7月に夏休みを頂いたのですが、どうもブログ自体が煮つまり気味で不調です。時期も時期なのでリフレッシュのためにお盆休載します。その代わりといったらなんなんですが、私の旧作を閑話休題として提供させて頂きます。書いたのは3年前の冬。冬にこれだけの話が書けるぐらい暇であったの証拠みたいなものですが、私が書いたものの中でも資料集めに苦労したものの一つです。分量的には休載日数ぐらいを埋める程度はあると思いますし、お盆から終戦記念日に辛うじてマッチしているかと思いますので、ゆっくりお楽しみください。 ☆ ☆ ☆ 杉原千畝と言う人物は最近では教科書でも取り上げられるようになったらしく、カウナス事件のおおよその経緯はかなりひろく知られています。教科書の本文は読んだことがありませんが資料等からするとおおよそ次のようなストーリーであるようです。 第2次世界大戦開戦後、ユダヤ人排斥を掲げるナチス・ドイツに追われた