関連キーワード Wi-Fi | 無線LAN | 脆弱性対策 | 脆弱性 無線LANの新しいセキュリティプロトコル「WPA3」は、パスワードセキュリティとモノのインターネット(IoT)デバイス保護の強化を目的としている。この新しいセキュリティプロトコルには何が含まれ、従来の「WPA2」とはどのように異なるのだろうか。 IoTは家庭や企業の在り方を変え、2020年までには数百億個を超えるIoTデバイスがインターネットに接続するようになるとの予想もある。IoTデバイスは重要なインフラのコンポーネントとなり、重要なビジネス情報や個人情報を扱うようになる。そうなればIoTデバイスが使用する通信チャネルのセキュリティ確保が必須となる。 現在、IoTデバイスへの無線LAN接続に、最も一般的に用いられているセキュリティプロトコルはWPA2だ。WPA2は、無線LANアクセスポイントと無線LANのクライアント