記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。 今日(9月28日)は「プライバシーデー」 1964(昭和39)年、三島由紀夫の小説『宴のあと』でプライバシーを侵害されたとしてモデルとされた有田八郎元外務大臣が作者と発行元の新潮社を訴えていた裁判で、東京地裁がプライバシー侵害を認め、三島由紀夫に損害賠償を命じる判決を出した。これが日本でプライバシーが争点となった初めての裁判であった。 1961(昭和36)年、3月15日、東京都知事選に出馬して敗れた元外務大臣有田八郎は、三島由紀夫の小説『宴のあと』をプライバシー侵害で告訴。『宴のあと』は1960(昭和35)年1月から「中央公論」に連載された小説を新潮社が12月に出版した。中央公論は、単行本の出版を自主的に中止した(有田八郎側の)ため、訴えられなかった。小説の粗筋は、「料亭の女将