韓国公正取引委員会は1月3日、米電気自動車(EV)大手テスラに28億5000万ウォン(220万ドル)の罰金を科すと発表した。低温時に同社製EVの航続距離が短くなることを消費者に適切に伝えていなかったため。ノルウェーのオスロで2022年11月撮影(2023年 ロイター/Victoria Klesty) [ソウル 3日 ロイター] - 韓国公正取引委員会は3日、米電気自動車(EV)大手テスラに28億5000万ウォン(220万ドル)の罰金を科すと発表した。低温時に同社製EVの航続距離が短くなることを消費者に適切に伝えていなかったため。 公取委によると、テスラは2019年8月から最近まで自社の公式ウェブサイトで、充電1回当たりの走行距離やガソリン車と比較した場合の燃料コストの効率性、急速充電器の性能について過大な説明を行っていた。テスラ製EVの航続距離は気温低下時に広告の記載に比べて最大50.5%