【青赤アカデミーのプロフェッショナル論】 夏の全国大会、クラブユース選手権U-18において、今年のFC東京U-18は堂々の準優勝だった。決勝の舞台が西が丘サッカー場であったこと、またYoutubeでのライブ配信もあったため、今回の成績は既に多くのサポーターが知るところだろう。 だがもしかしたら、普段からU-18を気にかけているサポーターほど、今回の成績を不思議にも感じているかもしれない。今シーズン開幕前の東京都クラブユース新人戦は、3位決定戦で町田ゼルビアユースに0-2で完敗し、4位。高円宮杯プレミアリーグEASTでは、公式戦を半分消化して現在11位と降格圏内に位置している。 苦しい成績を知っている人ほど、クラ選での驚きは大きかっただろう。かく言う自分もその一人である。今シーズン全ての試合を見てきた訳ではないが、その観戦を通しても「負けに不思議の負けなし」な試合が多かった。不用意な失点、終