コーヒー業界に深く関わりのある皆様におかれてはご存じの話かもしれませんが、ジャマイカのコーヒーの輸出量の8割~9割を日本が輸入しているというのは、過去の歴史における事実です。いまでこそ、米国やアジア諸国での需要も増え、ジャマイカからの輸出量のうちの日本向けは6割程度までに落ち着いてはおりますものの、それでも、日本が変わらずジャマイカにとっての最大のコーヒー市場であることに、変わりはありません。 いまから51年前、1966/67年クロップのジャマイカのコーヒー生産は全部で7,000袋(約420トン)で、このうち60%以上に相当する合計4,400袋を、日本企業が購入契約。これが、日本がジャマイカ産コーヒーの最大顧客になった記念すべき最初のクロップとなりました。