ノートは液晶ディスプレーの大きさによって分類されることが多いが、今もっとも人気が高く多くのユーザーに使われているのが15.6型の「スタンダードノート」と呼ばれるタイプだ。画面が大きくそれなりにパワフルである点が人気の理由だが、その反面、サイズが大きくて持ち歩きにくいというデメリットもある。特に外出先でのモバイル利用を考えている方なら、15.6型ノートは真っ先に候補から外すということもあるのではないだろうか。 一般的にいえば、確かに15.6型ノートはデカイ。標準的なモデルならフットプリント(接地面積)はB4サイズ(364×257mm)よりもひと回り大きく、高さも25mm前後だ。日本のビジネスパーソンはコンパクト&スリムな13.3~14型ノートを好む傾向にあるとされるが、これはモバイル利用や取り回しやすさを重視するため。その点において、15.6型は不利である。またデザイン面でも無骨になりがちだ