるコンピューターへマージされたとき、世界に真の平和が訪れるのです。次回は「電子書籍」です。 →他の用語解説も読んでみる ■「プルリクエスト」:おすすめ記事・超まとめ プルリクエスト/レビューを取り込んだ、よりシンプルなGitHub Flowの運用を図解する(@IT Test & Tools 2014年1月) GitHubが採用している、git-flowよりシンプルな構成のブランチ管理フローについてです。5つの運用ルールや開発の流れを図を交えて解説します GitHubはリアルRPG? そして、ソーシャルコーディングへ(@IT Test & Tools 2012年12月) 単なるリポジトリ管理ツールを超えて情報共有やチケット管理など本格的なプロジェクト管理も可能になったGitHubの5つの特徴を徹底解説します 減り続ける利用可能メモリ……そして
千葉県いすみ市にある光福寺で行われたソニーのイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」の合同葬儀(2015年1月26日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【2月28日 AFP】千葉県いすみ市にある光福寺で1月26日、ソニー(Sony)のイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」の「合同葬儀」が行われた。 1999年の発売当初、AIBOは25万円という価格ながら、初回販売分の3000台が20分で売り切れる人気ぶりだった。しかし経営不振に陥ったソニーは、2006年にAIBOの生産・販売を終了し、14年3月には修理窓口の「AIBOクリニック(AIBO Clinic)」を閉鎖した。 それでもAIBOを愛用し続ける利用者のために、ソニーの元技術者を採用した修理専門工房「ア・ファン(A FUN)」が現在、AIBOの修理を引き継いでいる。もはや生産されていない部品の唯一の調達源は「ドナー」と
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