忠犬Dr@ポイ活投資家 @chukenDr 最近知ったんだけど、文科省の「一家に1枚シリーズ」がやばい。これは地学、生物学、宇宙など多くのテーマが一枚ずつまとめられた科学ポスターなんだけど、科学に触れる機会を増やすために、実は無料で公開されています。このクオリティで誰でもダウンロードし放題なのは本当凄い。全家庭に届けぇ…。 pic.twitter.com/pfwOXBrjg3 2023-09-27 17:47:36
最近、英語圏において物理化学系の学術誌に発表されたあるエッセイを起点として、こんな専門誌を舞台に意外な、と思うほどの盛り上がりを見せた論争が起きた。それは、「キャンセルカルチャー」を巡るものなのだが、日本語圏ではこの論争についてほとんど紹介されていないようなので、今回の記事で簡単に紹介してみたい。 アンナ・クリロフ (Anna I. Krylov) が2021 年にアメリカ化学会が発行する物理化学の学術誌 The Journal of Physical Chemistry Letters に発表したエッセイ「科学を政治化することの危険 The Peril of Politicizing Science」*1は、左派的なイデオロギーが今日の科学界において検閲として働いていると指摘し、大きな評判を呼んだ。これに対して、同年フィリップ・ボール(Philip Ball)は、同誌において「科学はそも
このエッセイはサイエンス(科学)とは何なのかを考える上での参考になりますし、さらになぜ、 「Listen to Science!(サイエンスに耳を傾けろ!)」 と呼びかけることが事態をより悪い方向に持っていってしまうことになるのか明快に説明しています。みなさんにぜひ読んでただければと思い、ここに翻訳して共有します。 サイエンスは「疑う」文化だ。宗教は「信じる」文化だ。 リチャード・ファインマン 啓蒙主義の最も大きな発明の1つは無知である。 (訳者注:17世紀にヨーロッパで全盛期を迎える啓蒙主義の時代に、今私たちがサイエンスの手法(科学的手法)と呼ぶものが確立し、そのことによってサイエンスが大きく発展しました。そこで、サイエンス革命と呼ばれたりもします。) それは、私たちが知りたいと思っているいくつかの重要なことは、当時西洋を支配していた宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の経典には書か
これから書くことはほとんど、これまでも繰り返し申し上げてきたことと変わりない。が、同じ質問は繰り返し受けているので、再度申し上げる次第である。なお、海外からも同様の問い合わせが多いので本来であれば英語でも同じ内容の文章を用意すべきだが、時間の関係で割愛させてください。Chromeかなにかでそれぞれ母国語に訳してお読みいただけると幸いです。なお、本稿は特に感染症学の基礎知識やジャーゴンを知らなくても読めるように工夫はしているが、それなりに難解な内容だ。その点はご容赦いただきたい。 日本のCOVID-19報告数が諸外国に比べて非常に少ないことに内外から注目が集まっている。あれは本当なのか。検査数が少なすぎて、実際の感染者数を見誤っているのではないか、という指摘がある。 しかし、この指摘はいろいろなレイヤーにおいて間違っている。そもそも、日本はCOVID-19の全数把握を目指していない。行政検査
昔書いた「感染症は実在しない」を集英社から仕立て直して出してもらうことになりました。「あとがき」を追記したので、どうぞ。 英国がCOVID-19対策で、他国と異なる対応を取ると表明したとき、世界は驚いた。国民の多くにあえて感染を許容させ、集団免疫をつけさせようというのだ。かなりの「奇手」と思った(英首相の「降伏」演説と集団免疫にたよる英国コロナウイルス政策(小野昌弘) - Yahoo!ニュース [Internet]. Yahoo!ニュース 個人. [cited 2020 Mar 19]. Available from: https://news.yahoo.co.jp/byline/onomasahiro/20200315-00167884/)。 ところが、事態は二転三転する。この感染許容策に多くの専門家が批判を寄せた。議論が繰り返され、結局、英国は他国同様、保守的で「普通の」感染対策を行
熱せられたコンロ上の鍋の取ってに座るカエル[1] 茹でガエル(ゆでがえる、英語: Boiling frog)とは、緩やかな環境変化下においては、それに気づかず致命的な状況に陥りやすいという警句。生きたカエルを突然熱湯に入れれば飛び出して逃げるが、水に入れた状態で常温からゆっくり沸騰させると危険を察知できず、そのまま茹でられて死ぬという説話に基づく。茹でガエル現象(ゆでガエルげんしょう)[2]、茹でガエルの法則(ゆでガエルのほうそく)とも呼ばれる。 19世紀のいくつかの実験を基に、加熱が十分に穏やかであれば、この説話は再現可能な事実だと考えられていた[3][4]。しかし、現代の生物学の見地においては、これはありえないとされている。カエルや他の変温動物においては、場所移動による自然な体温調節は、野生で生き残るためには必須な能力であり、徐々に加熱されてもカエルは飛び出して逃げ出してしまう[2]。
亜留間次郎 @aruma_zirou 日本だと科学のふりした宗教がよくあるけど、イスラム教だと逆に宗教のふりした科学が横行している。 これは清めです、神の加護で病魔が近寄らなくなり病気になっても軽くてすむようになります。 と言って注射しているものはワクチン 2019-09-09 18:52:03
建築現場に運び込まれるれんが(2018年11月18日撮影、資料写真)。(c)Haidar HAMDANI / AFP 【11月16日 AFP】トイレで用を足した後、通常はそのまま下水に流される尿だが、将来的にはこれが有効活用されるかもしれない。人の尿が、環境配慮型の建築資材として生まれ変わる可能性があるのだ。 動画:世界初、人の尿かられんが作製 南ア大学 南アフリカにある大学の研究チームが開発に成功したのは、人の尿を使った「れんが」。環境に優しい建築資材の探求における最新の革新的成果の一つだ。 この種のものとしては世界初となるこの「バイオれんが」の開発をめぐっては、粘土やコンクリートでできた一般的なれんがに代わる持続可能な代替物へとつながることが期待されている。 試作品のバイオれんがは、貝殻の自然形成に類似した方法で尿から「成長」させた。れんがの形成には6~8日かかる。 この画期的な発明を
by Sharon McCutcheon 人間の脳は4分の1秒ごとに注意のパルス(拍動)を出しており、その都度、脳は何に集中するかを切り替えることができます。パルスとパルスの間には隙間があるため、人間は「知覚していないはずの隙間」を持ち合わせるはずなのですが、脳はこの隙間を1本の映画を作りだすように埋めるため、連続した知覚を経験していると認識するそうです。 A Dynamic Interplay within the Frontoparietal Network Underlies Rhythmic Spatial Attention: Neuron https://www.cell.com/neuron/fulltext/S0896-6273(18)30636-6 Neural Mechanisms of Sustained Attention Are Rhythmic: Neuron
前回は、社会集団を観察する疫学では王道とも言える「コホート研究」の事例を見た。 このままどんどん栄養疫学の真髄に触れるようなお話をうかがっていきたいところだが、ここでは少し立ち止まって、別の話をする。 今村さんがエルカ酸の研究を手がける以前の研究について、ちょっと気になる表現があった。1970年代のインドで行われた古い研究を、今村さんは「エビデンスが弱い」と位置づけた。 エビデンスには「強弱」つまり、強い証拠と弱い証拠があるのだろうか。参考になりそうな考え方として、「エビデンスレベル」という概念があり、疫学の入門書を読んだことがある人なら知っているかもしれない。 先に紹介した「コホート研究」は、研究デザインとしてはかなり強いエビデンス足りうる(エビデンスレベルが高い)ものだ。また、さらにそれよりも強いとされる「メタアナリシス」も今村さんは複数手がけている。本稿では、次回以降、「メタアナリシ
東京大学生産技術研究所の田中肇教授らの研究グループは、これまで特異なガラス転移現象として説明されてきた水の動的異常性が、実はガラス転移と無関係であり、液体の正四面体構造形成に起因していることを初めて突き止めた。 この成果は、従来のガラス転移に基づく水の動的異常性に関する定説を覆しただけでなく、水の熱力学的異常と動的異常が、ともに正四面体構造形成という共通の起源に基づくこと明らかにした点にも大きなインパクトがある。 水は、人類にとって最も重要な液体であり、本研究成果は、水の特異な性質そのもの理解に留まらず、生命活動、気象現象などとのかかわりの理解にも大きく貢献するものと期待される。 論文:【Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America】Origin of the emergent
半月板が割れたしゅがー @sugar57527 「私、ただの市民なんですけど、円山に年間400回くらい登っていまして。数年前から見たことないナメクジがいるなと思って、毎日、ナメクジの数を記録しているんです。何かに使えますかね?」 「す、すみません。もう一度言っていただけますか?」 完璧なセンサス調査でした academist-cf.com/journal/?p=7702 2018-08-10 12:07:37
小森雨太*FF14プレイ⚠バレ有@4.0 @comori_uta 「子供が踏み込むと、神様に気に入られて、その魂を奪われてしまう洞窟」という言い伝えの正体が「空気より重たい有毒ガスが溜まっていて、背の低い子供では、それを吸い込んでしまうから」みたいな「ファンタジーが科学に置き換わる瞬間」みたいなのがすごい好き。ちなみに似た話は実在します。 2018-08-12 13:15:54 小森雨太*FF14プレイ⚠バレ有@4.0 @comori_uta こういうケースは割と各地に多い印象。日本にも祟りがあると信じられた大岩の正体がそれだったという話がある。すぐに通り過ぎれば助かり、度胸試しのような余計なことをして留まれば…という理屈。腰掛けたり、もたれたりしやすい大きな岩だったから、そこに留まり、それが原因とされた。 2018-08-12 13:21:24
飴308@2㌔マン @candylight308 自衛隊員と水の話で思い出すのが、冬季演習中に水筒を満タンにして凍らせてしまった新兵に、専任軍曹が 「なぜ湧き水や川の水が凍らないか考えろ」 と優しく諭したら、次の日その新兵が自信満々な顔で、演習場内の湧き水で水筒を満タンにして来たという…。 2018-07-17 09:28:14
今年も暑い夏でした。最高気温が名古屋でも39.3℃などという話題の出た年でした。 そんなある日のことです。あまりにも暑くて汗が出たので、シャワーを浴びました。汗も流れてさっぱりしましたが、ふと気になったことがあります。「今浴びているシャワーの温度は38℃。熱いどころかすごく気持ちいい。今日の最高気温は35℃だったのにすごく暑かった。もし気温が38℃になったらもっともっと暑いはず。同じ38℃が自分の体の周りにあるのに、どうして気温の場合には暑くて、シャワーは気持ちいいの?」ということです。 気温はからだ全部が38℃の空気の中に入っていますが、シャワーは38℃の水滴があたっているので、ちょっと違います。すぐに風呂を38℃に設定してわかして入ってみました。すると熱く感じません。なぜ、気温の38℃は暑いのに、風呂の38℃は熱く感じないのでしょう。すごく不思議です。 科学部のみんなに話しても「なんで
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