世界最強のアメリカ軍を総べる国防総省の建物、通称「ペンタゴン」はその名の通り、上空から見ると五角形なのですが、その分厚い「外壁」で守られた中庭には謎めいた建物があります。旧ソ連では「最高幹部会議が行われる超重要施設」として常時2本以上の核ミサイルの照準がセットされていたそうですが、その正体は実に意外?なものでした。 さて、この地図の通り国防総省の中庭には小さな建物があります。 大きな地図で見る ペンタゴンの五角形の形は、トラブル発生の際、省内のあらゆる部署に10分以内にたどり着けるという非常に機能的な作り。「戦争」に特化した構造ゆえ、省の中心にあるこの中庭の建物は相当に重要な施設に違いない……と旧ソ連の諜報機関が考えていたのも無理はありません。 実際、偵察衛星の写真を見ると「軍人と思われる一団」が「毎日同じ時間」にこの建物に向かっています。やはり最高司令会議が行われる特殊施設だろう、という