小松左京が一目ぼれした「復活の日」の表紙原画が44年ぶりに発見! 【生賴範義 展Ⅲ THE LAST ODYSSEY】で初公開されます。 *公開は終了しました。 <「復活の日」表紙原画 ©生賴範義> 小松左京は、「日本沈没」「復活の日」「果しなき流れの果に」「首都消失」など、数多くの作品を発表しましたが、そのほとんどの本の表紙を描いたのが、昨年10月に逝去された世界的なイラストレーター生賴範義先生です。昨年、出版社の早川書房のもとで長く保管されていた、生賴先生が描いた書籍の表紙原画がご家族のもとに数多く返却されたのですが、その中には小松左京関連作品15点も含まれていました。 特に注目されるのは、ハードカバー版「復活の日」(1972年)の表紙原画です。 それは小松左京が一目見てほれ込み、以後作品の表紙を依頼するきっかけとなった絵でした。 「復活の日」は、1980年に角川書店により製作費25億