お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門 作者:北村 紗衣 文藝春秋 Amazon 大して話題になっている問題でもないが、つい気になってしまってTwitterで言及してしまったので、ブログのほうでも考えを残しておく。 togetter.com 上記のTogetterにもまとめられているように、2月25日から、山内雁琳 (@ganrim_)が北村紗衣の単著『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』に記載されている「歴史修正主義」に関する記述について批判を行うツイートをしている。 Togetterには載っていないが、発端は、高橋雄一郎弁護士による以下のツイート。 北村紗衣「お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード」(文藝春秋)読了。映画音楽演劇と凄まじい量の前提知識を要求する。検索しつつ読むのが大変。p91に「歴史修正主義というのは本来、新史料の発掘や再解釈によってこれまでの
Yoshiko🇦🇺ボーダーレス転職 @divayoshiko ニューヨークタイムズによって、日本はレイプ天国だということが世界に知れ渡った。レイプされた女性の15人に1人しか訴えない、起訴されて罪に問われるのは10人に1人、社会にレイプは犯罪という認識が薄い、日本男性は得してるなど、事態をこまめに書いてくれた。 nytimes.com/2017/12/29/wor… 2017-12-30 10:55:15 Satoshi Ikeuchi 池内恵 @chutoislam 多分海外在住でSNSでだけ日本とつながっていて内なる怒りの感情を亢進させて持て余している人なんだろうけど、英語の読解力が酷すぎる。実際に書かれているのは「日本では女性の15人に1人が生涯にレイプの被害を訴える(米国は5人に1人)」だし、「起訴されても10人に1人は執行猶予付き判決を受ける」。 twitter.com/di
昨年1月のシャルリ・エブド紙事件の時と、11月のパリ同時多発テロの時までは、「世俗主義・政教分離を強制するからムスリムが屈辱感を感じてテロが起きるんだ」と言っていた諸先生方の話を、今後は、よーく吟味して聞きましょうね。ベルギーは政教分離を強制するどころか、移民集団の自由に任せ、放置してきた。それなのに(だからこそ)テロが起きている。なお、植民地主義の過去もなく、人道主義で意図的に移民・難民を受け入れてきた北欧ですらテロが起きている、ということも深く受け止めましょう。 移民コミュニティを放置してもテロが起きる、ホスト社会に統合しようと思想信条に介入してもテロが起きる、じゃ、どうしたらいいんだ、といっぺん絶望するという、正しい学習の過程を進みましょう。 ちなみに「同化主義だからいかん」と米・英・仏の研究でさんざん叩かれていたドイツの移民政策が、結果的にテロを起こさせないという意味では一番うまく
予想通りひどい本だった。山形さんがしばし待たせてから、懇切に書いてくれていた。 編者の議論がとにかく変。支離滅裂に「誤読」して俺様が〜と吠える人こそが、人文社会学の存在意義を疑わしめる原因となっている。社会悪なので、きちんと指摘しないといけない。...
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