文楽協会への補助金凍結問題を巡り、協会側が、大阪市の橋下徹市長との意見交換を非公開とするよう改めて要請したことについて、橋下市長は24日、市役所で報道陣に、「公開ヒアリングをしないなら、税の投入はできない」と述べ、今年度補正予算に計上した補助金3900万円を執行しない方針を明らかにした。 橋下市長は、市長と協会の意見交換を公開で行うことを補助金支給の条件としていたが、協会側は23日、非公開とするよう市に申し入れていた。橋下市長は「文楽協会は税を使わずに自由にされたらいい。大阪市と付き合わない、ということなら歓迎すべきだ」と述べ、交渉打ち切りを示唆した。