首都圏の1都3県に緊急事態宣言が出される中、全国の市区町村で最も新成人の数が多い横浜市では、会場や時間を分散させる対策をとったうえで成人式が行われました。 およそ3万7000人の新成人が誕生する横浜市では、感染対策として、会場を2つに増やし、それぞれの会場で4回ずつ合わせて8回、式典が行われました。 このうち午前中に横浜アリーナで開かれた式典では帯状ほう疹のため欠席した林文子市長に代わって、鯉渕信也教育長が「人生では、幾度か嵐を体験しますが、新型コロナウイルスもその1つです。賢くふるまい、あすの飛躍を期してほしい」と述べました。 そのうえで、感染拡大防止のため、式典の後に会食などを行わないよう強く呼びかけました。 式典の中で、新成人代表の畑中一希さんは「すべてを成長の糧にして自分が目指す人物像に近づきたい」と誓いのことばを述べていました。 横浜市によりますと8回の式典に参加した新成人の合計