2019年4月に亡くなった、小池一夫。日本では『子連れ狼』をはじめとするマンガ原作者としてだけでなく、小説家や脚本家など幅広く活躍した小池だが、アメリカマンガ界におけるレジェンドでもあったという。 マンガ原作者の小池一夫氏が4月17日に亡くなりました。氏はいくつかの職を経た後、30歳を過ぎて『ゴルゴ13』のさいとう・たかを氏の元でプロとして創作活動を開始した、遅咲きのマンガ原作者でした。 独立してからはマンガ原作者として数々のヒット作を飛ばし、マンガ以外でも、脚本、作詞、小説、エッセイなど多彩な才能を発揮。マンガ家とマンガ原作者のための養成塾も設立して、高橋留美子や原哲夫、板垣恵介、山口貴由等々、たくさんの錚々たるマンガ家を輩出しています。 そんな小池氏は、アメリカのコミックス業界とその読者から「レジェンド」「ゴッド」と呼ばれる存在でした。ただしアメリカのコミックス業界でも、日本における手