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読み物に関するHamukoroのブックマーク (142)

  • [和訳] Dropboxアカウントのせいで胃潰瘍になった - Qiita

    こちらのReddit投稿 (https://www.reddit.com/r/sysadmin/comments/eaphr8/a_dropbox_account_gave_me_stomach_ulcers/) の和訳記事です。番環境でやらかしかった人シリーズが盛り上がっていたので波に乗って(?)Twitterにヤバすぎる恐ろしい話が流れてきたのをすかさず和訳してみました。やらかしちゃった人というよりはやらかされちゃった人目線ですがいずれにせよそこら辺の怪談話よりよっぽど怖いです。 Dropboxのアカウントのせいで胃潰瘍になった。 皆は誰もが触れたがらない、会社を紐やガムやクリップでつなぎとめている「例のアレ」を見つけたことってある?そういうのって往々にして大型連休前の金曜午後4:45に落ちるし、般若のような様相を呈した上司が「このままだと第二のスターリングラード攻防戦が勃発するぞ

    [和訳] Dropboxアカウントのせいで胃潰瘍になった - Qiita
    Hamukoro
    Hamukoro 2019/12/19
    まくらがいいんだ
  • 山行記録: 聖岳から奥赤石沢へ1000m滑落遭難、100時間後奇跡のヘリ生還(畑薙→茶臼岳→上河内岳→聖岳→奥赤石沢)

    5/1(金)畑薙第一ダムのゲートにある登山事務所へ登山計画書を提出 当初聖岳東尾根を登るつもりであったが、雪が少ないとのことで、夏道で茶臼岳経由へ変更。 16:25〜35 茶臼岳 快晴 茶臼小屋宿泊 5/2(土) 6:20〜35上河内岳 快晴 9:45  小聖岳 曇 聖岳南斜面の急登は氷のように堅い雪の一枚バーンになっており、ピッケル1とのアイゼンの前爪で2点確保でバランスをとりながら、必死で登る。つま先がかかる深さ5cmくらいのかなり大股のカッティングあとがあり、これを伝っていくが、荷物が30kg近くあって重く、バランスをとるのが大変でめちゃくちゃ緊張し疲労困憊した。 11:00〜15 聖岳 霧で雪も降り始め強くなってきたため先を急ぐことにして、不十分な休憩で出発。 11:30 兎岳への稜線の南西側は崖になっているため、北東よりの急斜面をトラバースしながら下っていたが、山頂での休憩がた

    山行記録: 聖岳から奥赤石沢へ1000m滑落遭難、100時間後奇跡のヘリ生還(畑薙→茶臼岳→上河内岳→聖岳→奥赤石沢)
  • もし『蜘蛛の糸』のお釈迦様が光ファイバーケーブルを降ろしたら - わたしのネット

    一 ある日の事です。お釈迦様はいつものように極楽の蓮池のふちを、一人でぶらぶらと歩いていました。池の中に咲いている蓮の花からは、何ともいえないいい匂いが、絶間なくあたりへ溢れています。極楽は丁度朝なのでしょう。 やがてお釈迦様は水面を覆っている蓮の葉の間から、ふと下の様子を見てみました。この極楽の蓮池の下はちょうど地獄の底に当たり、水晶のような水を通して見れば、三途の河や針の山の景色が、双眼鏡で覗いたかのように、はっきりと見えるのです。 するとその地獄の底に、神田タカシという男が一人、他の罪人と一緒にうごめいている姿が目に留まります。神田の様子を見ていると、やがてお釈迦様はよく似た男のことを思い出しました。 その男の名前はカンダタ。カンダタは色々悪事を働いた大泥棒でしたが、小さな蜘蛛を助けた(踏み殺すのをやめてみた)という善行の経験があったのです。それを鑑みたお釈迦様は蜘蛛の糸を降ろし、地

    もし『蜘蛛の糸』のお釈迦様が光ファイバーケーブルを降ろしたら - わたしのネット
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    Hamukoro 2019/02/18
    すき
  • 文系でプログラマーになったけど色々失敗して3年半で会社を辞めた話|denkigai

    2018年12月31日、新卒入社して3年半勤めた会社を辞めた。東京の八重洲にある、フリーペーパーやWebサービスを作る会社で働いていた。いわゆる「文系プログラマー」というやつで、文系学部を卒業後、会社に入ってからプログラミングを覚えた。現在は退職してフリーランスになり、個人で開発しつつ、ずっと漫画を描いている。 3年半のあいだ、大きく分けて2つの失敗をした。 1. プログラミング入門の仕方に失敗した 2. プログラミングを覚えてから何をすればいいかわからなかった 前者の失敗の結果、プログラミングを投げ出して京都に逃亡した。後者の失敗では精神を病み、3ヶ月休職をすることになった。前者は笑い話だが、後者は人生に暗い影しか落とさない。これからプログラミングを始めようと考えている人には同じような失敗を避けてほしい。そういう願いも込めてこの文章を書いている。 ※「文系プログラマー」という表現は適切で

    文系でプログラマーになったけど色々失敗して3年半で会社を辞めた話|denkigai
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    Hamukoro 2019/01/21
    なんだろうこの読後感。さらさらと素敵な文章なのに重いわ
  • 親が毒親だと婚活はガチでキツイ | 結婚物語。ブログ

    結婚するのは、 お母さんじゃない! あなたなんだ!! お母さんの結婚が不幸でも、 あなたは、 結婚して、 幸せになっていいんだ!! 東京と兵庫にある結婚相談所結婚物語。仲人Tです。 さて、当たり前の話ですが、結婚相談所でも全員が結婚して去っていくわけではありません。 2年、3年と長期戦になる方や、私たちの力及ばず、退会される方もいらっしゃいます。 じゃあ、 成婚できる人とできない人は 何が違うのだろう? と所長に聞いてみたら、 一言でバッサリ切られました。 「それはね、ズバリ、 親やな。」 わ、わ、 私もそう思ってたーーー!! オイオイ、責任転嫁かよ!30過ぎたいい大人が結婚できないのを親のせいにするのかよ! うんうん、 そういう意見があるのは重々承知だぜ! ただ、一つ言わせてくれ! そばにいる人の影響って、 結構バカになりませんからーーーー!! 学校でも「あの先生のせいで数学が嫌いに

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    Hamukoro 2018/12/15
    泣いた
  • 渋谷ハロウィンを5年見た感想

    報道や各種メディア、個人が様々な媒体で伝えているこのイベントに対して、私個人のごく私的な見解など、どうしようもない話の一部になるのだろうけれど、 毎年変化があるこのイベントについて5年という節目なので、つらつら書いてみようと思う。 2013年 90年代から00年代にかけ、チーマーやギャル文化があった渋谷も、構成軸となった層の年齢が上がるにつれ、 1人、また1人と姿を消し、サッカーにおける大きなイベント以外で渋谷で騒ぐ大集団はめっきり減っていた。 また渋谷の地価はバブル景気後も上昇を続け、地価/テナント料の上昇により、若者向けの特徴のある店が資主義により駆逐され、 どの都市の繁華街と変わらない、ファストフードチェーンと世界展開のブランドチェーンばかりな町の様相になったのも00年代後半以降である。 個人メディアと言えば、スマートフォンが一定の普及率を達成し、誰もがインターネットメディアと繋が

    渋谷ハロウィンを5年見た感想
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    Hamukoro 2018/11/01
    大学生も覚えたての酒を仲間と楽しむ以外の事は知らないのである。バブル期を経験した方々からは信じられないかもしれないが、収入が劣化した分、 遊びの質も劣化したのである。
  • もしインターネットの1秒が1年だったら - SunPro 2016技術書典

    2016年、インターネットが日中のあらゆる人間に行き渡るようになってから、すでに10年単位の時間が経過しています。今日においてインターネットを支えるネットワーク技術が重要であることは言うまでもありませんが、実際にネットワークでどのタイミングで何が起こり、どれくらいの時間が費やされるのかということを身を持って体感している人は、たとえネットワークに精通している人でも少ないのではないでしょうか?この記事では、1秒というわずかな時間を1年にまで拡大し、ネットワーク上で何が起こっているかを人間スケールでざっくりと解説していきます。 2.1 はじめに たぶんはじめまして。博多市(@hakatashi)です。今回は技術書典向けの小企画として、「インターネットの1秒がもし1年だったら」というだいぶ抽象的で怪しい記事を書こうと思います。 インターネットというのは光の速さを身をもって感じることができるメディ

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    Hamukoro 2018/09/12
    ACK FINがこんなに悲しいなんて…
  • 冷やし担々麺

    自分が昔住んでいた街に、安くて速くて量が多い、店内は暗い感じのこじんまりとした中華料理屋があった。 自分が最初訪問した時は流行ってるとはいい難い。主人が一人で捌ける量の常連がいるような店だ。 店主はメニュー開発が好きなのかいろんなメニューを季節限定で提供していた。 その一つが冷やし担々麺だった。 その店は、細麺のちぢれ面に、濃厚なゴマダレと、ラー油。そして、麺の上にこんもりもられたキャベツの千切りと肉味噌といった感じの冷やし担々麺だった。 一人暮らしで、肉より野菜のほうがコスパが悪いことを知り、野菜をほとんどべない自分にとって、まるでその冷やし担々麺は夏を健康的に乗り切るオアシスのようなものだった。 この店との出会いは、入社したての自分をランチに誘ってくれた社長が連れてきてくれた。社長もこのお店の常連だった。 ちょうど引っ越しをした場所から徒歩で2分、会社からは徒歩で10分というアクセス

    冷やし担々麺
  • 【第10回】お墓の消費者全国実態調査(2018年)

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    【第10回】お墓の消費者全国実態調査(2018年)
  • Engadget | Technology News & Reviews

    Black Mirror’ drops a new trailer ahead of June 15th premiere

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  • あの日ゲーセンで起きた衝撃が20年経って繋がった話 - 編集長の孤独な日々

    自分の人生において青春時代は格ゲーブーム真っ只中だった。 わかりやすく言うと漫画の「ハイスコアガール」。あれは実際の格ゲーを中心に少年から青年時代の主人公たちが描かれる漫画だけど、リアルに換算してたしか彼らと1コ違い位の年だったはず。 とにかく自分のゲーム人生において格ゲーは1つの重要な分野として刻まれている。 ただし、自分は格ゲーはめっちゃ下手だ。好きだけど対戦は未だに怖いしすぐ負けるから基家庭用機でこっそりほそぼそじわじわやる。でも好きだ。KOFは全作やってるし、餓狼もかなりやった。月華の剣士はずっとやってる。ストリートファイターは途中ちょっと飛び飛びだけどそれでもだいたいは遊んでる。 で、自分はヘッタクソなんだけど、友達は違った。 中高と一緒で自分を格ゲーの世界に引き込んだ友達はとにかく強かった。 特にY田はめちゃくちゃ強かった。ゲーセンでやっているのももちろんだが、家にNEOGE

    あの日ゲーセンで起きた衝撃が20年経って繋がった話 - 編集長の孤独な日々
  • 精液検査を受けてきた話

    30代前半、男、既婚、都内在住。精液検査を受けてきたので、その一部始終を余すところなく書いてみたい。誰かの参考になれば嬉しい。 訪ねたのは男性不妊の専門クリニックで、インターネットで事前に予約済み。受付へ行くと、20代と思しき女性職員ふたり組が迎えてくれた。名前を告げると、人確認できる書類を求められ、代わりに問診票と番号札を渡される。以降は基的に番号で呼ばれる。 待合室には夫婦ひと組、女性ひとりが座っていた。壁の外周に向かうように椅子が並べられており、お互いの顔は基的に見えない。プライバシーの面は全体的によく配慮されていると感じた。 さて、問診票である。これは軽いアンケート用紙に近い。既婚か未婚か、子作りを初めてからの期間はどれくらいか、不妊治療に対して抵抗感はあるか、などなど。記入をためらうような項目はまずない。さっと記入し、受付に提出。 記入から5分も待たないうちに、奥の方から職

    精液検査を受けてきた話
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    Hamukoro 2018/04/21
    100人に一人が無精子症…
  • 世の中から本当の「さようなら」が消えてしまったことで起きた、スズキという男の悲劇。

    当の「さようなら」がこの世界から消えた 「さようなら」がこの世界より消えてから随分と時間が経ったように思う。 もうどこを探しても「さようなら」はいないのだろう。当の意味での「さようなら」など絶滅してしまったのだ。 あるのは偽りと芝居がかった「さよなら」だけ、そんな世界に僕らは生きている。 別れの挨拶、「さようなら」の消失は僕たち人間の在り方を大きく変えた。 時代の進み方に伴って人間の在りようが変わる様を「進化」と表現することもあるが、どうにもこの変化だけは「退化」であるような気がしてならない。 ネット社会の隆盛と、SNSの台頭は僕らを大きく退化させたのだ。単純に言うと、僕らの口から当の意味での「さようなら」を奪ったのだ。 まだネットもスマホもSNSも存在しなかった時代、別れとは深刻なものだった。 あるコミュニティから離脱する場合、例えば学校のクラスという場所からの離脱、つまり卒業や転

    世の中から本当の「さようなら」が消えてしまったことで起きた、スズキという男の悲劇。
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    Hamukoro 2018/02/09
    あれはまだ夏の残り香のように蝉の声が聞こえ、木々にも緑色の葉がついていた頃のことだったと思う。誰もが少しだけ寂しさを感じる、そんな季節の頃だった。
  • 答えを示さない「白熱教室」は欺瞞である - ライブドアニュース

    2018年2月1日 9時15分 by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 現役官僚の橘宏樹氏が「白熱教室」の授業方法を疑問視している 賢く博識な学生ほど展開の先が見えて、発言を控えがちになると指摘 全体として仕組まれた茶番に見えてくる感すらあると分析した 意見の分かれる深刻な問題について、学生にさまざまな意見を述べさせ、最後に教授がエレガントにまとめあげる。そうした「白熱教室」スタイルの授業は現在も人気です。しかし英国の名門校に留学してきた現役官僚の橘宏樹氏は「『白熱教室』は『オレの答え』を示さない。一方、英国の名門校はそうした欺瞞を許さない」と指摘します。2つの違いを「パターナリズム」という言葉で分析します――。※稿は、橘宏樹『現役官僚の滞英日記』(PLANETS)の第3章「エリート再生産システムとしてのオックスフォード」の一部を再編集したものです。 ■上下関係を前提に教師がどの

    答えを示さない「白熱教室」は欺瞞である - ライブドアニュース
    Hamukoro
    Hamukoro 2018/02/04
    自分には全く縁のない話だが、読み物として面白かった。懐疑主義ができて無いんだろうなぁ
  • クリスマスオブザデッド - クリスマスオブザデッド(綿貫むじな) - カクヨム

    「なんか、言いたい事とか、ある?」 薄暗くて色々と資料とか機材が散らばっている部屋の中で、私は言った。機材は何だか高そうな雰囲気出てたり、大事そうな資料っぽいけど私にはどうでもいい物なので踏みにじりながら男ににじり寄る。 男は声を上げる事も出来ず、ズボンをじっとりと濡らしてただ私の方を向いて虚ろな目でたたずんでいる。男は身じろぎするが、上半身と下半身は女子高生だった者達に絡みつかれてとても動ける状況ではない。 私はわざとらしく顎に手を当て、にっこりと出来得る限りの最高の笑みを浮かべた。 ひぃっ、と上ずって掠れた声が男の喉から上がる。震えて歯の根が合わないさまは情けなくて、思わずS気をそそられる。 しかし、私はそれよりも怒りに震えている。何よりもこの男の今までやってきた所業が許せなかった。 男に絡みついている女子高生たちも同じ感情を抱いているようで、しきりに殺す、キンタマ噛みちぎって犬の餌に

    クリスマスオブザデッド - クリスマスオブザデッド(綿貫むじな) - カクヨム
  • おかん、おとんへ

    おかん、私、国家資格をとるために来年から講座通うねん。 50万ぐらいするねんけど、給付金?っていうのがあって、 ちゃんと出席して、無事に合格したら半額免除になるらしい。 それでも最初は50万払わなあかんし、途中で諦めたら給付金ももらわれへん。 大変な額や。 でもな、ちゃんと一括で払っても生活困窮せん程度には貯金もしてるから大丈夫。 まぁ、ずっと言うてる引越しとかはしばらくお預けやけどな。 でも、この資格は多分、今のうちのキャリアにプラスしたら絶対にいい方向にいくはずやから頑張るわ。 模擬試験とか見てたら、今の知識でも答えられるようなのが半分くらいあったし、 なんか実技試験もあるみたいやけど、ぶっちゃけうち、対人スキルめっちゃあるから、 知識と要領さえ得られれば絶対に受かると思う。 安心してや、努力はうちのおはこや。 おとんも、「あいつは努力だけはする」って言うてたやろ。 だから絶対に大丈夫

    おかん、おとんへ
  • 街のバグを見つけて歩く

    街を歩く人のために はじめに 街を歩くことが好きだ。 カントみたいに、「毎日決まった時間に正確に」というわけではないけれど、その日の気分でルートを決めて歩く。 私は大学進学を機に上京し、東京に住み始めた。 実家は、海と川が歩いて行ける距離にあって、それだけ言うととても良い感じなんだけど、街灯がほとんど無くて夜に外を歩くには暗すぎる、昼間は学校がある、少し遠いところに行くときは必ず車を使う、といった感じで、街を歩く機会が少なかった。 今は、毎日のように一人だったり友達とだったり、とにかく街を歩いている。 散歩するときの言葉 散歩について考えるときに、勝手に編み出した言葉とか、概念みたいなものがいくつかある。他に使っている人がどのくらいいるのかは知らない。 ・散歩ビリティ 散歩+-ability(接尾語)、散歩可能性。散歩しがいのある街かどうか、っていう主観的な言葉。「あそこは散歩ビリティが高

    街のバグを見つけて歩く
    Hamukoro
    Hamukoro 2017/11/11
    猫が落ちてるっていい表現だな
  • 長文日記

  • 安楽死は、苦痛から逃れる最後の手段ではない

    (この話に登場する人物にモデルはいますが、仮名を使うなどご人とわからないように詳細は変えて書いています) 往診医が感じる、毎日の色、家庭それぞれの色彩誰しも毎日の生活のなかで、曜日の色があるのではないでしょうか。日曜日の空はどこまでも青く、月曜日の道路はどこか灰色、そして土曜日のベランダは日の光が鮮やかな金色。私は実は金曜日の色が一番好きなのです。しかし、その色彩は生死の境を描く、言葉にしにくい色なのです。 私は、自分で通院することができない方々のために、自宅に往診する仕事を続けています。医師が患者の居場所に向かうこの形は在宅医療と言われており、私は患者の苦痛を最小限にする緩和ケアを続けています。 この4年間というもの、金曜日になるといつも80を過ぎた正行さんの診察に向かいます。春夏秋冬めくるめく季節を通じて、私の中ではいつしか「正行さんと金曜日」という特別な色になっています。 正行さん

    安楽死は、苦痛から逃れる最後の手段ではない
  • 旅行の荷造りだけをする

    趣味旅行かばんに荷物をつめている。旅行には行かない。 東急ハンズ、ダイソーなどで便利そうな道具を買う。そして旅行かばんに荷造りをする。そして便利なのかを評価する。旅行には行かない。 旅行代理店でパンフレットをもらってくる。説明は聞かない。その旅程を見て、かばんを選び、荷造りをする。旅行には行かない。 作り終わった旅行かばんを持って出かける。なにかを買うのではない。旅行かばんを手にしたり、引き歩いたりして、街を行く。これは旅行ではない。 駅で電車を待ってみる。いくつも待ってみる。空港まで行ってみる。かばんを手にして歩く。旅行じゃない。 帰宅して、荷解きをする。空になった旅行かばんをきれいにして片付ける。 まっしろなパスポートを見る。やっぱり旅行に行っていない。 いつだって、どこにでもいける。すぐにいける。その練習。あと、まだいかなくていいや、とわかるために。旅行には行かない。

    旅行の荷造りだけをする