新型コロナ禍での誤情報・偽情報の現状その対策をめぐる国内外の提言をまとめた報告書「デジタル空間における信頼創出に向けて~市場によるアプローチの検討」を、経済産業省が公開した。 その中で、ベストセラーSF小説『三体』で知られる中国のSF作家の劉慈欣氏、米テクノロジーカルチャー雑誌「ワイアード」創刊編集長のケヴィン・ケリー氏、「エコーチェンバー現象」「ナッジ理論」で知られるハーバード大学ロースクール教授のキャス・サンスティーン氏ら、多彩な論客がそろって指摘するのが、ネットデマは無くならない、という点だ。