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Four Leaf Studiosによる英語同人ビジュアルノベル『かたわ少女』の日本語版がリリースされました。過去記事にもありますが、RAITA氏のイラストに触発された海外のネット掲示板4chanの住人の手でノベルゲームを作ろうという動きが起こり、そのうちの一部が開発グループFour Leaf Studiosを結成。2009年の体験版リリースを経て、2012年に完成版がリリースされました(かたわ少女開発者ブログ)。 史上初とも言える高クオリティな英語オリジナルのビジュアルノベルということで、リリース後は海外で大きな反響を呼びました。現在も公式フォーラムではファンによる書き込みが活発に行われています(たとえばYouTubeで「katawa shoujo」で検索すると6万件以上の動画がヒットします)。 英語版の公開以来、ボランティアによる翻訳作業が進められてきました。3年以上かかってしまいまし
フリーゲームで最近注目のジャンルとなっているゲームは、ゲーム実況などでも人気を博しているホラーゲームなどが挙げられるだろう。そんな中、国同士の策謀渦巻く闘いというスケールの大きなものから、はたまた小規模なお店などの経営をまったりと行うシミュレーションゲーム(SLG)、そして多くのキャラクターを動かして相手の軍団を倒すという、戦略性の高さとRPG要素が合わさったシミュレーションRPG(SRPG)というジャンルは、爆発的な話題となることは比較的少ないかもしれないが、フリーゲームのプレイヤーから根強い人気を誇るジャンルとなっている。そんなシミュレーション系ゲームの面白さとなるポイントは、プレイヤーが戦略を考えてゲームを攻略していく楽しさ、そして数多く登場する個性あるキャラクターたちの魅力といった要素だ。 今回は、そういったシミュレーション・SRPGフリゲの中から、初心者から戦略好きまで楽しめる選
任天堂の名作RPG「MOTHER」シリーズの幻の続編として、海外ファンが非公式に制作している「MOTHER4」。そのクオリティの高さから多くの注目を集めていたこのタイトルのリリースが2015年夏と発表され、最新のゲームプレイトレーラーが公開されました。 動画が取得できませんでした 「MOTHER4」制作は、5年以上にわたって続いてきた海外のファンによるプロジェクト。既に「MOTHER3」で完結しており絶対に出ることはないと発表されている同シリーズの続編を、ファンの手によってファンのために作ろうというプロジェクトです。ストーリーやキャラクター、BGMなどの多くが新たにオリジナルのものとして作られているものの、特徴的なドット絵の世界観や雰囲気はMOTHERシリーズそのもの。MOTHER3で登場した「サウンドバトル」など戦闘システムでもシリーズの流れが継承されているほか、新しい要素も追加されてお
スマホ時代におけるトレーディングカードゲームビジネスの行方とは――ブシロードの木谷氏に聞いてみた 副編集長:TAITAI カメラマン:大須 晶 12→ 今や,800億〜1000億の巨大市場と言われるトレーディングカードゲーム(以下,TCG)業界。今年に入ってからも「フューチャーカード バディファイト」「WIXOSS-ウィクロス-」など次々に新作がリリースされており,未だその活気に衰えは見えない。 そんなTCG市場において,昨今もっとも急激な成長を見せている企業が,木谷高明氏率いるブシロードである。 木谷氏といえば,コンテンツ業界の中でも“切れ者”として知られる人物。元々は山一證券の社員であったが,ブロッコリーを創業してオタクビジネスの世界へ飛び込んだという,一風変わった経歴でも有名だ。 さて。今回4Gamerでは,そんな木谷氏にインタビューをする機会を得て,今年9月に公開となるアニメと実写
糸井重里がプロデュースし、テレビゲーム史に残る傑作として知られる『MOTHER』。読者の中にも、リアルタイムで体験していた人は多いのではないだろうか。1989年から2006年の間にシリーズ3作が発売され、いまだ根強いファンのいる同作において、ゲーム内容とともに絶賛されたのが、物語のカギを握ることにもなった音楽だ。 小学校の教科書にも採用された“EIGHT MELODIES”をはじめ、『MOTHER』『MOTHER2 ギーグの逆襲』の音楽を手がけたのが、ムーンライダーズの中心人物であり、映画やCM音楽でも知られる鈴木慶一と、1980年代から数々の名作ゲームの音楽を手がけ、「たなかひろかず」名義でテレビアニメ『ポケットモンスター』の作曲家としても知られる田中宏和の二人。発売から25年が経った今、あらためて二人に話を伺うと、当時の制作におけるこだわりや、世界中の若者に絶大な影響を与えた後日談まで
セガネットワークスは8月1日、iOS向けゲームアプリ「Crazy Taxi:City Rush」の配信を開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。 本作は、1999年にアーケードゲームとして登場して以来人気を博しているドライブアクションゲーム「クレイジータクシー」シリーズの最新作。タッチやフリックといった操作によって派手なドライビングアクションを楽しむことができ、シリーズで人気を集めたドライバーや乗客たちも本作に登場。自分のお気に入りの曲を聴きながらドライブすることも可能となっている。 乗客を送り届けるシリーズ特有のゲームモードを搭載しているほか、メインミッションにあたるHQミッションをクリアすると、タクシーを運転できるエリアが広がる、タクシーをタンクに乗り換えるといったミッションも用意されている。ほかにもゲーム内で稼いだ通貨によってタクシーのデザインをカスタマイズすることもできる。 スク
レベルデザインとはゲーム開発における作業の1つで、ゲーム中に登場するエリアの空間を設計したり、障害物やアイテムを配置したりして、プレイヤーが楽しめるステージを作成することです。ゲーム開発に携わっていない人にとっては取っつきにくそうなレベルデザインですが、レベルデザイナーのBobby RossさんがFPSやTPSなどのシューティングゲームにおけるレベルデザインの基礎を公式ブログで公開しており、わかりやすい内容になっています。 The Visual Guide for Multiplayer Level Design — Level Art+Design Portfolio http://bobbyross.com/blog/2014/6/29/the-visual-guide-for-multiplayer-level-design ◆01:デザインに考慮すべき要素 プレイヤーの行動はレベル
絶版のためプレミア化していた、ニンテンドーDSの名作「コロぱた」が、ニンテンドーDSiウェアとして復刻されることが決定しました。価格は1000ニンテンドーポイント(=1000円)で、ラックプラスより4月16日配信予定。【4月8日現在、Amazonでの新品価格は4万8500円!】 「コロぱた」は2009年発売の作品で、勝手にトコトコ歩いて行く女の子を、さまざまなアイテムや仕掛けを使ってゴールまで導いてあげる“物理演算パズル”。発売当初から絶賛のレビューが数多く寄せられたものの、生産数が少なくたちまちプレミア化、Amazonでは一時、5万円近い値がついたこともありました。 DSiウェア版は、ROM版の内容に加えて、後日配信されたダウンロードステージもすべて収録した完全版。プレミア化していて遊べなかったという人は、この機会にぜひ遊んでみては!
『約数大富豪』は、大人気トランプゲームの一種「大富豪」のルールを独自に作り替えたゲームです。 といってもかなり癖の強いルールとなっており、「交互にカードを出す」「先に全てのカードを出しきったほうが勝ち」くらいしか共通点はありません(笑) 恐らく、最初はとっつきにくいことでしょう。ですが慣れると意外なほどシンプルで奥深く、面白いゲームだと気づけるはずです。 初回起動時は名前とパスワードを入力する必要があります。 とはいえこれは、ソーシャルゲームなどによくあるアカウント登録などとは違い、単なるゲーム上の呼び名になります。 パスワードはデータを引き継ぐ際に必要となるようです。 トップ画面には4つのモードが用意されており、通常の1Pプレイが楽しめる「COM対戦」、端末1台を交互に操作する「二人対戦」、通信を使った「通信対戦」、ミニゲーム的要素の「詰め約数大富豪」から選べます。 COM対戦では勝つた
コンピュータ、将棋、と聞けば「第2回 将棋電王戦」を思い出す方も多いはず。将棋のプロ棋士とコンピュータによる5対5の団体戦が行われ、その結果はコンピュータ側が3勝1敗1分で勝ち越し。この結末はさまざまなメディアで取り上げられ、大きな話題になった。 プロ棋士にも勝つほどの恐ろしい強さになったプログラムが集まり、世界一の座を争うのがこの選手権である。人間同士の対局とは一味違った魅力を持つコンピュータ将棋、その最高峰の戦いの模様をお伝えしよう。 知のF1! 超スピードの世界 コンピュータ将棋は強い! と言われているが、そもそもコンピュータ将棋とはどんなものなのか。まずはイメージをつかむために、たとえ話で輪郭を描いてみたい。 コンピュータ将棋は、将棋の手を決める思考部分(ソフトウェア)と、プログラムを動かすマシン(ハードウェア)に分かれるが、これを車にたとえてみよう。すると将棋は「ゴールが設定され
レポート コンピュータは"生きた定跡"を創り出したか? - 鉄壁の包囲網を突破したGPS将棋の超攻撃的センス「将棋電王戦」第五局 一部で社会現象とまで言われるほどの盛り上がりを見せた「第2回将棋電王戦」、この人間VSコンピュータの勝負は、結果だけを見ればコンピュータ側の圧勝で幕を閉じた。この結果がはたして何を意味するのか、そして何をもたらしたのか、その考察は機会を改めることとして、ここではまずトッププロと最強モンスターマシンが激突した最終戦についてしっかりと振り返ってみたい。コンピュータの強さばかりが際立ったように見えた戦いだが、それは本当にトッププロに並ぶ、あるいはそれを超えるようなものなのだろうか。 「第2回将棋電王戦」は、日本将棋連盟に所属する現役プロ棋士5人と、第22回世界コンピュータ将棋選手権で上位に入った5つのソフトが、5対5の団体戦形式で戦う。持ち時間は各4時間、対局は3月2
変態マシンは正しく理解されるか。プレイステーション4(PS4)・・・平林久和「ゲームの未来を語る」第33回 2013年2月20日(日本時間2月21日)、米・ニューヨークで次世代プレイステーション、PS4が発表された。その後の反応は賛否両論というか、バラバラだ。発表内容と世論。総合的に見て、地に足の着いた議論がされていない。大手マスコミは大衆迎合よろしくスマホとの比較論を語り、ゲーム専門メディアはソフト情報を並べ、経済記者は販売価格と原価の予測をしている。人はわかることについてわかるのが常。わかる範囲の議論が乱立しているように思える。まずは、この混沌を整理してみたい。 ■海外仕様という前提 PlayStation Meeting2013。この発表イベントは、ゲーム産業史の中で特異である。何が特異かというと、日本製のハードウェアが海外で、しかも海外の現地法人の仕切りで。また、日本人ではない
雑誌「WIRED」は、1993年に創刊されたテクノロジーが開拓する未来をテーマにすえた個性的な雑誌です。US版の編集長、クリス・アンダーソンはロングテールなどの概念を提唱するなどインターネット以降の我々の社会や文化に影響力を持つ人物です。近著の「MAKERS」では誰でも商品の製造が可能な「21世紀の産業革命が始まる」と提言、先日11月9日には日本での講演も行ないました(期間限定で動画も配信中)。 一方、日本版「WIRED」は、年4回雑誌の刊行を行なうと共に、テクノロジー、教育、医療、文化、ファッションといった様々なトピックについてウェブサイトで発信しています。今年2012年の4号目になるVOL.6では、『THE AGE OF GLOBAL GAMING』と題した特集において「ゲームの世界標準」を探っています。内容は日本のトップクリエイターの水口哲也氏の未来予測から、海外のゲームの最前線を
現行のグローバルMMORPGには負けたくない――「FINAL FANTASY XIV」のグランドフィナーレ直後に公開された新生FFXIVの新情報について吉田直樹氏にいろいろ聞いた 編集部:Nobu ライター:大陸新秩序 カメラマン:田井中純平 12→ 2012年11月11日17:00,MMORPG「FINAL FANTASY XIV」(以下,現行版FFXIV)がグランドフィナーレを迎え,一旦のサービス休止(※)に入った。これは,すべてが刷新される「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(PC / PS3,以下,新生FFXIV)のサービスに向けたものだ。 ※データは新生FFXIVに引き継がれないが,条件付きで現行版FFXIVのワールドが再稼働している。詳細は「こちら」 また,同日19:00から配信された「第4回プロデューサーレターLIVE」(以下,レターライブ)では,本タイトルのプロ
[CEDEC 2012]ユーザー体験に基づいてシステムを設計する“UXデザイン”とは。NHN Japan此川祐樹氏が解説するチュートリアルとUIの作り方 ライター:川崎政一郎 講師を務めたNHN Japan此川祐樹氏。スマートフォン用アプリやWebサービスの開発に“UXデザイナー”として関わっている CEDEC 2012の会期最終日となる2012年8月22日,ショートセッション「ユーザの行動から学ぶゲームUIデザイン」が開催された。講師を務めたのは,NHN Japan経営企画室経営戦略チームに所属する此川祐樹氏だ。 我々がゲームプレイやWebサービスをとおして受ける使用感,例えば“楽しい・分かりやすい・心地よい”などといった感覚的な体験について,近年のゲーム業界では専門分野を交えた研究が進められている。こういったユーザーの体験から得られる経験や満足感は“User Experience(UX
“ドラゴンクエストXの舞台裏”サーバ・データベース開発のプロが語る、数十万人がいっしょに遊べるゲームができるまで【CEDEC 2012】 数十万人の冒険者を支える“バックエンド”とは 2012年8月20日~22日、パシフィコ横浜にて開催されている、日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス“CEDEC2012”。3日目の2012年8月22日に行われた、“ドラゴンクエストXの舞台裏”と題したセッションをリポートしよう。 非常に胸躍るタイトルが付けられたこのセッション。CEDECに訪れたクリエイターたちの興味も高く、立ち見どころか、会場に入りきらないほどの多くの聴衆が詰めかけた。スピーカーは、スクウェア・エニックス開発部 プログラマの森山朋輝氏。森山氏は、「サーバサイドのマニアックなテーマなので、まさかこれほど多くの方が集まるとは……」と驚いた様子を見せつつも、極めて興
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