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歴史とメディアに関するmorobitokozouのブックマーク (2)

  • 情報の改竄・隠蔽・捏造を繰り返す政治がもたらす悲劇【再掲】|大本営発表|辻田真佐憲

    公文書の改竄(かいざん)、捏造(ねつぞう)を行ってきた現政権。かつて、日軍の最高司令部「大営」も、太平洋戦争下に嘘と誇張で塗り固めた公式発表を繰り返してきました。当時の軍部は現在に置き換えると政権。政治の中心でなぜ、情報の改竄、捏造、隠蔽が起きるのか? そしてそれがどういった結末を迎えるのか? 2016年に発売された辻田真佐憲さんの『大営発表~改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争~』は、正確な情報公開を軽視する政治の悲劇、悲惨さを教えてくれます。今こそ読むべき一冊。あらためて「はじめに」をご紹介します。 大営発表の悲劇を繰り返さないために 大営発表は、日メディア史の最暗部である。太平洋戦争の時代、大営がデタラメな発表を行い、メディアがそれを無批判に垂れ流し、国民がそれに踊らされた。今日でも大営発表は、「あてにならない当局の発表」の比喩として頻繁に用いられている。 とはいえ、「大

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  • 「ナチ宣伝」という神話 | Vol.5 | バックナンバー | アキューム

    東京大学社会情報研究所助手 佐藤 卓己 ナチ・第3帝国・ヒトラー・ゲッベルス,そのいずれからも連想される言葉は「宣伝」である。総統ヒトラーと宣伝大臣ゲッベルスがドイツ国民を戦争に『駆り立てた』技術は神話化され,今日に至っている。だが,この「宣伝の魔力」なる神話こそ,ナチズムが創作し戦後のドイツ国民が自らの罪を忘れるために再生産してきた情報操作ではなかったか。「ナチ宣伝」は「宣伝神話」として,今なお生き続けている。 神話,未だ醒めやらず 図A:『大衆宣伝の神話―マルクスからヒト ラーへのメディア史』「啓蒙の神話:印刷 機に縛り付けられたプロメテウス(カール ・マルクス)」(左)と「宣伝の神話:< 社会主義労働者党>のプラカードで労働者 をひきつけるヒトラ-」(右) 『大衆宣伝の神話―マルクスからヒトラ-へのメディア史』という(図A)を弘文堂から上梓してしばらく後のある日,某テレビ局から電話

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