「AAAのゴミのようなゲームたち」という表現が気になるとはいえ、私はこのレビューに少し目を覚まされた。世間の評価がイマイチでも、自分の趣向に合う可能性はいくらでもある。 Matt S.……この名は妙に覚えがある気がした。確か、『シェンムーIII』もレビューしていなかったっけ? 調べてみると、この男は『シェンムーIII』にも満点を付けていた。同作は68点という決して高くないメタスコアになっているが、私も9点を付けていた。これは、気が合うのかもしれない。「『シェンムーIII』は映画よりも演劇に近いゲーム」という表現がさっぱりわからないとはいえ、『シェンムーIII』を高評価した人が面白いというのなら、私も『絶体絶命都市4Plus -Summer Memories-』をやった方がいいのかもしれない。これは、そう、少し大げさに言えば出会いだ。 Matt S.氏の『絶体絶命都市4』のレビューのように、