組織内部でも問題に 2017年10月にデビュー45周年イヤーを迎えた、日本を代表するシンガーソングライター・さだまさし。歌手として活動をする一方、慈善事業にも力を注いでいる氏は、2015年に「財団法人 風に立つライオン基金」を設立。被災地へのチャリティー支援や、被災時に活躍する人材の育成などを行っている。 ボランティア活動などに意欲を注ぐさだ氏には、音楽界だけでなく、政財界から賞賛の声が送られている。ところが、「風に立つライオン基金」の理事の二人が、さだ氏の理念を不意にするような「不正」を行っていたことが発覚した。 <一人一人の小さな思いが、沢山の小さな生命を支えることを信じます。『風に立つライオン基金』はそのための組織です> 同基金の設立理念として、ホームページにはこのようなさだ氏のメッセージが掲げられている。さだ氏自身も理事に名前を連ねているこの財団には9名の理事がおり、代表理事にはY