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歴史と語源と日本語に関するmorobitokozouのブックマーク (2)

  • 「びびる」の嘘語源を正す 「平安時代から」はガセ - 四次元ことばブログ

    今回は長文になりますので、最初に概要をまとめてしまいます。 ・「びびる」の語源として広まっている「平安時代からあることばで、戦で鎧が触れ合う音に由来する」という説は誤りであると考えられる。「びびる」の用例が確認できるのは江戸時代から。 ・この説は平成に入ってから突然現れたもので、どうやら1988年に出たの誤読から生まれたようだ。 ・「びびる」がオノマトペに由来しているという点はおそらく正しい。 ネットで「びびる」の語源について調べてみると、以下のような説がもっともらしく記されています。 「びびる」は平安時代末期からあることばである。むかし、大軍の鎧が触れ合う「びんびん」という音を「びびる音」といった。源平の合戦における富士川の戦いでは、水鳥の飛び立つ音を聞いた平家軍が、これを源氏軍が攻めてくる「びびる音」だと勘違いし、びびって逃げ出したというエピソードがある。 あちこちに同じような記述が

    「びびる」の嘘語源を正す 「平安時代から」はガセ - 四次元ことばブログ
  • 日本語の諸問題(17) 鏡 (かがみ) の語源 - 小松格の『日本史の謎』に迫る

    鏡(かがみ) の語源について、多くの「語源辞典」は「影・見」からの転説が有力である。「姿見(すがたみ)」からの類推からと思われるが、この説は単なる思い付きの域を出ず、言語学的な論証がなされていない。「影(かげ)」が「かが」と母音交替する例は皆無である。例えば、「酒(さけ)」は「酒樽(さかだる)」とか「酒蔵(さかぐら)」というふうに「え」と「あ」が入れ替わる。これはトルコ諸語に特有の母音調和ほどではないが、母音同化と言えるものである。日語にはこの現象が多い。「金山(かなやま)」「金網(かなあみ)」「金物(かなもの)」「金槌(かなつ゛ち)」などは「金 (かね)」が「かな」に母音交替したものである。 しかるに、「金目(かねめ)の物」とか「金持ち」と言うように、交替しない例もある。これは、もともと日語の「かね」は金 (ゴールド) や鉄などの金属類の意味であったが、後世、貨幣経済時代に入って「

    日本語の諸問題(17) 鏡 (かがみ) の語源 - 小松格の『日本史の謎』に迫る
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