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文章に関するmorobitokozouのブックマーク (165)

  • カンカラコモデケアの問題点|喜多野土竜

    ◉作家の笹祐一先生が、怒っておられます。カンカラコモデケアに。これは熊県和水町にある謎の遺跡の名前……ではなく、毎日新聞の記者による、文書作法の極意らしいですが。笹先生が怒るのも当然、ただのエッセイとかならともかく、新聞記者がこんなもんを記事に持ち込んじゃ困ります。記事を使って読者をある特定の方向に誘導するのは問題ないという文化が、毎日新聞にある証拠ですから。備忘録を兼ねて、笹先生の連続ツイートを、以下に転載しますね。 「カンカラコモデケア」ってなんぞ?と思って調べ手辿り着いたページ。https://t.co/0QJ5QXWN83 毎日新聞の記者さんによる文章の極意だそうだが、いや、これ、記者の文章としちゃ問題山積みだろ? https://t.co/t55q7vGQQb — 笹祐一 (@sasamotoU1) February 10, 2021

    カンカラコモデケアの問題点|喜多野土竜
  • 取りつかれたように文章を書きまくる「ハイパーグラフィア」がよくわかる実例

    世の中には文章を書くことが嫌いだったり苦手だったりする人がいる一方で、文章を書くのが好きで得意な人もいますが、これはあくまで得手不得手の枠の中の話。こういったものとは別個に、とにかく文章を書いていないと落ち着かないので、体の内側からわき起こる衝動を爆発させるかのように書きまくる「ハイパーグラフィア」という症状があります。いったいどういう症状なのか、統合失調症を患いハイパーグラフィアを発症した母親を持つ人が、母親が書きまくった大量のメモを公開していて、その一端を知ることができます。 This is Schizophrenia. - Imgur http://imgur.com/a/KLpxV ハイパーグラフィアの症状や原因については、自らがハイパーグラフィアであり、医者でもあるアリス・W・フラハティ氏が著わした書籍「書きたがる脳 言語と創造性の科学」に詳しく書かれています。 書きたがる脳 言

    取りつかれたように文章を書きまくる「ハイパーグラフィア」がよくわかる実例
  • 「いかに誤読の可能性を無くすか」書いた文章が読みづらいと思ったら、ちょっとした"危険物の取扱説明書"を参考にしてみてという話

    灯千鶴/せら乃🌗 @akari_c 「私の文章、なんか読みづらい……?」と思ったら、ちょっとした危険物の取扱い説明書を読んでみて。いかに『誤読の可能性をなくすか』『他の読み方の余地を無くして、正確な使用方法の説明を理解させるか』に特化してる。そこ誤読されたら人が死ぬから。で、だいたい一文が短い。勉強になったよ。 2020-08-16 20:41:19 灯千鶴/せら乃🌗 @akari_c 手癖で文章書けるレベルの人は、とにかく『読むのが苦ではない』人が多いと思うので(ふりかけの裏の説明まで読むフォロワーたちを見ながら)、このやり方は割と『一度はやってみて』って感じ。読みながら眠くなるタイプの人はドライヤーの説明書くらいでいいから。あれそんなにぶ厚くないから。 2020-08-16 20:44:15

    「いかに誤読の可能性を無くすか」書いた文章が読みづらいと思ったら、ちょっとした"危険物の取扱説明書"を参考にしてみてという話
  • Amazonの従業員が学ぶ伝わる文章構成の極意|Sangmin Ahn

    こんにちは、Choimirai School のサンミンです。 【主要なアップデート】 (2023.10.01)ベゾス氏がパワポを禁止した理由を語った動画を追加 (2020.05.11)Blitzscaling、ビル・ゲイツのコメントと英語版リンクを追加 (2020.05.11)知的生産の技術に関するコメントを追加 0  はじめに ▲アマゾンの社内プレゼンテーションで、パワーポイントの使用が禁止されているのは、かなり有名な話。 会議では、冒頭のおよそ15~20分間、参加者全員にドキュメントを読むための時間があてられる。ドキュメントは6ページと長い場合も多く静まったミーティングルームで参加者が黙々とドキュメントを読む雰囲気はかなり緊張感が漂っている。

    Amazonの従業員が学ぶ伝わる文章構成の極意|Sangmin Ahn
  • 予備校で習った「現代文の読解テクニック」を使って、Web記事から「筆者の主張」を抽出してみた - give IT a try

    はじめに 元の記事は削除されてしまったのですが、昨日Qiitaで「Webエンジニア業界に感じた違和感」という記事を読みました。 内容の方は「まあ、言わんとすることはわからなくはない」という感想だったのですが、それ以上に「なんか読みにくい文章だな」「話が右へ左へ大きくブレていて(=褒めたりdisったりを何度も繰り返していて)、結局何が言いたいのかよくわからないな」という印象を強く受けました。 そこで、エントリでは昔僕が予備校で習った「現代文の読解テクニック」を使って、「筆者が主張したい内容」を抽出してみることにします。 予備校で習った「現代文の読解テクニック」とは? 僕が予備校で習った「現代文の読解テクニック」は、ざっくりいうとこんなテクニックです。 「だが」「しかし」など、逆接の接続詞が登場したら、そこから後ろが筆者の主張なので、「だが」「しかし」の前に書いてある内容は無視して良い。 「

    予備校で習った「現代文の読解テクニック」を使って、Web記事から「筆者の主張」を抽出してみた - give IT a try
  • 「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる|Ryo Yoshitake | THE GUILD

    と思っている話です。もはやタイトルでぜんぶ言ってしまった。 せっかくなのでもう少し続けます。 2020/05/03追記:第二弾?書きました このがまだ初稿になる前、共著者のみなさんと執筆真っ最中の頃に何度か打ち合わせがあったのですが、そこで「書籍的な文章を書き慣れてない人って、"という"と"こと/もの"を多用しがちなので、この2つを抑えるだけでも文章がシュッとするんですよ」とお話したら思ったより反応があったので、これは需要があるんじゃないかと感じたのがきっかけです。 ここから先は具体例を交えて解説していきます。 さすがに他人様のテキストを使うのは気が引けるので自分が書いた記事を例に挙げます。……でも自分はこのテクニックを使うようにしているので、該当する記事がなかなかないんですよねぇ……と思ったらあった! (よりによってこれか……せっかくなので皆さんスタァライトを観ましょう!) 記事中では

    「という」と「こと」を減らすだけで、文章はぐっと読みやすくなる|Ryo Yoshitake | THE GUILD
  • 麺と鳴くゆっケ on Twitter: "#54字の文学賞 #54字の物語 右の行から読むと結婚できるし、 左の行から読むと振られる。 https://t.co/fMHiW2777B"

    #54字の文学賞 #54字の物語 右の行から読むと結婚できるし、 左の行から読むと振られる。 https://t.co/fMHiW2777B

    麺と鳴くゆっケ on Twitter: "#54字の文学賞 #54字の物語 右の行から読むと結婚できるし、 左の行から読むと振られる。 https://t.co/fMHiW2777B"
  • 時効だから話すについて - 山下泰平の趣味の方法

    時効だから話すッ!!! みたいなのがあり、これは過去の悪いことを語る時に使用される表現技法である。 若者が小学生時代の同級生に「時効だから話けど、お前の消しゴムをカッターナイフで賽の目切りにしたの実は俺だったんだ……」みたいなことを語り合っているのは微笑ましくて良いものである。他人の消しゴムをカッターナイフで賽の目切りにするような人間は完全完璧な異常者だから関わりたくないけど、青春の1ページであると思う。 その反面、春もうららな昼下がり、窓を開けて君がお茶をしていると、玄関ドアをブチ破り身長3.5メートルのご近所さんがやってくる。ご近所さんというものはすごい。まず外骨格であり、腹だけすごいデカく、手足は細目であるがとにかく筋が強いため、コンクリートブロックを豆腐の様に破壊することができる。毛穴(6個しかない)から飛び出る体液の初速は4080m/s、わずか1mlで歩道橋を破壊するほどの威力が

  • 堀江貴文さんや前澤友作さんと彼らを叩いてる人が同じスマホを使ってるかもしれないという状況 - 山下泰平の趣味の方法

    堀江貴文さんや前澤友作さんっていう人がいる。彼らはとても優秀で色々なものを持っている。しかしながら、様々な人々からSNSで殴られている。 前澤友作さんについて私はよく知らないんだけど、とにかく偉い人なんだろうなーって思う。それなのに twitter で「前澤さん応援してますが、ユニクロの柳井さんの顔も気持ち悪いけど、前澤さんのほうが気持ち悪いですね」みたいな全方位的に失礼なリプライをされていて、ここまで失礼だと巻き込まれた柳井さんも笑ってくれるのではっていう感想であった。というか100歩譲って前澤さんが気持ち悪かったとしても、なんで柳井さんを出すんだよっていう雰囲気がある。 堀江貴文さんはというと、かなり以前に堀江さんへ対して「ハンバーグは好きですか」とか、「ラーメンは週に何度くらいべるんですか」などと執拗に質問している異常者がいた。恐らくなんだけどイカれた野郎のイカれた脳が、堀江貴文

    堀江貴文さんや前澤友作さんと彼らを叩いてる人が同じスマホを使ってるかもしれないという状況 - 山下泰平の趣味の方法
  • see/pass you again

  • 一行怪談集(水沢ながる) - カクヨム

    ワンセンテンスで悪夢が描けるかという挑戦。 水沢ながる 吉田悠軌・著『一行怪談』(https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569767362/)にインスパイアされて作ってみたワンセンテンスの怪談。元になったには「一行怪談凡例」というのがある。 ・題名は入らない。 ・文章に句点は一つ。 ・詩ではなく物語である。 ・物語の中でも怪談に近い。 ・以上を踏まえた一続きの文章。 なるべくこれに沿うように心がけているつもり。 気が向いたら付け加えます。

    一行怪談集(水沢ながる) - カクヨム
  • ラノベ作家「小説の読者はざっくり二層に分かれると思ってます」「ライト層は、字が多いとしんどい、長い地の文は飛ばす、いかにも小説らしい言い回しが苦手と感じるようです。コア層は、リテラシーがある反面、ともすると文章は小難しいほど高尚と思う傾向があります」

    天宮暁 @AkiraAmamiya 小説書いてます 講談社ラノベ文庫より『2年B組は全滅しました』シリーズ、オーバーラップノベルスより『NO FATIGUE ~24時間戦える男の転生譚~』発売中です。 小説家になろうでも連載しています。作品は以下のURLからどうぞ🌞 https://t.co/ff2zIfRb5u

    ラノベ作家「小説の読者はざっくり二層に分かれると思ってます」「ライト層は、字が多いとしんどい、長い地の文は飛ばす、いかにも小説らしい言い回しが苦手と感じるようです。コア層は、リテラシーがある反面、ともすると文章は小難しいほど高尚と思う傾向があります」
  • VTuber界隈で流行っているツイートでの多重並列丸括弧について知っている人がいたら教えてほしい - ミグストラノート

    VTuberの由持もにさんのツイートを見ていると,いままで見たことがなかったような括弧の使い方をしていて,最近気になっていた.それは以下のようなものだ. オフ会の「お悩み相談」「言ってほしいせりふ」のハンドルネームに知ってる名前がいっぱいいて笑顔になってる(来てくれてありがとう)(心強いです)(実はちょっと緊張してた!)(当日よろしくお願いいたします)— 由持もに♎Vtuber🍒🍆🐟 (@moni_Amls) 2018年8月22日 こんなふうに普通の文章を書いたあとに,丸括弧をペアで複数個並列で使うのが特徴的だ.読み手は,それぞれの括弧内のことは同時に思っていたことを書いていると解釈してよいと考えられる.読むときはAであり,Bであり,Cでもあり,Dでもあるみたいな感じで読んでいる.書くときは,複数の普通の文章を括弧でくくるみたいなイメージだろうか. この技法は,もにちゃんの周辺で一般

    VTuber界隈で流行っているツイートでの多重並列丸括弧について知っている人がいたら教えてほしい - ミグストラノート
  • 特撮ヒロイン工藤遥について - 🍣

    テレビ朝日の特設ステージでトークショーを行う工藤遥は僕を見ず、僕も工藤遥を見ていなかった。工藤遥はヒーローショーを観に集まった幼児達や司会や共演者を見た。僕はぼーっとどこか虚空を見つめたり、工藤遥と同じように集まった幼児達を見ていた。 普段の生活で幼児と接する機会は無い。こんなに大勢の幼児を見たのは自分自身が幼児だった頃以来だ。一通り幼児達の新鮮なリアクションを確認した後、その親達も見た。おそらく僕と同じくらいの年齢だろう。トークショーの終わりに客席に降りてきた工藤遥は幼児達と嬉しそうに触れ合い、僕はそれを茫然と眺めた。人形を2つ握りしめて。僕はそこにいてはいけないような気がしていた。 トークショーに行く2ヶ月ほど前、脳腫瘍の摘出手術を受けた。手術の後、全身麻酔から目覚めた僕は医師から簡単な検査を受けてHCU(高度治療室)に入れられた。比較的重篤な患者が大部屋に集められ、24時間体制で看護

    特撮ヒロイン工藤遥について - 🍣
  • 判断の基準に伝統を入れないほうがいい - 山下泰平の趣味の方法

    なにかを変える、変えないって問題が発生した時に、判断の基準に伝統を混ぜるのは止めておいたほうがいい。伝統だから残さなくてはならないって理屈はない。伝統じゃないからなくしたほうがいいっていうのも、頭にゴミ詰ってるとしか考えられない。伝統かどうかなんてのは、判断の基準としてほとんど役に立たない。伝統はあったらあったで面白いんだから、あったほうがいいんだけど、そんなに貴重なものでもない。ただの伝統なんだから、ワーワー言うことなんかない。なにかの制度を変えたところで、どっかに伝統の断片は残ってるんだから、安心して良いと思う。 例えばだけど、夫婦同姓が伝統かどうかっていうと、伝統だと思う。こういうことを書くと、日が夫婦同姓になったのは最近のことだッ!!!!!!!!! ってマメ知識を紹介するバラエティ番組みたいなことを言い出す人がいると思うんだけど、なんで伝統じゃないのかまともに説明してみろよつかお

    判断の基準に伝統を入れないほうがいい - 山下泰平の趣味の方法
  • インターネット村に住民票を移すことにしました。 | 水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba

    なんとなく自分のツイッターをさかのぼって見ていたのですが、このツイートを見て驚きました。 他のツイートに比べてはるかにたくさんのいいねがついていたのですが、これは「よっしゃぁ、いいねがたくさんついたぁ!」という話ではなくむしろ逆で いいねが多すぎる ということなんです。 そもそもなぜこのツイートをしたかと言いますと、前に出て語る編集者は当に悪いと思っていなくて、そういう人もいた方が色々な考えが知れて面白いし優秀な人たちだと思っているのですが、 僕がリスペクトしている、一緒にご飯べたり僕の作品を見てもらったりしている編集者は決まって全員前に出ないので、その人たちに向けてのツイートだったんです。 つまり、↓のツイートに近いです。 ただ、大戸屋のものより冒頭のツイートの方がはるかに多くのいいねがついていたんです。 この偏りって一体何なのだろうということなのですが、 これは前から思っていたこと

    インターネット村に住民票を移すことにしました。 | 水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba
  • 童貞イジリの謎 - 山下泰平の趣味の方法

    童貞イジリだけじゃないんだけど、職場やら学校やらとにかく公共の場で、性的な話する人が謎でしょうがない。性的な話がokってことなら、公共の場で性的な行為するのもその人の中でokってことなんだろうか? それとこれとは違うっていうアホもいると思う。だけど職場でアルコールの話はするじゃん。アルコール自体怖いし、人によっては触れて欲くないものだから、当は良くないけど現状ではセーフってことになってる。もちろん職場で酒飲むのはアウトだけど、ノンアルコールビール飲むのもオーケーだよな? つまり童貞イジリokなら、擬似的に性的な行為をしてもokってことになるわけだが、臭いオッさんとか糞馬鹿女(自主規制)とかが職場で擬似的に性行為したら気持悪くて不快なだけである。それなのに、なぜあえて童貞イジリを話題にするのか、全てが謎に包まれている。 私だって石頭ではない。職場で雑談するの全然良いと思う。職場で台車につい

    童貞イジリの謎 - 山下泰平の趣味の方法
  • 「文章表現における『映像を書く』状況描写をどう見るか」に関する覚書 「プロを目指すなら遅筆にならない方」とのアドバイス

    タナカリオン @tanakarion 子役の子の演技が上手いのか撮り方が上手いのかもはやよくわからないが、あの二人の子の表情芝居がなんというかもうね。色々締め付けられる。 2018-06-28 00:43:27 タナカリオン @tanakarion やはり目は言葉以上に語る。もちろん表情や周りの描写も。最近は映画でもアニメでも、とにかく何でもかんでも全部セリフで喋らせたがる作品が多いけど、やっぱり映像の力ってこういう事だよなー、と思った。 2018-06-28 00:47:28

    「文章表現における『映像を書く』状況描写をどう見るか」に関する覚書 「プロを目指すなら遅筆にならない方」とのアドバイス
  • 職場で「わたしのコンソメスープ」という意味不明コラムを書かされた時のこと。

    職場内で流通する機関誌みたいなものがある。 毎月、偉い人が「激動の時代を生きるために」などと、コピペしてきたのかな?と感じるほどに定型的な有難い言葉を長々と連ね、「最近将棋始めました」で締める訳の分からない文章が巻頭に掲載されている。 その次に、やや偉い人が似たような言葉で叱咤激励し、犬を飼いはじめたことをカミングアウトして締める文章が続く、そんな大変に有意義な冊子だ。 その中の1コーナーに「わたしのコンソメスープ」というコラムコーナーがある。 正直に言ってしまうと僕はこのコーナーの意義が全く分からなかった。端的に言うとなぜそこにあるのか全く分からない。意味不明だとすら思っていた。 そこに存在するだけで僕の精神を蝕んでいくような、ただのコラムとは思えないほど恐ろしくも禍々しい「何か」、それがこのコラムにあったのだ。 (Boris Wong) 毎回、様々な社員が登場し、コンソメスープのある風

    職場で「わたしのコンソメスープ」という意味不明コラムを書かされた時のこと。
  • 3-1.人称(視点)について

    [2019.2.8]二人称に関連した部分の改稿 [2016.4.30]「補足2 神の視点」追加 1.人称(視点)とは 小説は、語り手が誰かに向けて物を語る、という形式で成立している。これは当は小説に限らず、文字で書かれたもの全般に該当する。文字とは人間が他者に何かを伝えるために使う道具であり、それを使って何か書いている以上は、それを書いた主は誰かに何かを伝えよう(語ろう)としているわけである。この場合の「誰か」は特定、不特定を問わないし、自分でも構わない。 日記や論文などの場合、伝えようとしている主はその文章を書いた人なのだが、小説の場合は「語り手」という仮想の人物を用意して間接的に語らせる、という手段を用いる。仮に「語り手」が「作者」であったとしても、それは実際に文章を書いた書き手人ではなく、「作者」というキャラクターを一枚かませた状態で語られるのが小説の特徴である。つまり小説を書