先日行われた歴史コミュニケーション研究会第8回に参加してきた。今回も非常に面白かった。 歴史コミュニケーション研究会第8回:「高校世界史Aの授業をみんなで作ってみる」+「歴史、文化、現代を語るための神話伝承 ―ギリシア・ローマ神話からポップカルチャーまで」 Togetter:歴史コミュニケーション研究会 第8回研究会報告 運営 西洋古典学会のついでに参加できるように会場と時間を塩梅していたのは素晴らしいと思った。西洋古典学会にも参加した方も「東京にくる楽しみが一つ増えた」とおっしゃっていた。 第一部:「高校世界史Aの授業をみんなで作ってみる」 産業革命の導入および進め方についての検討だった。産業革命という言葉は知っていたし、歴史的な意義もわかっているつもりだったけど自分は全然わかっていないことに気付いた。何がわかっていなかったのかといえば「何で教科書の産業革命の重要な発明が紡績機なのか?