学術的な視点からは、科学は私たち人類やそれを取り巻く環境、あるいは世界や宇宙の理解を助けるために存在する。実用的な視点からは、しかし科学は問題解決のためのものだ。病気の治療方法の発見など、様々な難題が科学の力によって解決されてきた。 そして科学はついに地球工学という神の領域へと入り込んでいった。気候変動や温暖化などの自然に関する新たな難題を科学的に解決しようという取り組みがなされている。科学者たちはそれに対し、理性的かつ効果的な解決方法を提案しつつも、中にはぶっ飛んだ提案をする科学者もいたのだ。