謎の超高速計算機、「量子コンピュータ」を巡る議論が混迷の度合いを深めている。 ここ数年、「世界初の量子コンピュータを実現した」と主張してきたカナダのベンチャー企業、D-Wave Systems(以下、D-Wave)は先月、同社製コンピュータ「D-Wave 2」の内部に、量子計算の証拠となる「量子絡み合い」と呼ばれる現象を確認したとする論文(https://journals.aps.org/prx/abstract/10.1103/PhysRevX.4.021041)を発表。これをもって同社の製品が本物の量子コンピュータである証拠が得られた、と主張している。 一方、今月下旬には米国やスイスの科学者らが、「D-Wave 2には量子コンピュータならではの高速性を示す証拠は見いだせなかった」とする論文(http://www.sciencemag.org/content/early/2014/06/
新型Kinectは力の入り具合やパンチの速さまで認識可能。日本マイクロソフトの研究開発動向説明会でその実力の一端を披露 編集部:小西利明 2014年1月27日,Microsoftの日本法人である日本マイクロソフトは,都内にて同社の研究開発動向に関する報道関係者向け説明会を開催し,同社の技術研究部門「Microsoft Research」の動向説明と,Xbox Oneに付属する新型Kinectを使った動作デモを行った。日本ではいまだ発売日さえ明らかになっていないXbox Oneだが,新型Kinectがどのような認識能力を備えているのかその一端が披露されたので,簡単にレポートしたい。 Xbox One付属の新型Kinect(左)。東京ゲームショウ2013で見た人もいるだろうが,解像度の向上や新しい赤外線センサーの搭載などにより,Xbox 360用Kinectよりもかなり大型化している。背面には
今回は、セキュリティベンダーなどによる調査・分析の結果をまとめたブログを中心に紹介する。1つめは、セキュリティ強化の対策費用について。米マカフィーが、他社の調査結果に基づいて、ウイルス対策製品だけのセキュリティ対策は、かえって高くつくうえ、安全性が低下すると主張している。 コストを抑えたい企業にとって低価格あるいは無償のウイルス対策製品は魅力的な選択肢になり得る。しかし、一部の無償製品は特定のマルウエアの検出、遮断、削除をそれなりにこなしてくれるかもしれないが、急速に拡大する複雑な脅威すべてに対する保護にはならないという。 データセキュリティベンダーの米インパーバが公表した調査結果によると、ほとんどのITセキュリティ専門家は、ウイルス対策製品だけの保護対策では不十分だということを理解している。ウイルス対策技術は消費者にとっても企業にとっても依然として価値があるが、必要とされる多層保護対策の
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