県外出身者ばかりで甲子園に勝ってうれしいかって?
今から10年前、高校野球のある地方大会の1回戦で炎上事件が起きた。2012年の夏の神奈川県大会「日大藤沢VS武相」の一戦だ。「サヨナラインフィールドフライ」という衝撃的な幕切れと、判定に納得できない球児らが審判に詰め寄るシーンが高校野球ファンの間で話題になった。取り返しのつかないミスとチームメートの今。10年の時をへて、その当事者が内幕を明かした。(デジタル編集部・古和康行) 「サヨナラインフィールドフライ」 試合が行われたのは2012年7月12日。この年の1回戦屈指の好カードと呼ばれた日大藤沢―武相戦は前評判通り、九回裏まで互いに譲らぬ大接戦になった。 問題のシーンは2-2で迎えた九回裏、日大藤沢の攻撃で起きた。一死満塁から日大藤沢の選手が放った打球はふらふらと三遊間に上がる。審判からインフィールドフライが宣告され、武相の遊撃手がキャッチ。絶体絶命のピンチで一つアウトを取った武相の内野陣
【プロローグ】 <水島本、出せなくなりました。いま水島プロから電話があって 本が進んでるそうだけど出したら訴える、と言ってきて> ・・・・・・・・・・・・・・・ 2022年GW明け、苦労したプロデュース&編集の本が発売になりました。 この<苦労>が超特殊なケースであり、 それはなんだったのか、という記録を、 これからの出版やコンテンツビジネスにおける<許諾> について考えるための参考になるかもと、ブログに残しておきます。 特に出したあとで、 「水島さんが亡くなったタイミングに合わせて、なんですか!?」 と何度か言われました。 そう考えるのも自然だよね、とも思ったので、 いえいえ、全然違うのです、とお伝えしたい気持ちもあります。 『ドカベン』の連載がスタートした72年に 11歳で読みふけっていた野球少年にとって、 (青年誌連載だった『あぶさん』はさすがにコミックを76年の高1から) 水島マン
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地となる新球場「エスコンフィールド北海道」開場まで1年を切りました。隣接してJR千歳線にできる新駅の予定エリアは、まだまだ手付かず。新球場は、開場後の観客輸送に課題を抱えています。 原始林の横に、開閉型のドーム球場「エスコンフィールド北海道」あらわる! 2023年からプロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地となる「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)の建設が進んでいます。 この新球場は同球団を運営する「ファイターズスポーツ&エンターテイメント」(以下FSE)によって「温泉に入りながら」「球場内の醸造所で作ったクラフトビールを楽しみながら」など斬新な観戦のスタイルが提案され、かつ球場の周囲はマンション、商業施設、農園、認定こども園などを擁する「北海道ボールパーク Fビレッジ」として段階的に整備中。これまでにない「世界がまだ見ぬボールパーク
高野連ってどんな組織なの?(冬とか何してるの?):新連載・新人記者(応援団長)が行く(1/3 ページ) 平成生まれの新人記者2人による連載。第1回は、高校野球を運営する組織、高校野球連盟(高野連)について。どんな人が働いていて、どんな仕事をしているのか。あれこれ聞いてきました。
野球で審判が選手を恫喝したのが評判になってるけど、野球の審判って主審塁審含めて映像から自動的に ストライク/ボール、セーフ/アウト、フェア/ファール の判定をするだけで殆どは十分で コリジョンとか判断が必要な場面のみ、人間の審判の判断を交えればいいって事が殆どだよな。 動きが多いサッカーでもゴールラインを割ったかどうかって判定は、ゴールラインテクノロジーによって自動的に判定されるべきって意見も強い。 まして、ほとんど動きのない野球の様なスポーツであれば、機械的な判定で十分すぎる場面が殆どだと思う。 サッカーではVARが導入された事で、得点に関わる場面ではビデオによるチェックと意見が増えて、取り消される事も増えたし 試合のテンポも悪くなると言った弊害はあるけど、ジャッジの内容に信頼がおけるようになって、重要な試合程VARがあるべきという意見が ファンの間では主流になった。野球でも、ビデオレフ
前回お届けした「第90回 都市対抗野球大会」における、ヤマハ硬式野球部×ヤマハ吹奏楽団の戦いぶりに続く、【音楽×野球】シリーズの第2弾は、この夏の熱戦も記憶に新しい高校野球。球児たちの激闘を盛りあげるアルプススタンドの応援合戦は、聖地・甲子園に欠かせない“華”だといっても過言ではないだろう。 そこで今回は、そんなアルプスを彩る「C」の人文字と、幾多の逆転劇を生んできた応援曲「ジョックロック」でおなじみの智辯学園和歌山高校(以下、智辯和歌山)をフィーチャー。同校の教頭を務める吉本英治先生にお話をうかがいつつ、“魔曲”の呼び声高い名曲誕生の経緯と、人を惹きつけてやまないその応援の秘密に迫ってみた──。 苦肉の策から偶然手にした デモ楽曲が起こしたミラクル そもそもなぜ、この『mysoundマガジン』で、智辯和歌山を取りあげることになったかと言えば──。この「ジョックロック」の原曲が、94年にヤ
<MLBオールスターゲーム:ナ・リーグ-ア・リーグ>◇13日(日本時間14日)◇クアーズフィールド 【写真】爽やかな私服姿で「レッドカーペットショー」に参加した大谷 「1番DH」で出場し、特別ルールで1回裏の先発マウンドに上がったエンゼルス大谷翔平投手(27)が、勝ち投手になった。日本選手が勝利投手になるのは2大会連続となった。 1995年のドジャース野茂英雄投手以来となる日本選手の球宴先発マウンドで、1番フェルナンド・タティス内野手(22=パドレス)からの上位打線を相手に14球、3者凡退で退けた。直後の2回表に、ア・リーグはセミエン(ブルージェイズ)の三塁への適時内野安打で先制し、その後もゲレロ(ブルージェイズ)の球宴史上200号などでリードを広げた。 日本選手が米オールスターで勝利投手になるのは、前回19年のヤンキース田中将大投手(現楽天)以来、2人目。田中は2番手で登板し、1回を1安
大リーグ、オールスターゲームのホームラン競争にエンジェルスの大谷翔平選手が日本選手で初めて出場し、1回戦で敗れましたが、延長戦を繰り返す熱戦で球場を沸かせました。 ことしの大リーグのオールスターゲームは、2年ぶりにロッキーズの本拠地、コロラド州デンバーで開催され、12日は前日恒例のホームラン競争が行われました。 ホームラン王争いを独走し、投打の二刀流で活躍する大谷選手は、大リーグ屈指の強打者8人がトーナメント形式で競うホームラン競争に日本選手で初めて出場し、開始前の選手紹介で壇上に上がると、スタジアムに詰めかけたファンからひときわ大きな歓声があがりました。 大谷選手は1回戦の最後に登場しましたが、先攻のナショナルズの若手スラッガー、ソト選手が4分間で22本を打ったのに対して、はじめは高い弾道の打球が飛ばせず苦しみ、途中で45秒間の休憩を取った際には、花巻東高校の先輩でマリナーズの菊池雄星投
「プロ野球やJリーグは観客入れてやってるじゃねーか!なんでそっちにも中止や無観客の要請を出さないんだ医師会は!」という的外れな騒ぎを起こしている連中が居るので解説しておく。 1.プロ野球とJリーグは上位組織や専門家を巻き込んでイベント開催ガイドラインを作り、随時改善しながら1年以上興行を続けた実績があるまずこれを指摘しておきたい。Jリーグ村井チェアマンが発起人となり、プロ野球や感染学の専門家や政府をも巻き込んだ「新型コロナウイルス対策連絡会議」が2020年春に作られ、そこで1から開催ガイドラインを作り、同年夏から試合という興行を再開に持ち込んだ。新型コロナウイルス対策連絡会議は今でも定期的に開催されており、7月5日に第35回目の会合が開かれている。試合開催ガイドラインも随時更新されており、違反したらチームや選手や観客個人にも罰則がある強制力のあるものだ(この強制力が重要なのだが後述)。そし
弱者男性への救いとは、具体的に何か https://anond.hatelabo.jp/20210405201511 解決策は 「女をあてがう」「ドラッグ」「カネ」「平等」「風俗代」 …お前は何を言っているんだ? おれは昨日これを書いた増田だ https://anond.hatelabo.jp/20210405145048 やや露悪的なタイトルをつけたが ついたのはこんなコメントだ 「たのしそう」 「普通にいい人生」 「友だちいるやつが弱者男性なんて呼ばれてるの違和感あるよな」 わかるか? 弱者男性を救うのは何か? お前だ中島 お前が弱者男性を救うんだ お前が磯野を野球に誘うんだ 今すぐ磯野の家に行け 玄関で大声をあげろ 「磯野!野球しようぜ!」 …もちろん磯野は出てこない 当たり前だ 磯野も昔は野球が好きだった 今はなんJを見るだけだ グローブすら持っていない 中島、知っているか? 東京
Sports Analyst Meetupは、現役スポーツアナリストとスポーツ分析に興味のある方の情報共有イベント。ここでは認知科学研究者のなういず氏が、時間割引の視点からどうしてバントは減らないのか、心理学的アプローチから解説しました。 どうして送りバントは減らないのか? なういず氏(以下、なういず):『どうして送りバントをやめられないのか』というタイトルで発表いたします。なういずと申します。よろしくお願いします。 初めましての方もいると思いますので、最初に簡単に自己紹介させてください。私、なういずというハンドルネームで活動しています。Twitterは@nowism_sportsでやっていますのでフォローしてもらえると嬉しいです。サッカーは柏レイソルを、野球は巨人を応援しています。 普段は東京大学の大学院で認知科学を研究しています。研究の中では人間の非合理的な意思決定というものに興味があ
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、オープン戦を無観客で行ったプロ野球。随時掲載企画「迫る」では、試合に携わった選手、首脳陣、関係者らの苦労を掘り下げている。後編は、中継を実況したアナウンサーが登場。普段はかき消されるはずのあんな声、こんな声が聞こえてしまっていた。 無観客試合では、試合を中継するアナウンサーも思わぬ苦労に直面していた。主に中日の主催試合を中継するCBC(TBS系列)テレビの江田亮アナは「ディレクターと『選手が聞いて気分を害するかもしれないコメントは控えよう』と決めていた」と明かす。 ナゴヤDは、放送ブースとグラウンドを隔てる窓がない。静寂の中で実況すると、声がグラウンドまでダイレクトに届く。関係者によると、中日遊撃手の京田は「静かすぎて守備位置から江田アナの声が聞こえた」と話していたという。 1日の中日・広島戦(ナゴヤD)で、こんな“事件”があった。6回2死一塁、中日の
新潟明訓の練習後のミーティング。丸刈りの部員は1人もいなかった=4月、新潟市江南区北山 ※別ページで拡大画像がご覧いただけます。 「礼!」。練習後、新潟明訓の部員60人が帽子を脱いでグラウンドに一礼すると、伸びた髪がふさっと揺れた。丸刈りじゃない。1月、全員で「脱丸刈り」を始めたのだ。 甲子園出場8回。野球漫画「ドカベン」の明訓高校のモデルとして全国に知られる同校が大胆な変化を図ったのは、危機感からだ。昨年、公式戦0勝。「どん底を見た」という指導歴30年超の野球部長、波間一孝(53)にコーチの今井也敏(38)が昨秋、「(丸刈りを)そろそろ、やめませんか」と切り出した。 ◇ 以前から髪形の規則はないが、ほかの多くの高校野球部と同じく、同校も「高校野球=丸刈り」の中にいた。しかし、それが部の力をそいできた面もあった。 中学野球部でエースだった新入生が、「坊主にしたくない」と入部を断っていった。
中日ドラゴンズ応援団の公式Twitterが、球団側から不適切なフレーズがあるとの指摘を受け、応援歌「サウスポー」を当面自粛するとツイートし物議を醸しています。詳細について、中日ドラゴンズに問い合わせたところ、歌詞の中にある「お前」という文言を問題視する声があったようです。 中日ドラゴンズ応援団が使用する、「サウスポー」の中には「みなぎる闘志を奮い立て お前が打たなきゃ誰が打つ 今 勝利を掴め」という歌詞が登場。中日ドラゴンズによると「子どもも観戦する中で、選手を“お前”と呼ぶのはいかがなものか」という旨の意見があり、協議を進めた結果、当面は「サウスポー」以外の応援歌を使用することになったとのこと。 プロ野球だけでなく、高校野球などでも使用されるピンクレディーの「サウスポー」。野球の応援歌の中でも代表的な一曲ですが、中日ドラゴンズ側も「他球団や他の応援歌の中に“お前”という文言が入っている例
新潟県高校野球連盟の打ち出した投手の球数制限の導入について、再考を求めることを決めた日本高校野球連盟理事会。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「(球数制限を)認めないのではなく、(議論をする)猶予が欲しい」と強調した。 再考を求めた背景には、部員不足のチームへの影響の大きさがある。加盟校3971校のうち、約10分の1が連合チームで、約4分の1が部員20人以下。竹中事務局長は「投球制限により試合途中で棄権する学校も出てくる。そこにも目を向けないと」と説明する。 また、公式戦だけ100球以内に制限しても、練習試合や普段の練習で何百球も投げていては障害予防にならない。タイブレーク導入の過程では、球数制限や投球回数制限なども議論されたが、「選手層に差があるので不公平」などとして退けられた経緯もある。
昨夏の全国高校野球選手権記念大会に出場した高知商野球部員が、同校のダンス同好会が開いた有料の発表会に出演したことを日本高野連が問題視し、日本学生野球協会に野球部長の処分案を上申していることがわかった。日本学生野球憲章では、野球部員を商業的に利用することを禁止しているが、ツイッター上で「行き過ぎでは」と、同校を擁護するコメントも寄せられるなど波紋を呼んでいる。 同校などによると、発表会は入場料500円で昨年12月に高知市内で開催。野球部長はダンス同好会の顧問を兼任しており、甲子園で応援してくれた恩返しとして複数の野球部員がユニホーム姿で“友情出演”し、寸劇などを披露した。 高知県高野連は同憲章に抵触する恐れがあるとして日本高野連に報告。同憲章では営利団体の主催活動に協力する際は日本高野連の承認を得ることと規定しており、日本高野連も「好ましくない」と判断したという。 同校は「憲章に対する認識が
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