フィラデルフィアの弁護士事務所前に立つジョー・ライゴンさん(83)=11日、米ペンシルベニア州/Jessica Griffin/The Philadelphia Inquirer/AP (CNN) 15歳の時に殺人の罪で終身刑を言い渡され、米ペンシルベニア州の刑務所で服役していた男性が、68年ぶりに出所した。米国で10代の時に終身刑を言い渡された受刑者としては最高齢かつ最長の服役期間になると思われる。 ジョー・ライゴンさん(83)はフィラデルフィア市内で起きた強盗・殺傷事件に関与した罪を認め、15歳だった1953年2月から服役していた。この事件では6人が負傷、2人が死亡していた。 公判でライゴンさんは2件の殺人罪で有罪を宣告され、少なくとも1人を刺したことを認めたとされる。しかし弁護士によれば、ライゴンさんは一貫して、人を殺したことはないと主張していたという。 出所を果たしたライゴンさんは