情報通信政策フォーラム(ICPF)では、1月16日にM2Mについてセミナーを開いた。遠隔にあるセンサー等が直接通信してデータを収集・監視・制御する技術がM2Mで、輸送管理、スマートメータリング、遠隔での患者監視からスマートシティまで多様なサービスの創出が期待されている。M2Mはインターネットオブシングス(IoT)とも称され、有望市場として広く注目されている。 M2Mは、センサーなどのデバイス、データを交換するネットワーク、顧客・課金管理や回線管理・制御等を行うプラットフォーム、スマートメータリングなどサービス(アプリケーション)の四つの要素から構成される。また、クライアントの要求に応じて、これら四要素を適切に配置し、システムとして構築するインテグレーションも重要である。M2Mの収益の過半はインテグレーションやアプリケーションから生み出され、ネットワークの収益はM2M全体の1割程度を占めるに