ニュース GIGAスクール端末の利用進むが自治体間「用途格差」広がる、MM総研調べ 2024.02.16
米国の書籍流通大手のイングラム・グループ(テネシー州ナッシュビル)は4月7日、IT関連書籍出版のオライリー・メディア社から書籍在庫管理を受注するとともに印刷本の流通を段階的にプリントオンデマンド(PoD)に移行していくことを明らかにした(リリース)。同社は出版社向けの電子本/印刷本の一貫した取次・在庫管理ソリューションとPoDを提供しているが、このサービスを利用することにより、オライリーは、印刷コストと在庫負担からの解放を目ざしている。デジタル時代に適応できる印刷本の製作・流通システムが、出版社、書店、印刷会社にとって重要なテーマとなってきた。 どうということのないニュースに見えるが、ここには出版社のビジネスモデルの根幹に関わる重要なポイントが含まれている。つまり、(1)デジタル時代に印刷本の供給をどう行っていくのか、(2)インフラとしてのPoDをどう構築していくのか、ということである。イ
昨日「オンライン出版本を買ってみて」というエントリをアップし、オンライン電子出版の問題点(不正コピー防止のプロテクトによって、かえって本としては不便になる問題)について書いたところ、編集者のMさんという方からメールを戴きました。Mさん、ありがとうございました。 メールには、アメリカのプラグマティック・ブックシェルフ(Pragmatic Bookshelf)社という技術系出版社の試みについて、たいへん興味深い事例が書かれてありました。 http://www.pragprog.com/ ↑The Pragmatic Bookshelf 俺は英語が苦手なので、Mさんの解説をもとにざっと読んだだけなんですが、それでもこの会社がかなりユニークな試みをしていることはわかりました。 まず本の購買ページを見ると、プルダウン・メニューが「PDF+PaperBook」になっており、ほかにpdfファイルオンリー
電子書籍市場の高まりを受けて、自身の著書を電子書籍化したいと考える方は少なくないだろう。では、実際にどのようにすればよいのか。オルタナティブブロガーの高橋氏がその方法を紹介する。 (当記事はブログ「点をつなぐ」から一部編集の上、転載したものです。エントリーはこちら) 前回に続いて電子出版の話です。今回は、自分の著書が絶版状態になっていても、出版社との出版契約が続いている場合に、どうすれば自分で電子出版することができるのか、その方法について書いてみたいと思います。 本を出版するときには出版契約書を結びますが、多くの場合、以下のような内容が入っています。 第○条(電子的使用)甲(著者)は、本著作物の全部または相当の部分を、あらゆる電子媒体により発行し、もしくは公衆送信することに関し、第一次選択優先権を乙(出版社)に許可するものとする。具体的に条件については甲乙協議のうえ決定する。 2.前項の規
「ITに、もはや戦略的価値はない」「ウェブ2.0の無道徳性」などの論文で有名な米国のテクノロジー思想家、ニコラス・カー氏がふたたび過激な書を世に問うている。今回の主題は、『THE SHALLOWS(浅瀬)』(邦題『ネット・バカ』青土社刊)。インターネットへの過度な依存が、わたしたちの脳に与える影響についてさまざまな学問を総動員して真正面から検証を試みた。ネット以前の世界を懐かしむ単純な議論ではけっしてない。電子書籍の普及などオンライン化へのシフトを不可逆的な流れとして捉え、それでもわれわれの思考が浅瀬に陥らないためには何をなすべきか、という考察に溢れている。グーグル、アップルをはぐくんだ現代米国において異彩を放つ著述家に、「ネット・バカ」論の真意を聞いた。 (聞き手/ジャーナリスト、大野和基) ニコラス・カー(Nicholas Carr) 米国を代表するテクノロジー思想家の一人。「ハーバー
『青空プロバイダ』 バージョン:1.8 Android Market価格:無料 (バージョンと価格は記事掲載時のものです) 『縦書きビューワ』 バージョン:0.9.5.7 Android Market価格:無料 (バージョンと価格は記事掲載時のものです) 無料で古今東西の名作がアップロードされている“青空文庫”。iPadの発売もあり、世の中は電子書籍ブームだが、そんなブームが始まる以前から、手軽で、しかも無料で楽しめる電子書籍として人気のサービスだ。 Androidでもこの青空文庫を読むためのアプリがいくつかアップされている。なかでもオススメなのが、青空文庫の書籍データをダウンロードする『青空プロバイダ』と、閲覧ソフトの『縦書きビューワ』だ。 アプリの中にはダウンロードと閲覧の両方が行なえるものもある。だが、書籍のリスト表示や閲覧時のスピードなど操作性の良さで、この2つのアプリが群を抜いて
ブログをePub化しようとしています。 過去に書いた記事等を、そのままePubに出来そうだったので、HTMLファイルを読み込んでePub化するPHPスクリプトを書いてみました。 まだ、全部うまくいっているわけではありませんし、色々問題が残っているのですが、いまのところこんな感じということで。 公開してみることにしました。 たとえば、次のような感じになります。 ePub版:[新連載]インターネット技術妄想論 [第1回] 結局、IPv6ってどうなのよ?! (参考:Web版) 基本的にURLで渡す引数で過去の記事をePub化していますが、過去のHTMLがいい加減なので、結構駄目です。 今後、ePubにも出来るHTMLを心がけながらブログを書くという感じですかね。 ePubはxhtmlファイルなどをZIPで固めたもので、mimetypeのファイルがZIPの先頭で無圧縮状態で格納されている必要がある
オライリー本読んでますか?いろいろ揃っていて、ついつい買っちゃいますよね。でも、価格が高い&厚い&重いの三重苦です。ところが、iPhone版の電子書籍だと600円で買えてしまいます。しかも、場所を取らない。最初は数冊だったのが、今では868冊がリリースされています。 これがO’ReillyのiPhone電子書籍だ!!(写真満載レビュー) - このブログは証明できない。 600円でフルバージョンが手に入るオライリー本ですが、やはりiPhoneであのボリュームを読むのはツライ。そこでオライリーでは、iPadやKindleで読める電子書籍を販売しています。 no title ところが、紙の本と比べてそれほど安くないんですね。iPhone版の600円はやはり魅力です。大丈夫。実はこのアプリからiPadで読めるepubを取り出すことができるんです。特殊なハックというわけではなく、オライリーのサイトで
以前、このような(↓)自炊(=本を自前で電子化)PDF に関するエントリーを書いてみたのですが... -電子化した本に最適!Adobe Acrobat の PDF 圧縮が予想外に便利すぎて鼻血が出たwww -iPadに本を電子化して持ち歩く!PDFのファイルサイズを3分の1にまで小さくする方法 | nanapi[ナナピ] たしかに PDF のファイルサイズは小さくなって、その分多くの本を iPad で持ち歩けるようにはなりましたが、 なにせ 表示が遅い。遅すぎる(↓) で、これは「どげんかせんといかん」と思い、あれやこれや試した結果、 Adobe Acrobat 9 の「ClearScan」機能で OCR テキスト認識すれば OK << という解決策を見つけましたので、報告します。 *1. テキストが多くて、版の大きい本の表示が遅い 表示が遅いといっても、すべての本の表示が遅いのではなく、
まずは下の表を見てください。 Perlベストプラクティス 作者: Damian Conway,クイープ出版社/メーカー: オライリー・ジャパン発売日: 2006/08/24メディア: 大型本購入: 11人 クリック: 153回この商品を含むブログ (155件) を見る |版 / ページ数|B5版 / 513ページ| |スキャン|白黒 600dpi /(表紙のみ)カラー 300dpi| |圧縮前のサイズ|89.2MB| |圧縮後のサイズ|28.1MB| これは前回のエントリー「ScanSnap S1500 の「OCR テキスト認識」に関する 15 の真実」で調査対象にした本(PDF)を、Adobe Acrobat 9(Pro / Standard)を使って圧縮した結果です。*1 前回のエントリーでは、 ScanSnap でスキャンした後に Adobe Acrobat で OCR テキスト認識
ようやくAmazonの電子書籍リーダーアプリ「Kindle(キンドル)」のAndroid版がリリースされました。Kindle for AndroidはAndroidマーケットで無料で手に入れられることができるのでまだの方は一度尾ためになってみてください。 とりあえず今回はKindle for Androidを使って、Amazonのオンライン電子書籍販売サイト「Kindle Store」で無料で提供されている電子書籍をダウンロードして読むまでの手順を紹介します。 Kindle for Androidで電子書籍を購入するには、まずAmazon.comにユーザ登録を行っておく必要があります。Amazon.co.jpではありませんのでご注意ください。 1、アプリを起動し、先ほどAmazon.comで登録したメールアドレスとパスワードを使ってお使いのAndroid端末を”登録”します。 2.登録後、
ソフトバンクを絶賛しようと考えていた。それほどソフトバンクが打ち出したiPad雑誌読み放題サービスの「ビューン」は僕にとって衝撃的だった。今朝から実際に内容を見てみようとアクセスを試みたのだが、なかなかコンテンツがダウンロードされない。アクセスが殺到しているのだろう。それほどビューンに対する期待が高いのだと思う。 2時間ほど待ってやっとダウンロードできた週刊ダイヤモンドの目次をみて愕然とした。中身がスカスカなのである。 特集記事でさえ、全部読むことができない。5分の2しか読めないのだ。あとは書評とかだけ。完全に紙への誘導目的のチラ見せである。 確かにビューンのサイトには「すべての記事が読めるわけではない」と書いてある。 (注) ほとんどの雑誌で発売日当日から主要な記事が配信され、順次更新されていきます。 (配信開始のタイミングや分量は、雑誌によって異なります。) 各メディアについて、全ての
というのが、私の現在の仮説だ。 特に、電子書籍に出遅れた感のある日本の出版社が、どうやって電子書籍業界の趨勢を帰られるか、と考えると、 フォーマットとアプリを押さえ、圧倒的な機能を持たせて、ユーザのベースを奪うことが鍵、と私は思っている。 ちょっと大胆な仮説だし、これだけではイミフメイなので、ちゃんと解説するデス。 1. 電子書籍では、「本」はコンテンツ、フォーマット、アプリ、デバイスの4層に「モジュール化」。 今までのようにコンテンツと流通を押さえても、勝てなくなった。 そもそも、電子書籍化で何が一番大きな事件だったか。 それは、今まで、一つの物理的実体として垂直統合されていた「本」が、 コンテンツ(本の中身)、フォーマット(.pdfとか.azw)と、それを読むためのアプリ、デバイスの4層に 「モジュール化」されたことで、競争環境が全く変わってしまったことである。 この「モジュール化」に
人生は一度だけ。二度目の人生はない。だからこそ一度だけの人生をしっかり生きたい。そんな想いから付けたタイトルです。 裁断機PLUS PK-513Lで雑誌を裁断してScanSnap S1500Mで取り込み、Dropboxで共有してGoodReaderでiPhoneに入れてみた!! [Mac] [net] [iPhone] [今日の楽天] [Shopping] MacとiPhone活用術の一つの完成形として、裁断機の購入をずっと前から狙っていた。去年購入したScanSnapを最大限活用するためにも、雑誌や書籍をばっさり裁断できる家庭用裁断機はどうしても必要なのだ。 家に書類が溢れてしまう最大の理由は捨てられないから。本当に必要なものはもちろん、もしかして必要になるかもというものも捨てられないし、雑誌や書籍に至っては、いつかもう一度見たくなるかも、せっかく買ったんだから、という理由で本棚を占領し
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