参照した地質図の精度や誤差に気づかず、杭が十分到達するつもりで設計した…としよう。 それは仕方ない。 で、その図面を元に積算して下請けや孫請けに○○円でやってね、と契約するのも仕方ない。 でも、不測の事態ってのは起こり得る訳で、設計変更せざるを得ないケースも十分考えられるはず。 近くの工事現場でクレーンが倒れ、現場検証のため3日間通行止めになったりすることもある。 その時、プロジェクト全体の資機材や予算の調達、スケジュールの変更を責任ある人がしなくちゃならない。 欠陥のあるマンションは売らないという強い決意があるなら、最悪、入居予定者を説得してでも完成を遅らせる必要がある。 入居予定者だって嫌とはいわないはず。(通勤通学の都合から、保障を求められるかも知れないけど) 旭化成建設はというと、やはりスケジュールが詰まっており、件のマンションが予定通りに完成しないと、次の現場の着工が遅れ、さらに