国連教育科学文化機関(UNESCO)は欧州時間23日、複数の発展途上国における携帯電話を利用した読書習慣に関する新たな調査結果を発表。調査対象となった国々での識字率や教育レベルの改善に携帯電話が貢献できる可能性があることが明らかになった。 UNESCOは、エチオピア、ガーナ、インド、ケニア、ナイジェリア、パキスタン、ジンバブエの7か国で、4000人以上を対象にこの調査を実施。具体的には、安価なフィーチャーフォン向けの電子書籍アプリなどを開発するNPO、ワールドリーダー(Worldreader)の提供するアプリのユーザーを対象として、アンケートと電話インタビューを行なったという。 その結果、モバイル端末で読書を始めたユーザーの62%以上が「読書の楽しんでいる」と答え、また約3分の1のユーザーが「モバイル端末を利用して子供に本を読み聞かせしている」と回答したという。さらに「子供向けの電子書籍が