【ベルリン共同】ドイツのシュパーン保健相は17日、6月7日から新型コロナウイルスワクチンの接種対象を16歳以上に広げる方針だと明らかにした。各州当局者との会合後に語った。ドイツでは60歳以上の市民や医療関係者、スーパー従業員らが優先的に接種を受けており、ワクチン流通量増加を受けて優先枠を廃止する。地元メディアが報じた。 ドイツは英国などに比べ接種が遅れていたが、最近は1日の接種者が130万人を超すなどペースが上がっている。接種を1回以上受けたのは人口の37%で、2回目を打ち終えた人も高齢者を中心に11%になった。