日本におけるパンツをめぐる心理、羞恥心の変遷に詳しい国際日本文化研究センター・副所長の井上章一氏 画像(1枚) 8月2日は「パンツの日」――バレンタインデーのように、女性が意中の男性にパンツを贈る記念日…らしい。 なんでも1984年、奈良県の下着製造会社、株式会社イソカイの前身、磯貝布帛工業が自社ブランド『シルビー802』の商品名にちなみ「8(パン)2(ツ)」の語呂合せから記念日を提唱したことが始まりだとか。 そこ安直!、勝手に制定してるだけ!…とか言わないように。 そんな記念日にちなみ、今回は知っているようで知らないパンツの歴史についてガチで学んでみるべく、『パンツが見える。-羞恥心の現代史』(朝日新聞社刊)などの著作もあり、日本におけるパンツをめぐる心理、羞恥心の変遷に詳しい国際日本文化研究センター・副所長の井上章一氏にお話を伺った。 ■日本でパンツが普及したきっかけ「白木屋パンツ伝説