公邸は幽霊屋敷?=「眠れない」と引っ越し-ブラジル大統領 【リオデジャネイロAFP=時事】ブラジルの有力週刊紙ベジャは11日、テメル大統領一家が「幽霊の気配」を訴えて大統領公邸から近くの副大統領公邸に引っ越したと報じた。 大きなプール、サッカー場、教会、医療施設などを備えた大統領公邸は、一般国民から見れば「夢の家」。しかし、ベジャによると、テメル氏は「何か変なものを感じ、初日から眠れなかった。幽霊でもいるのではないかと疑い始めた」と述べ、マルセラ夫人も同様に感じていると説明。ただ、7歳の息子は公邸を気に入り、元気に走り回っていたという。 地元紙グロボも、夫人が司祭を呼んで悪霊払いを試みたが、効果はなかったと伝えた。 テメル氏は昨年大統領に就任し、現在、副大統領は空席。(2017/03/12-07:28) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】