そんな夢物語を実現した旅館がある。神奈川県秦野市の鶴巻温泉にある「陣屋」。来年で創業100年を迎える老舗だ。 話は2009年にさかのぼる。先代が急逝し、長男で大手自動車会社の技術者だった宮崎富夫さん(40)が跡を継いだ。妻の知子さん(40)は旅館で働いた経験がないまま、出産2カ月後に女将(おかみ)になった。 借金は10億円。どんぶり勘定の経営が続いた結果だった。料理に使う食材の在庫管理があいまいで、むだが多い。経営分析しようにも、紙の台帳しかない。 富夫さんの経験を生かし、目…
思考実験として、全世界の人が同時に、自分の持っているコンパイラやインタープリタなどの実行ファイルをうっかり全部消してしまったとしよう。そうするとそれ以降、ソースコードが残っていても、コンパイラ自身も含めてどのようなプログラムもコンパイルできなくなってしまう。この状況から人類は元のコンピュータ文明を復旧することができるのだろうか? 僕は結論としては、かなり簡単に復旧できると思う。ここではその手順についてちょっと考えてみよう。 コンパイラのバイナリファイルが全部消えてしまった後、復旧のために目指すべきマイルストーンは、おそらくCコンパイラを元に戻すことになるだろう。Cで書かれたプログラムはOSやコンパイラ自身を含めてたくさんあるので、そこを起点にすれば、たくさんのプログラムを芋づる式に復旧していけるからだ。 ほとんどのCコンパイラはCかC++で書かれている。最近のGCCやClangは巨大かつC
よんてんごP @yontengoP まあ実際の所がどうなのかは分かんないけども 本当に、本っっ当に、IT業界に来る新人さんでも、 今までパソコン触ったことない層はいる。 学生のパソコン利用の実情「家庭にはあるのに7~8割がろくに使えない」 - Togetterまとめ togetter.com/li/1164663 2017-10-26 19:14:17 よんてんごP @yontengoP 前もこの手の話で炎上したから誤解のないように云うておくと 別にその事自体はいいのよ、いやよかあないけど、知らないことは今後学べば良いってのは事実だから。ただ想像してほしいのは 「これまで一度も自動車を見たことない人がレーサーになる」 ってのがどんだけ大変かってのは知っといてほしい 2017-10-26 19:16:39 よんてんごP @yontengoP 実際現場で新人さんにつきっきりでマウスの持ち方から
デルとEMCジャパンは2017年10月20日、社内の情報システム担当者が1人しかいない、いわゆる「ひとり情シス」状態にある中堅企業向けのサービスを拡充すると発表した。ひとり情シス状態でITに詳しくない担当者を想定し、必要な知識を提供するeラーニングサービス「ひとり情シス大学」などを提供する。 ひとり情シス大学は全部で150の講座を提供する予定。初級編は「初めてのひとり情シス」と題し、ベーシックスキル、技術スキル、コミュニケーション、ITガバナンスの4分野で18科目90講座を提供する。応用編「ひとり情シスエキスパート」は人材系、開発系、コミュニケーション、思考系の4分野で12科目60講座を用意。3講座から提供を始め、2018年4月から本格的に開始する。 初級編のベーシックスキルの科目の1つである「自社環境把握」は「情報システム部門の担当者に就任したら実施すべきこと」を5日間にわたって解説。「
最近・・・と言うか以前から、いろいろな人と話したりするときにたまに感じることがあって、それはITリテラシーが低いと様々な所で搾取され続けるってことなんです。 もともと年配の人はパソコンを初めとして、IT機器だとかや、そのシステムに弱いというイメージがありますよね。それは確かにその通りだとは思います。 けれども、実際の所、いわゆるパソコンが苦手な人と言うのは、年齢に関係なくまんべんなく存在しています。少なくとも、僕の周囲にはプログラミングとかみたいな技術が必要な職種の人が少ないせいか、マジでそういう感じです。 むしろ、僕みたいにブログをやっていたりとか、ちょっと趣味でガジェットいじりをしたり、その周辺機器関連のニュースをこまめにチェックするだけなのにパソコンの大先生みたいな扱いを受けて、大変に恐縮する場面も少なくありません。 てなわけで、肌感覚として感じるのは全年齢でITリテラシーが高い人と
経済産業省及び独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、今後我が国産業の成長にとって重要な役割を担うことが期待されるIT人材の給与等の実態について、IT関連企業とIT人材の双方に対してアンケート調査実施し、その内容について分析を行いました。本日、その内容を調査報告書として取りまとめました。 背景・問題意識 第四次産業革命と呼ばれる技術革新の進展の中、IT人材は、IT関連業界のみならず、あらゆる産業において必要とされてきており、人口減少とあいまって今後ますます不足することが見込まれています。優秀なIT人材の獲得競争は、業界・国境の垣根を越えて激化しつつありますが、こうした競争を制する為には、IT人材をどう評価し、処遇するかが重要な要素です。 上記の背景を踏まえて、経済産業省は、IT関連業界における給与制度や採用等に関する現状及び課題について把握し、今後の施策の検討材料とすることを目的として
ユーザー企業がITベンダー化する――。これは私が5年ほど前から言い続けていることだが、言い続けるのは本当に難しいと思う。言い始めたころは「木村は何を言いたいのか、全く分からない」との反応。詳しく説明すると「あり得ないだろ」と嘲笑された。で、今は同じ話をすると「今ごろ、そんな当たり前の話を言っているのか」とまた嘲笑されたりする。もうヤレヤレである。 「極言暴論」の読者の皆さんの間でも、ユーザー企業のITベンダー化はもう当たり前の認識かと思うが、いまだピンと来ていない人のために、この記事の前振りとして少し説明しておこう。話は簡単だ。ユーザー企業がビジネスのデジタル化、いわゆるデジタルビジネスに取り組むようになれば、当たり前の話だが、その企業が提供する新たな価値はITサービスとして提供される。 さらに様々な機器がデジタル化されることで、今までITとの無縁だった製造業が“コンピュータメーカー”とな
マイコン世代が“IT弱者”に? “声で操作”の破壊力:半径300メートルのIT(1/2 ページ) テレビを見ていたら、通販番組で「スマートフォン」を売っていました。 通販番組は、ターゲットが“ITに詳しくない普通の人”なので、どうやって売るのかを見るのは勉強になります。面白いことに、イチオシの機能として紹介されていたのは「音声認識」。また、ターゲット層であるシニア世代に、いわゆる「らくらくホン」的なものではなく、普通のスマートフォンの最新機能を勧めていることにも驚きました。 確かにスマートフォンの音声認識を使えば、文字入力も使い方も「話しかければいい」わけで、説明書もいらないかもしれません(音声認識でどこまで操作できるかにもよりますが)。興味を覚えた私は、アップルの音声認識機能「Siri」を本格的に使ってみることにしました。実は今まで、この機能の有効性を信じておらず、ずっとオフにしたままで
https://anond.hatelabo.jp/20170709144510 上記でweb系は違う、主語がデカいなどと戯言をほざく方々が多かったので、web系自社開発者時代のことも記述しておこうと思います。 web系の負の側面や、実際を書くのは珍しい、という声もありましたのが驚きです。皆きっと思い出したくもないんでしょうね。 今時、コネも才能も容姿もトークも何もないのに、アイドルや芸能人やらにになんて憧れるならまだしも、なりたいなどと戯言抜かす命知らずな女の子たちや、酔狂な男の子たちがいうほどいないように(この職業をバカにしているのではなく、それほど才能や生まれ持ったものに比重が置かれることが多いことをいっています) 普通に仕事っぽいこれらweb系に関しては、未だに黎明期のイメージでネットでも情報が語られてるというのも、不思議なものです。ひょっとすれば、ネットの情報というのは、常に3週
少し前、SIerやweb系でITエンジニアをしていたので、現状を少しだけ書こうと思いたった、そこで思ったのは、ここで言われてることが割と最先端で、その他のネットで言われてることはリーマンショック前後くらいの古い認識ということを嫌というほど体感しました。 ここの外で言われてるのは「特定派遣は安定している」とか「web系に脱出するべき」だとか言われてるが、現実は全く持ってそうではなく 特定派遣は来年の秋には廃止になるのは確定しているし、web系は現在もはやレッドオーシャンを通り越してブラックオーシャンと化しています。 以下に示す例を見てなお、それでもITエンジニアになりたいという気合の入った益荒男がいましたら、きっと理詰めと政治とソーシャルエンジニアリングを使ってバリバリのし上がり、ひとかどのエンジニアになれるでしょう、そうじゃない人はこんな業界はやめて、カタギで真っ当な仕事についてください、
IT現場の最前線で働き続ける50代SEが増えている。55歳になるSCSKの舟野真樹氏は、データセンターの効率的な運用を考える企画業務に携わる。「先輩達を見ていて、50代はアドバイザー的なポジションになると思っていた」。かつての想像と異なる現在の仕事に驚きを隠せない。 舟野氏は入社以来、社内の情報システム部門、顧客へのシステム運用のコンサルティングなど様々な仕事を経験した。「システム運用の上流から下流まで経験した。経営層やスタッフ部門の考え方に深く触れることもできた」(舟野氏)。経験を活かして、50代になっても第一線から退くことなく現役SEとして仕事を続けている。 現在の肩書きは「ITマネジメント事業部門 netXデータセンター事業本部 サービス基盤部 第二課 シニアプロフェッショナル サービスマネージャ」。組織を率いる「部長」や「課長」といったラインマネジャーではなく、システム運用ソリュー
世の中には不思議なことがたくさんあるが、特にIT、情報システムの世界は不可解なことの宝庫だ。一種のミステリーゾーンと言ってもよい。それでも私の場合、IT関連の取材経験が長くなったし、IT関係者の話を真に受けないようにしているので、大概の謎は解ける。だが、そんな私でも長い間、どうしても理由が分からないミステリーがあった。 それは記事のタイトルのとおり、「なぜ、あの業界のシステム刷新は軒並み大炎上するのか」である。少しもったいぶらせてもらって「あの業界とは?」の種明かしは後にするが、その業界の名前を聞いた途端に、多くの読者が「確かに」と大きくうなずくこと請け合いである。というか、いろんな業界のユーザー企業を相手にしたITベンダーの技術者なら、既に「当然あそこだな」とピンと来ていることだろう。 実際、歴代のシステム刷新プロジェクトはどれもこれも、よく燃え上がっている。炎上度合いに差はあれど、どん
新卒で製造業に入った。 大学では工学部ではない理系だったので右も左も分からないなりにがんばってみようと思っていた。 悪く言えば自分の能力に絶望して夢を諦めることになり都落ちした気分での就職だったのでやぶれかぶれだったというほうが近いかもしれない。 相性というか、背景の差とか常識の差みたいなものがあって、自分から見ると無駄の多い職場だなあと感じて研修期間が終わり本配属された。 無駄が多いという感想は本配属後も変わらなかった。 本来の業務はいわゆる故障解析で、歩留まりを上げていくのが使命だった。 せっかくだから色んな所に首を突っ込み改善できそうなところは提案をしたり、自動化したり、それらのドキュメンテーションを書いてみたりした。 プログラミングの経験は皆無だったが、理論系卒が工学部に負けられんという謎のプライドでVBAから、Rやら自社製品の解析用環境の割と珍しいタイプのスクリプト言語など(特定
僕は日本でも有数の大企業で、ソフトエンジニアというポジションで仕事をしているが、もう転職をしたほうがいいんじゃないかと考え始めている。 元々、僕は大学を卒業後、ある中小のメーカーに就職した。そこではソフトエンジニアが企画の段階から入り込んで、まず商品企画から出てきた機能のプロトタイプを作り(コードは当然自分で書く)、そのプロトタイプを会議に持ち込んで、この機能はいいか、もっとこうすればいいんじゃないかという議論の上、プロトタイプを作り直しては企画を練り直し、最終商品としてリリースするというのが当たり前の時代を過ごした。要求仕様を確定する前に、プロトタイプを何度も作り、ブラッシュアップするスタイルで仕事をしてきた。それがソフトエンジニアの当たり前の姿だと思っていた。 そこから僕はその仕事をする中で、大企業だったら、もっと高度な制御を行うソフトを書ける人が沢山いて、自分もさらに難しい課題を解く
Day2の大本営発表。 Day2とは"Project Day 2"のことで、東京三菱とUFJの勘定系を統合させた、史上最大のプロジェクトだ。本書は、日経コンピュータの記事を元に、Day2のケーススタディとして編纂されている。プロジェクトマネジメントとシステム統合の文字通り「生きた教科書」といえる。ただし鵜呑むのは禁止な、経営層の大本営発表を元に作られているのだから。「涙の数だけ強く慣れるよ」(誤字ではない)とつぶやきながら読むべし。 Day2がいかにデカいかは、次の数字が物語る。 11万人月 2500億円 開発に3年 6000人の技術者 8万人のシステム利用者 比較のために添えておくと、みずほ銀行のシステム統合(2004.12完了)は9万人月、郵政民営・分社化に伴うシステム対応(2007.10完了)は、4万3000人月になる。Day2がいかにケタ違いであるかがよく分かる。これに加え、チーム
IT Japan Award 2009の経済産業大臣賞(グランプリ)は、三菱東京UFJ 銀行の「システム本格統合(Day2)プロジェクト」が受賞した。Day2の目的は旧東京三菱銀行と旧UFJ 銀行のシステムの完全統合だ。投資額2500 億円、総工数11万人月、ピーク時に6000人の技術者が参画した巨大プロジェクトを、大きなトラブルなく納期どおりに完遂したことが、グランプリ受賞につながった。審査委員会では、徹底したリスクの洗い出し、進捗管理といったプロジェクトマネジメントの手腕が高く評価された。 三菱東京UFJ銀行は、2006年1月に旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が合併した後、しばらく旧2行のシステムを並存させた。二つのシステムを一つにするのが「Day2」だ(図1)。Day2の特徴はその規模にある。プロジェクトに参加した技術者は、銀行とシステム関連会社の要員、IT企業の社員を含めピーク時には6
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