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ブックマーク / nazology.net (9)

  • 静止画なのにシミが広がる!? 新たに発見された動く錯視「膨張する穴」 - ナゾロジー

    上の画像をごらんください。 ドット中央にある暗い部分が膨張しているように見えませんか? また、それを見ていると、まるでブラックホールに吸い込まれ、暗い穴の中に落ちて行くような感覚を覚えないでしょうか? ノルウェー・オスロ大学(University of Oslo)によると、これは「膨張する穴(expanding hole)」と呼ばれる、科学的に新しい錯視です。 そしてチームの研究により、約86%の人にこの錯覚が発生していることがわかりました。 また「膨張する穴」を見る人々の瞳孔に、不思議な動きが確認されています。 研究の詳細は、2022年5月30日付で科学雑誌『Frontiers in Human Neuroscience』に掲載されました。 ※ 錯視により酔いが発生するなど、苦手な方はあまり凝視しないようご注意ください。

    静止画なのにシミが広がる!? 新たに発見された動く錯視「膨張する穴」 - ナゾロジー
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    naqtn 2022/06/02
  • ミツバチは「鏡の上を飛ぶ」と大変なことになる - ナゾロジー

    ミツバチ「メーデー、メーデー、地面が見当たりません!」 1963年のある実験で、オーストリアの昆虫学者ハーバート・エランは、ミツバチの不思議な飛行特性に気づきました。 湖の上を飛ぶように訓練されたミツバチは、水面にさざ波や波紋が立っていると、対岸までたどり着けるのに対し、湖面が鏡のように滑らかだと、急に高度を下げて、真っ逆さまに墜落したのです。 当時、この結果は、ミツバチが「目に見えるサイン」を使って飛んでいることを示唆しましたが、詳しい原因は解明されていませんでした。 しかし今回、仏エクス=マルセイユ大学(AMU)の研究チームは、より精巧な実験セットを用いて、その謎を明らかにしました。 なぜミツバチは、墜落していたのでしょうか? 研究の詳細は、2022年3月23日付で科学雑誌『Biology Letters』に掲載されています。 There’s a Really Weird Effect

    ミツバチは「鏡の上を飛ぶ」と大変なことになる - ナゾロジー
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    naqtn 2022/05/17
  • 腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー

    ニューロンの起源は腸のようです。 ドイツにあるヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)で行われた研究によれば、脳を構成するニューロンの起源は、消化システムの制御を行う細胞であった可能性が高い、とのこと。 近年では腸にもニューロンがあり、脳との関係の深さから「腸は第2の脳」と言われるようになりましたが、逆でした。 研究によれば、ニューロンの原形となる細胞は最初に消化システムで誕生し、後に脳に転用されるようになったようです。 つまり順番にこだわるならば、腸は第2の脳ではなくむしろ、脳が第2の腸ということになります。 しかし、研究者たちはこの常識を引っくり返すような結論を、いかにして導き出したのでしょうか? 研究内容の詳細は11月4日に『Science』に掲載されました。

    腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー
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    naqtn 2021/11/20
  • 「目がある人工脳」を作り出すことに成功、視神経もあり光�を検知 - ナゾロジー

    人工培養された脳がはじめて世界をみました。 8月17日にドイツのハインリッヒ・ハイネ大学の研究者たちにより『Cell Stem Cell』に掲載された論文によれば、人工的に培養された脳(脳オルガノイド)にビタミンAを加えたところ、完璧に近い目が形成されたとのこと。 新たに形成された目は水晶体(レンズ)・角膜・網膜といったパーツだけでなく、脳細胞と接続した視神経も備えています。 研究を指揮したジェイ・ゴパラクリシュナン教授は「ある意味で、脳オルガノイドは光を見ている」と述べています。 しかし、どうして脳オルガノイドから「目」が出現したのでしょうか? 記事の最後には、今回の研究のカギである「ビタミンA」が持つちょっぴり不思議な性質も紹介しています。

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    naqtn 2021/08/20
  • 「乾麺パスタを折ると3つ以上の破片になる理由」を解明した研究 - ナゾロジー

    乾いたスパゲティは2つに割れません。 両端を持って曲げていくと、中央付近で割れて2つになったかと思いきや、高い確率でオマケでもう1つ「割れ」が発生し、3つ以上の破片になってしまうのです。 この不思議な現象を解明するため、研究者たちはスパゲティーを買い込み、格的な物理実験を行いました。 研究内容はフランスのUPMC(ピエール・マリー・キュリー大学)の研究者たちにより『PHYSICAL REVIEW LETTERS』に掲載され、後にイグノーベル賞を受賞することになります。 さらにその後、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究者たちにより、スパゲティを割るためだけの専用装置が編み出され、数百通りの条件を試すことでスパゲティーを2つに割る方法が確立されました。 研究の内容は学術雑誌『PNAS』に掲載されています。 これらの研究成果をカーボンナノチューブなどに適応することで、最先端の材

    「乾麺パスタを折ると3つ以上の破片になる理由」を解明した研究 - ナゾロジー
  • プログラマーの脳は作業中に”誰かの声”を聞いていると判明! 数学力より音声理解力が重要 - ナゾロジー

    一般の人にとって、プログラマーの持つ知識と技術は別世界のもののように感じられます。 海外の研究者にとってもプログラマーの持つ特殊技能は興味の対象であったようで、古くは1980年代から、心理学的手法を使ったプログラマーの「特別な脳」の分析が行われてきました。 そんな中、近年の急速な神経科学の発展により、MRI(核磁気共鳴)やEEG(脳波測定)を用いて脳活動を可視化することが可能になってきました。 しかし、これまでの研究で可視化した脳領域は、読書ゲームといった日常生活時にも使われる汎用的な領域であり、プログラム時にだけ働く特異的な領域ではありませんでした。 そこで今回、ドイツのケムニッツ工科大学の研究者たちは、プログラム時にだけ働く「プログラム脳」の特定に挑戦。結果は、予測とは大きく異なるものとなりました。 なんと、プログラム時に働く脳機能は数学的能力や論理的推察力ではなく、会話時における相

    プログラマーの脳は作業中に”誰かの声”を聞いていると判明! 数学力より音声理解力が重要 - ナゾロジー
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    naqtn 2020/06/10
    心の中に飼っている rubber duck との会話かもしれない。 https://en.wikipedia.org/wiki/Rubber_duck_debugging / 単に言語機能というわけではなく、読むではなく聴くなのだろうか?
  • 新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明 - ナゾロジー

    新型コロナウイルスに対する最新の遺伝分析が完了しました。 3月初旬に行われた研究では、コロナウイルスは既に3つの型に変異しており、爆発的な感染が起きているヨーロッパではウイルスの新型変異体(C型)が関与していることが示唆されました。 ですが今回、4月に入って行われた新しい分析によって、ウイルスはアメリカ上陸後も独自の変異を遂げていることが判明。また日国内においては、これまで主流だった東アジア型以外にも、イタリアやイギリスでみられていたヨーロッパ型が入り込み、拡散しはじめていることが明らかになりました。 これは、東アジアからヨーロッパに拡散したウイルスが、ヨーロッパ人の観光客などに紛れて、日にUターンしていることを意味します。 一方、中国をはじめとした初期に強い封鎖措置がとられた国では、ヨーロッパ型のウイルスの「Uターン現象」はまだ検出されていません。 日におけるヨーロッパ型の増加は、

    新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明 - ナゾロジー
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    naqtn 2020/04/22
    ライターがいくらか書きすぎている気がするが。論文の主題は subtyping の手法。論文からリンクされている可視化プログラム(とその結果) https://github.com/EESI/ISM
  • イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー

    アメリカ・ウッズホール海洋生物学研究所により、イカは自らの力で遺伝子編集できることが判明しました。 一般的には生物の細胞の核内で生じるRNA編集を、「核外」で行うことができるというのです。 こうした特徴は他の生物には見られず、地球上でイカのみと思われます。 研究の詳細は、3月23日付けで「Nucleic Acids Research」に掲載されました。 イカの神経細胞はセントラルドグマから逸脱していた私たちの体をつくるタンパク質は、DNAにコードされた設計図を、様々な種類のRNAが仲介することによって生成されます。 このDNAを出発点としたRNAの仲介を介して行われる一連のタンパク質生成過程は「セントラルドグマ(中心教義)」と言われており、現代の分子遺伝学の中心となっている原理です。 この一連の過程の中で、最も際立っている存在がRNAです。 Credit: kenq セントラルドグマにおい

    イカは生命の根本原理「セントラルドグマ」を揺るがす存在であることが判明 - ナゾロジー
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    naqtn 2020/03/26
    例外的に核外で RNA 編集できる、と。よりによって(?)軸索で。/タイトルは釣り気味だ。RNA 編集について参考: https://www.sci.hokudai.ac.jp/~yukako/RNA/know.html
  • ホラー映画が「楽しい」理由は「ストレスを瞬時に乗り越えた時の達成感」によるものだという研究 - ナゾロジー

    Point ・人が娯楽のために恐怖体験をするのは、ストレスと見なされる出来事を瞬間的に校正しなおし、それを乗り越えた時の達成感を感じるためだということが判明 ・人は恐怖を感じると、自身に戦うか逃げるかを差し迫る「闘争か逃走か反応」を示すが、これは未知の世界に挑み切り開いてきた人類の祖先の性質を受け継いだものだと推測される ・ホラー系の娯楽は、自分の身体の反応を安全な環境の中で観察できるので、自己認識や恐怖から立ち直る力を高めるのに役立つ ホラー映画好きの人々は、なぜわざわざ憂で恐ろしいシーンを観るために、時間とお金を費やすのでしょうか? この素朴な疑問に10年間向き合い続けてきたのが、ピッツバーグ大学の社会学者マーギー・カー氏です。同氏はホラー映画ファンがよく口にする「だって楽しいから!」というシンプルな回答に満足せず、人があえて恐怖を体験しようとする行動の裏には、「高揚感」や「アドレナ

    ホラー映画が「楽しい」理由は「ストレスを瞬時に乗り越えた時の達成感」によるものだという研究 - ナゾロジー
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