ライターや開発者、ゲームファンで構成される非営利団体CRPG Book Projectは、527ページに及ぶコンピューターRPGカタログ「CRPG BOOK」を無料で公開しています。 このプロジェクトは、RPG専門ゲームサイト「RPG Codex」が2014年に行ったRPG紹介企画“RPG Codex Top 70 PC RPGs”から派生したものです。取り上げられているのは1975年から2015年の作品。古今東西400本以上のPC向けRPGタイトルについてのレビューが、コラムなどを交えながら時系列に沿って網羅されています。 海外での企画であるため、紹介されるタイトルも海外産が主流。なかには『イース』に『ファイナルファンタジーVII』、『ブレスオブファイアIV』、『ルセッティア ~アイテム屋さんのはじめ方~』のほか、『Elona』や『ドラゴンナイトIII』など、オフィシャルに英語版がリリー
最近はすっかり、 「ウィザードリィは(ウルティマと並ぶ)RPGの元祖」という言説が迷信である ことが周知されてきましたが (え、そうなの!?と思われた方は、 筆者が以前書いたウィザードリィの呪文名についての記事や、 ウィザードリィの世界的な知名度の実情についての記事をご覧ください)、 それではなぜ、そういった迷信が生まれたのか…と気になって、 2016年の初めごろからいろんなウィザードリィ関係の書籍を当たっています。 筆者が探した中で、もっとも古いウィザードリィ関係の書籍である 『ウィザードリィハンドブック』(初版1986年4月)の前書きには、 以下のような記述があります。 RPGがコンピュータと宿命的な出会いをしたのは、もう12年も前のことです。 多くのプログラマ達がこの無限の可能性を持つゲームの移植を試み、 そしていろいろな形で作品を造り上げました。 そんな背景の中で、「ウィザードリィ
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