韓国の市民団体が南部プサン(釜山)にある日本総領事館の前に無許可で設置した、慰安婦問題を象徴する少女像について、地元の自治体が先週、設置を認める許可を出していたことが分かりました。日本総領事館は許可の取り消しを求めましたが拒否されたということで、少女像が撤去されずに固定化されることが懸念されています。 こうした中、少女像が設置された公道を管理するプサン市東区は、市民団体が申請していた、少女像の設置を認める道路占用許可を今月4日付けで出していたことを、11日、NHKの取材に対し明らかにしました。 プサンに駐在する日本の丸山総領事は6日、区に対し抗議するとともに許可の取り消しを求めましたが、区側は、「適法な手続きによって承認された」として、拒否したということです。 市民団体は11日、少女像の周辺で抗議集会を開いて、日本側の対応について「内政干渉だ」と反発したほか、韓国メディアは、「合法化が完了