人は全員、最善を尽くしている。 という考えかたにいたったことによって、いろいろな現象の見かたが変わった。 もちろん僕の最善はあなたの最善ではないし、彼女の最善が僕から見て最悪にしか見えないこともある。 きのうの僕の最善は今夜の僕の最善と違うということもよくあることだ。僕は「ブレない」ことを無条件にいいことだとは考えてない。 さらに言うと、ひとつの行動が「なんにとって」最善なのか、人間は多くのばあいわかっていない。 僕がこの文章を公開することも、「なにかにとって」の最善を、いまの僕にできる範囲で尽くしているのだけれど、それが果たして「なににとって」最善なのかはわからない。 当然、べつのなにかにとってはデメリットもある(早寝できてないとか)。 僕のことを口を極めて罵った人も、そうすることがその人のその時点での最善だったのだ。 こんなことは、ある時期まで思いもよらなかった考えかただ。 こんなこと
部屋の蛍光灯がつかなくなっていたのだが、人に頼んでも「わかった! やるよ!」と良い返事が来るばかりで、全く実行してくれないので、そのへんの工事現場にある梯子を借りて(部屋の天井がすごく高いのだ)、さっさと自分で交換した。ミャンマーでは、お願いしても実際に物事が動くまで時間がかかるので、たいていのことは、このように自分でやってしまったほうが早く済む。 昨日の記事に書いた、ベルギーでデザイナーをやっている日本人の方との話で、面白いトピックがあった。彼によれば、デザインの世界でも、日本人はやたらと我を立てるというか、「自己主張」が激しいらしい。ヨーロッパの人たちはそんなことがないのに、日本人は仕事の現場でも「私はこう感じるんです」ということばかりを言い立てるから、作業が実にやりにくいと彼は言っていた。 これは欧米人は「自己主張」が激しく、日本人はあまりそれをしないという一般的なイメージとは真逆の
ネットの記事、SNSの投稿で私が好きなのが、「試してみた」「やってみた」系だ。 具体的には、この手のコンテンツで老舗なのはロケットニュースだろう。 書きました! ザオリク‼︎ ザオリクッッ‼︎ →【検証】ごく稀に生き返るらしい「冷凍どじょう」は本当に生き返るのか? 39匹で試してみたらこうなった https://t.co/G7rAHERMIh @RocketNews24より — P.K.サンジュン@ロケットニュース24 (@sanjun27) September 13, 2016 最近では、メディアではなく、個人の「試してみた」も面白い。 容易に発信ができるようになったことの恩恵だ。 シンガポールのホテルの朝食来たら、全自動オムレツマシーンがあったので一つ試してみた。自分で具材を選んで、皿を置いてボタンを押すと最後までオムレツを作ってくれた。ロボットよ、人間から仕事を奪うな🥚🤖🍳 p
【弊社代表田中の個人エントリーです。】 先ほどQBハウスで散髪をして来た。初めて行って以来、それ以降他の散髪屋に行った記憶がない。そして毎回行くと必ず感じることがあるのだ。 実は15年程前に1年足らずだが、QBハウスの経営企画室長をしていたことがある。当時ある特命を受けていたこともあり、中期事業計画やビジネスモデルの精査を行っていた。駅ナカ10分1000円のビジネスモデルは、今ではもうすっかり世間に馴染んだ感じだが、まだ当時は「シャンプーしないだと?1000円で利益が出るわけない。すぐに潰れるよ。」と言われていた。 いつもイノベーションを起こすビジネスとは胡散臭いものだ。 当時私は創業者の2人と一緒に仕事をしており、幸せなことにこのビジネスモデルの誕生のきっかけを直接聞くことが出来た。 会長がいつも行く帝国ホテルの理髪店で散髪をしている時にあることに気づいた。 髪を切る、髭を剃る、マッサー
youkoseki.com あえて悪いことをする人は悪い人であること セクハラやパワハラの問題がメディアなどでも大きく取り上げられる今日、表だって「セクハラ、パワハラ、大好き!」と言う人は限りなく少ない。しかし、現実にセクハラやパワハラをする人達は今もいる。 最近、そういう人達に共通する特徴を見つけた。そういう人達はよく、こういうことを言うのだ。 「パワハラがいいことだとは思っていない。自分も普段ならパワハラをやろうとは思わないし、他人のパワハラは嫌悪し、反対している。しかし、場合によっては、冗談で、あえて、パワハラみたいなことをすることがある。そうすることでみんなの笑いをとることができるからだ」 この形式には色々なバリエーションがある。「人に怒鳴ったりするのはみっともない。自分も普段は常に落ち着いている。しかし本当に怒らなければいけないと思ったときは、あえて、声を荒げて怒鳴って見せること
今日は少し疲れ気味だったこともあり、久々に仕事の手を止めて、雑誌の『Number』をひとりじっくりと読んでいました。 特集のテーマは「イチローを見よ。」。 ツイートもしましたが、下手なビジネス本を読むよりも、何倍も勉強になります。僕は社会人になったばかりの頃、一時期『Number』の文章をひたすら写して、文章を書く練習をしていたのですが、やっぱり雑誌としての質が、相変わらず高い。これで590円。こんなコスパの高い雑誌は他に知りません…。 さて、今日の本題です。 昨年5月に「会長付特別補佐」という役職に就き、チームには帯同していたものの、試合には一切出られなくなったイチロー。 日本でこのニュースが流れたとき、「=引退」という見方が広まり、間もなく行われる東京ドームでのマリナーズの開幕戦が、イチローの“花道”だということが、既定路線のように語られました。 ただ、この『Number』を読むと、イ
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