温暖化対策を含め、、持続可能な将来のために野心的な目標を立て、国家ぐるみで推進しています。他のヨーロッパ諸国と同様、自転車の積極的な活用もその一環です。人々に自転車の利用を促すための自転車インフラや、鉄道と組み合わせて利用を推進するため、駅に駐輪場の建設などを進めています。 日本と同じように南北に長い国で、北緯57度以上という高緯度(樺太の中部より北)ですが、海流の関係で、同緯度の国と比べれば相対的に温暖、想像するほどの寒さではありません。雪は降りますが、港も不凍港です。ただ、オランダやデンマークなどのような自転車先進国ではありません。 必ずしも自転車に乗りやすい国とは言えないものの、ヨーロッパの国の例に漏れず環境意識は高く、自転車の活用を積極的に進めようとしています。そのことを端的に示すのが、今年4月に開通した、自転車と歩行者専用のトンネル、“Fyllingsdalstunnelen”(